風のつよい日の夢
昨日、御殿場にいってきました。富士山に向かって
地形はゆるやかに昇っていく場所が多いのですが、
富士山の雄大さを望む北側の窓の多くは閉ざされています。
地元の人には、富士山が見えるのはあまりに当たり前で、
眺めるよりは寒い吹き降ろしの風がふく方向を閉ざすほうを
選んでいるようです。住んでみなければ、何事も解りません。
今日も春風のつよい一日です。海は伊豆までよく見渡せて、
空は雲がさまざまなかたちでひろがっています。
八幡様では流鏑馬が行われます。豊作祈願のための神事、
観光のひとびと、どのくらいわかっているのでしょう。
日常の風景も、またひとつの夢のようなものに思えます。
二頭の犬はにおいを嗅ぎつつ進みます。
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