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2009年3月

田口壮選手の闘う姿勢

MLBシカゴカブスでメジャー枠を目指していた、田口壮選手。

残念ですが、今シーズンはマイナー3Aからのスタートとなりました。

あらためて、華やかなスポーツの世界の厳しさ、不安定さを感じます。

私たちの住む社会では、実力に応じて仕事をなすことが出来ます。

一方のスポーツ、田口選手の目指す世界では、実力があっても場所が与えられない。

上を目指し、活躍の場所が与えられるためには、他の選手をはじき出さなければならない。

メジャーリーグのダイヤモンドの中にいる選手には、沢山のその場にいない選手の

「野球」への期待が向けられています。

 ご家族と、上を目指す田口壮選手に、心からエールをおくります。

taguchi So.comに、うれしい闘いの結果の 届きますように。

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世代交代の影響

今週後半のお花見を楽しみに、いい気分で行こうと思います。

 設計屋として、自分の家を設計して、住んでおります。当然、ローンをかかえて。

毎年、4月ローンに対する掛け捨ての特約料が引き落とされます。住宅金融公庫が

住宅金融支援機構になり、新しい加入者が減り、現在の加入者の平均年齢も、

平成8年度末の43歳から19年度末で48歳に上がっています。

年齢が上がるということは、ローンを抱えているわたしたちの死亡などの、

保険リスクが上がるという理屈です。よって、今年度から負担増とあいなりました。

 身の周りで、実感として、負担が増えていると思います。避けられないもの、義務で

あろうこと。「消費者庁」の設置が検討されています。市井の消費者の本当の「役にたつ」

役所であること、切に願います。役にたつ所なのだから。

 さきほど、「しぼう」と入力したら「脂肪」と出ました!朝からトホホな月曜日です。

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ブレてもいい心

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散歩の前、犬はソワソワします。じっとなんか、してられない!

で、ブレた写真とあいなりました。

 前にブレない心について、書きました。イチロー選手のバッティングのように。

でも、そのイチロー選手だって、不振のとき、たくさん模索するはず。

ブレるのが、生きてる証拠ですね。あっちこっち寄り道する、犬に教えられもしたりして。

 今度の週末は、桜が満開。はりきって行きましょう。

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水面の心

去年の今頃は、桜が満開でした。今年の鎌倉は一週間ほど先のようです。

桜も木によって違うようで、最近のパターンは一斉に開いていたのに、今年は

ゆっくりとすすむお花見です。すこし冷え込んだおかげで、のんびり行こうと自然が

うながしてくれているかのように。

 打てば響く。心を閉じず、受け入れるには、まず穏やかでいよう。

毎朝、海辺に立つと、空の色を映す水面を眺めています。空模様をキチンと映しながらも、

水には動きがある。人のこころも、相手の気持ちを映しながら、喜びも悲しみも受けて

流れていくように。なんでもない一日の、普通の風景に、目を留めていました。

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山下達郎さんのチケット

昨日、山下達郎さんのライブ、チケットが届きました!かれこれ、30年来聴いてます。

神奈川県民ホールで観るのは、十数年ぶり。人気のホールは、早く押さえないと

公演が出来ないと、ご本人がサンデーソングブックでこぼしていました。

今回は、ドラマーが青山純さんから、小笠原拓海さんに替わりました。まだ、24歳とのこと。

「ドラム王子」と呼ばれて、可愛がられているそうです。なにより、一流のメンバー揃いの

ヤマタツバンド。いい音と、素晴しい歌。ものすごく楽しみです。

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かたちのないものへのあこがれ

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明け方、外に出かけると、粉雪。強い北風に、マフラー、手袋、ダウンの三点セットが

