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台風や地震のニュースに落ち着かない日です。
季節も桜の咲く前に逆戻りのよう。桜の頃には
ずいぶんあったかくなったと思いましたが、
5月の季節に慣れると、却って寒い気がします。
仕事でいいアイデアが浮かばないときは、
やっぱり風邪気味だったり、なにか気がかりなことが
あったり、目には見えない原因があるみたいです。
目の前に現れてくるいいアイデアが、目に見えないことに
左右されるのも、おもしろいことだなと最近は考えます。
人は、何かについて考えはじめると、眠っている間でさえ、
過去の記憶、アタマにインプットされたデータをとっかえひっかえ、
いろいろと結びつけようとすると聴きました。
結局、毎日の経験、見るもの聴くものや味わうもの触れるもの
風の薫りからインスパイアされるのが、私たちのようです。
日々、すこしずつの積み重ね、そこからみたい。
そこで岡本太郎さんの「積み減らせ!」が生きてくるようです。
今日も穏やかに始まりました。海は静かに波が打ち寄せて。
GWに考え事をしていたら、ふと発見しました。
「不安」というのは、実際には「ない」と。
自分がそう思っているだけで、漠然とした不安を抱えて、
なんて、言うのはもう止めにしました。
池田晶子さんの「自分」なんてものはない。を、私なりに
腑に落ちる考え方をしていくと、不安なんて「ない」ことに
思い至ります。おおきな「宇宙」の片隅の「私」は、誰でもない。
仕事でも、大きな視点というのは、一つに「鳥の目線」のような
空から俯瞰して見ることかと思います。実際には、「ない」視点で。
自分も不安も、「ない」って思うと、自然と自由になります。
おぼろげでも、実感としては、確かに「ある」のです。
自分が納得している生活、そこには「不安」はありません。
あっ!「自分」はないのだった。
海辺の町の鎌倉はすこし梅雨の間のような
お天気です。うるおいにあふれています。
普段の建築スタジオに、ギターを置いて
友人のキッズのために、音楽スタジオを開きました。
ただ、アンプとエフェクターと音が表にでただけですが、
音を楽しむのが音楽なので、これでいいんです。
我が家はロフトに向けて天井が高く、壁はしっくい、床は杉板
なので、部屋中楽器のように鳴ってくれます。
その分、音が響きますが、心地よさは格別です。
尊敬する建築家、吉村順三さんは言われていました。
「家のなかに楽器が一つあるだけで、そこには
なにか楽しい感じがする。」と。
楽しい器、家もその楽しい器のひとつなのでした。
よい黄金週間を。
連休第二弾前の金曜、雨降りでした。
すこし、スローダウンには丁度よいお湿りかと。
設計というものを、なりわいとしていると、
相手のかたの、思いをよく聞くこと。
その点から出発することが多いです。
経済とか社会の要求する条件のまえに、
ひとそれぞれの、考えていること、感じていること。
それを、ひとまずよく聞いて体の中、こころの中に
とりこんで、そこからスタートする。
最近のビジネスでは、効率とか能力とか成果とか
いかにあげるかばかりのようですが、
そっちのほうには、行かないのです。
職人さんたちの、無言の背中から教わりながら、
謙虚に仕事に向き合うことからしか、はじまらない。
と、まずは足元を確かめて歩き出す今日です。![]()
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