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力の本たち

仕事の合間に、本のまとめ読みをしていると、あっという間に一日がたちます。

いつ頃からか、本のタイトルに「~~力(りょく)」がつくようになりました。

最近読んだ本でも「悩む力」「本質を見抜く力」チカラのつく本を買っているわけでは

ありません。著者で選んでいますが、いつのまにか力の本が増えていました。

それだけ、ひとがなにかしらパワーを欲しているということでしょうか?

 本を読む動機として、私は何かを得たいと思っています。

力そのものは、自分の内面からしか、湧いてこないと思いますが、

なにかのきっかけや、ものづくりのヒントなどなど、読んで身になった内容が

ふとある日に、「そうか」と一本に繋がることがあります。

 本から得たことも、身につくのは、自分のちからで考えたことだけのようです。

開いた心で、すすんで得るちから。手のひらの上の、ちいさな本からも、

読み手のこころによって、書き手のこめたちからが伝わるようです。

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