復活。肩をあげて、首をすくめていました。

 形をつくる、設計という仕事。建物の形を寸法と材料をつかって決めるわけですが、

光りや風という、かたちのないものを、上手にとらえて、取り込む仕事です。

建物を使う人々の、気持ちに、かたちは、ありません。心地が良いという感覚自体にも、

かたちがない。その、きもちを、どうやって形にするのかが、生涯のテーマです。

 WBCの選手たち。野球という世界で、体の型(かた)をひとりひとりが持っていました。

プレイスタイル、チームカラーというのも、実体はないけれども、

トレーナーやマネージャー、スコアラーといった裏方の方々を含めて、かたときもちを、

世界一というかたちにしました。夢を、確かなかたちにすること。出来るのですね。

 それぞれが、自分のチームの持ち場に戻って、夢のつづきが始まります。

すこしでも、あやかることができますように。夢とともに。

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勝利を謳う美酒

ここ二日、正直に申し上げて、仕事をしてはおりませんでした。

手は動いていましたが、アタマとココロがプレイボール

普通の方々であれば、当然勤務時間です。今回ばかりは、自営業でよかったと心から

感謝しております。野球に興味のない方、お酒を嗜まれない方には、お伝えようのない

WBCの宴。きっと、たくさんの方々が、書かれていることでしょう。

 野球という心理戦。小さな白球を、大の男が追いかける、ダイヤモンド。

海の向こうの出来事を、こんなに身近において、楽しめたのは初めてです。

経済対策より、効き目のある試合。その余韻を飲食という経済活動に替えに

 今日からは、みな平常心で、通常業務に戻りますように。勝てて、本当に良かった。

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かつての、野球少年の夢に捧ぐ。

いい間をつくる

早朝、外に出ると、冷たい風に粉雪。じきに止みましたが、個人的な初雪でした。

週末は桜の季節というのに、しばし寒の戻りのよう。桜も今年は、ゆっくりと開いて

すこしながく、在ってほしいものですね。とかくこの世は世知辛いし。

 間を空ける、間が悪い、間抜け。間をとるという時、その間は単純に、時間をとるという

ことだけではないように思います。人が間をとる時、そこには気持ちが入るのでした。

スポーツの中の「タイム!」、「待った!」 何もない間にも、試合の流れを変えたいとか

空気を読む、気持ちが「在る」。人のことを、人間という日本。いい間をつくるすべを

よく知っているのだと思います。よい間をつくる、WBC。日本の間で行きましょう。

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笑う心の在り処

東京マラソン、終わったあとの後片付け。大きなイベントのあとには、たくさんのゴミが。

いつもの、野外フェスやイベント。謳い文句は素晴しいし、最近は環境がテーマになって

それ自体は良いことと思います。ただ、そこに現れる祭りの跡。どうしてもそこに目が

いってしまいます。全体を俯瞰して、マイナスになるようなイベントのあり方を見直す目。

当事者の苦労はさておき、別のやり方で掛け声倒れにならない方法を探します。

 花が咲く、という意味が笑うの中にあるそうです。古の人は、花が開くのを笑うと捉えて

いたのでした。そういう、まなざしを持って生きたいものですね。

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待つ休日の段葛

昨日とは打って変わって、曇り空。低く雲が流れていきます。風が強く波高し。

甲子園では、雨で高校野球も順延だそうです。

 ここ最近は、桜の開花宣言が出てから、5日ぐらいで満開になっているとのこと。

以前は平均8日ぐらいかけていたそうで、21世紀になってからはせっかちになってきた。

温暖化というのも、たくさんの意見があって、なにが本当なのか、自分なりに考えて

いくべきだと思います。建築も、これからは車や電気製品と同じレベルで、省エネルギーが

語られ、考えられ、要求されることになるようです。そういう分野の勉強もしていかないと。

 桜咲くのを、待つ今。すこしゆっくりと、静かに過ごしましょう。鎌倉の喧騒から離れて。

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一歩下がって 開くココロ

桜の咲く前、我が家のある坂を降りていくと、木蓮の花が咲いています。

すこし冷えた朝にも、すこしずつ開いて、春分の日に満開です。

毎年、確かな春の始まりを告げてくれていました。

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  花が開くように、心も開けるといいですね。わたしたちの傍らに、ある木々。

木々に寄り添う人々。たくさんの「自分が!自分が一番に!人より先に!」を

するのも、悪くはありません。人によると思いますが、気がつくとそこにいて、

一歩引いたところで、両手を開いて出迎える。そんな、心持でいられたらいい。

 オープンマインドで受け取る、春の休日の充実を。

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お散歩王の帰還

今朝は強風のなか、砂つぶてと波しぶきに立ち向かってきました。

由比ガ浜では、ウインドサーファーが矢のように右往左往すっ飛んでいます。

 休日の朝、ご近所の方々によく会います。人なつっこいうちの犬は、

廻りのひとたちに可愛がられ、出かけるときにも「いってらっしゃい!」と手を振って

見送っていただきます。犬のウラオモテのまったくない、純真さが伝わっているのでしょう。

たくさんの愛情のなかで、本当に幸せなことです。

 さて、当のご本人はご満悦。後は朝ゴハンにお昼寝が待っています。

食っちゃ寝王は、高貴なご身分でありました。

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朝日と夕陽のあいだに

今日は小学校の卒業式があります。当事者ではありませんが、

仰げば尊しが胸の中で、鳴っているような気がします。

 昨日、ある発見をしました。自分のすることは、すべて自分のやりたいことである。

と思うこと。やりたくはないと思うより、気持ちの先回りをして、やりたいことに変えてしまう。

人や廻りを変えようとするより、こちら側を変えてしまうのが、一番よいこと。

 なんでもないことのように、転がる石のように。意志をもって、出かけてきます。

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ブレない心 出来るだけ

春のお彼岸に入り、明け方の空には、下弦の月が浮かんでいます。

同じお彼岸でも、去年の月は満月に向かっていました。毎年、同じ季節を通っている

としても、すこしずつ違う景色を見ているのでした。年齢を重ねることの意味、

教えてくれているような春の朝です。

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 年度末というこの時期は、仕事が一段落して、時間が出来ます。

尊敬する棟梁、田中文男さんは、先を読んで仕事を仕掛けろと言われています。

特に、自営業は、仕事が一段落するということは、空きが出来て、売り上げがない。

ということに他なりません。パタっと暇にならないように、仕事を按配しておけ。

本当にその通りなのです。が、身にしみてわかっていないのでしょう。

パタっと時間が空いてから、さてと考える体たらく。なんとかしようと、本気で思えないのは

恵まれている証拠でしょう。どんな仕事でも、と望まれているひとが多い世の中なのに、

春休みモードになれる自分。実がなるように、なにかを結実すること。毎年の課題です。

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 昨夜、スピルバーグとトム・クルーズの「宇宙戦争」を観ました。

侵略者によって、すさまじい目に遭いながら、生き残る。外的な力によって、

変わる家族の物語だと感じました。人はなにか、外からの予期せぬ出来事によってしか、

本質的に変わることは出来ないものなのでしょうか?

いつの間にか、変わっていく小さな自分。目指すところを、見失わずに、

成る丈、身の丈、出来るだけ行こうと思います。

 今日は、WBCを見る日にしまっす。

設計という、はかりごと

春霞、となりはなにをするひとぞ。黄砂も降ってくるそうで、お日様もかすんでいます。

海は白波、強い風が吹きつけていました。足元の犬も砂つぶてに、くしゃみをして対抗。

 資質を問われる設計者として、なにを課題にして仕事をしていくのか。

そのひとつに、計ることがあります。まだ見ぬ未来を、将来を計る。一軒の家を

考えるときには、そこに暮らす家族の、これからを計る。家自体や部屋の大きさ

窓の位置といった、寸法という数を計算し、将来の計画をすること。

 計るには、計り知れないことが隠れています。計り知れない将来を、計る仕事。

はかりごとをする人として、日々精進です。

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緻密さの裏側を学ぶ

朝五時前に起き、WBC対キューバ戦を見ています。散歩も仕事もお預けして。

お預けして、見る価値があると思います。日本野球という技術の集結を見逃す手はない。

 前回の北京オリンピックの敗因の一つに、スコアラーの分析をいかせなかったことが

あるようです。相手の配球の傾向を、活かせた時が少なかった。分析という理屈を、

体という現実の動きに移し変える、技術。日本の野球の緻密さを、今回は発揮出来て

いるように見えます。一球ごとに変わる状況をつかむ。次のプレー、一手先を読む。

 集中する。洞察する。体のちからだけではなく、知力や経験、個人の持ち味を

チーム全体で動かしていく。裏方のスコアラーの、費やした膨大な時間を、体で読み取る力

トレーナーやマネージメントを含めて、緻密な総合力を備えた侍集団。

 野球という、職場。ダイヤモンドの中より、外側から見る勝負。たくさんの学びの場が

用意されていました。

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佇まいの研究

晴れ渡る青空の下、いい波が立っていました。ホリディサーファーがたくさんです。

その波をわき目に、佇む一羽のシラサギ。優雅にゆっくりと方向を変えながら、佇む。

その立ち姿のバランス、すこしはあやかりたいものだと思いました。

 以前に読んだ、「たたずまいの研究」という本。建物にも人にもある、佇まい。

風情だったり、儚さだったり、品の良さ、背筋がしゃんとしている様子だったり、

実に様々なことが感じられます。その、人になにかを感じさせるような、たたずまい。

たたずまいを醸し出す、そのおおもとの静かな力。いったいどこから生まれるのでしょう。

 高校の頃、部活を終えての帰り道、いつもの商店で、すきっ腹をカップ麺で満たしていた

ところ、私の食べる姿を見た後輩が「先輩の食べ方って、なんか鳥っぽいっス!」

「んっ?」と、その時は麺と一緒に、返事を飲み込みましたが、いまだに覚えています。

 鳩が歩きながら、地面をくっくとつつく姿を思い出してみてください。頭が前後にくっくと

動くのです。そんな姿で、カップ麺をすする私は、ひょっとすると「佇まい」というところからは、

とても遠いところにいるのかもしれません。前世は鳥か?と思われる食べ方と

前世が鳥だったら、シラサギの優雅なたたずまい。身についているはずじゃない。

 佇まいを、自分なりに探求する、それなりの休日です。

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永遠のお散歩

春の嵐が通りすぎ、雨上がりの午前中。犬に休日はないのでした。

早く出かけろ!と上目遣いで、見ています。目は口ほどにものを言うのが犬です。

 生き物を飼うというのは、いつか見送る日が訪れることを考えることにもなります。

以前、飼っていた「チビ」を見送りました。外犬だったので、最後までよろよろと

散歩に出ていました。そういう日が、これからあるということ。普通ならば、あと10年は

一緒に生きると思いますが、人生なにが起こるかは、誰にもわかりません。

 飼い主が、先にいくかもしれないし。そう思うと、今日一日は、明日と違う大切な一日。

その日暮らしには、一回限りという条件がついています。日々、是好日。

出来る範囲で、面倒をみようと思います。「覚悟」という言葉の意味を考えて。

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三月弥生の初詣

鎌倉の谷戸では、ウグイスの澄んだ声が渡っていくようになりました。

飛んでいるのは、花粉だけではなく、飛ぶのが本職の鳥たちのみなさんです。

「チョットコイチョットコイ」とコジュケイも鳴いています。

鳴かず飛ばずの日々、鳥たちをお手本に、春二番に負ケズに向かいます。

 昨日の朝、十六夜月(いざよいつき)が、稲村ガ崎の上に昇っていました。

十五夜の満月の翌日、ためらいがちに(いざようように)でることから、この名前だそうです

(ほぼ日手帳、旧暦のしおり)より。日本人の、季節を読む心。すこしでも、受け継いで

いけるとよいですね。

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 仕事で都内に向かい、今年果たせずにいた初詣、済ませてきました。

「江戸っ子だってねぇ」 「神田の生まれよ!」の神田明神。

健康と商売繁盛、図々しくも三月にお願いしてきました。

都会の真ん中、ぽっかりと明いた静謐な場所。陽射しの中、寛大な神様のこと。

今年も面倒を見てくださると確信しております。

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便利な世の中の、アナログ

昨夜、仕事を仕上げ、先方にメールをしたところ、急遽図面が必要というお返事。

というわけで、久しぶりに世間の、通勤時間帯に電車に揺られてきます。

 四半世紀前、働きはじめた頃は、まだファックスがありませんでした。!!!

図面もトレーシングペーパーに手書き。コピーは青焼きで、アンモニアの匂いでした。

いつしか、図面もCAD(コンピュータ・エイディッド・デザイン)になり、大量のデータも

メールで瞬時に飛んでいくようになりました。CADを始めた頃は、まだフロッピーディスクに

保存して、持参していました。当時は、今より多くの時間を費やして、情報を持ち歩いて

いたんです。仕事で若い人!と話すと、フロッピーディスクを知らない世代がいて、

初めて買ったのは、レコードではなく、当然CDです。今や、音楽も配信の時代。

ですが、アナログの音や、手書きの図面をリアルに感じられて、今のデジタルの恩恵も

味わえる、よい世代に生まれた私たちは、恵まれています。

 空気を震わす、ギターの音圧や、歪みのある音色。考えるスピードに合った、手書きの

図面たち。いいものを残しつつ、新たな仕事に向かえるのも、ありがたいことでした。

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こういう、隙間産業のような、寝場所。動物的勘。?

アナログを通り越して、電気のない、原始の感覚を持っているやからがおりましたとさ。

朝焼けに続く

満月の今日、素晴しい朝焼けが広がっていました。

鎌倉は、南に海がひろがり、東の空は朝焼け、(当たり前)

稲村ガ崎の先に夕陽が沈みます。

まだ、空気はひんやりとしていますが、に向かって着実に季節は歩んでいます。

 毎日、続けることの意味、意識しなくても自然と自分に還ってくるように思えます。

繰り返していくことで、だんだんにわかってくること。そのことを、「繰り返し」と呼ぶのでしょう

財産は、金銭や不動産ではなく、目に見えぬ、けれど確かな実感として、自分をかたちづくる

もの。元手として、ココロとカラダ与えられています。今日も、日が暮れて、また夜明けが

くる。当たり前の繰り返しが、たとえようのない生命の不思議に繋がっていることを、

朝焼けに続いて感じていました。

 理屈やスローガンより「継続は力」、その力はどこからやってくるのか。

つくづく不思議なものだと思います。

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卒業シーズンをおくる

鎌倉では、朝の雨も上がって、中学校の卒業式があります。

遠い昔の「仰げば尊し」、あの頃は花粉症もありませんでした。

 学生の時の、季節や時間の感覚は、もはや思い出せません。

部活の合間、夏草のにおいの中、木陰で休む。冬の帰り道、とぼとぼと

だべりながら。今より、単純に見えていた日々でした。

 おくる季節、は新たな始まりの季節です。移り変わる季節に、不易なものを求めて。

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コロコロと変わるココロ

人が疲れているとき、気持ちを察することができないことはある。

人を責めるのも簡単。言いたいこと、勝手に言うのも簡単。

説明責任という言葉に表れているように、何でも言葉にして、説明し、

黙っていたりすると、逃げていると追い討ちをかける。

 なんでも言葉に出来ると思うのはおかしい。なんでもお金で買えるわけではないのと

同じように、口を開きたくない日、考えたくない時間は、確実にある。

 吉本隆明さんの、沈黙から始まる言葉。口を開き、言葉を垂れ流すよりも、

黙って「考える」。移り変わる気持ちを、日々刻々と変わる、朝日や波の音が、

「それでいいのだ」と、背中を押してくれています。

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真剣勝負の現場

昨夜のWBC対韓国戦には、すさまじいものがありました。

真剣な日本選手の顔には、隙がなく、ナインの表情には、笑顔はおろか、

一瞬のゆるみさえありませんでした。プロの仕事場である、グラウンドの中で、

ダイヤモンドを駆ける日本代表の姿。真剣勝負の恐さと勇気。球史に残ると思います。

あやかって、ひとりの野球好きな男も、真剣な面持ちで、建築の現場に出かけてきます。

 月がに見える、日曜日の朝でした。い く ぞ !

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球春と、映画のちから

明日の日曜日は、仕事で現場調査に出かけることになりました。

なので、今日はなーーんにもせず、買い置きのおもしろそうな文庫本をかかえ読みする!

と昨夜のうちに決めました。テレビでウイル・スミスの「幸せのちから」を見ながら、

働ける幸せと健康に感謝して、うるうると映画のちからを感じていました。

 前の晩に、DVDで「ラスベガスをぶっつぶせ」を見て、砂漠の中のネオンの光りの渦の中、

一度は身を置いてみたいと思っていました。そう思っていた時に、MLBシカゴ・カブスの

キャンプに参加している、メジャー・リーガー田口壮選手が丁度試合でラスベガスに。

田口さんのブログの中、野球選手の「人生がギャンブルなので、ベガスでギャンブルは

しない。」にクスっと笑いました。日本では、WBCが話題ですが、広いアメリカの砂漠の

ホテル、ひとり佇む田口選手の心持に、共感する球春です。

 WBCの第一ラウンド、開幕戦。王さんの始球式、投げる姿と、イチロー選手が

全力疾走で守備位置にむかう姿に、それだけでジーンとしている春がやってきました。

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続いていく、日々の設計

啓蟄の晴れ間もつかの間、雨降りで始まった金曜日となりました。

今日の雨を見越して、昨日の朝夕2回、海まで犬散歩。昼間にも出かけて、いい運動です。

 よく、寝だめは出来ないと言われます。食いだめも。犬には、散歩のストックが無理。

毎日、なにかしら外に連れ出さないと。余裕を持たないと、生き物の世話は難しいものです。

 最近、楽しみのあとさきについてよく考えています。旅に出るとき、行き先を考え、準備を

する時間。旅先から戻り、振り返る時間。旅の前後の時間というものも、楽しみの時間。

いわば、行き先を考えたときから、その旅は始まっているといえます。帰ってからは、

記憶の旅が始まる。身近なことで言えば、映画を観に出かけたり、美味しいものを食べに

出かけること。その前後も、同じ楽しみの時間。大きな時間の流れで、日々を見れば、

毎日が楽しみで繋がっているとも言えます。たとえ、ささやかな楽しみでも、続いていくことに

変わりはありません。自分に都合のよいように、考え続けていれば、いつかまた違う場所に

いて、違う楽しみに出会うことがあると思います。

 設計の仕事も、日々の暮らしの設計も、楽しみの設計も、犬との散歩をいつにするか、

そんなことも、すべてが私にとっては等価です。 よい週末を。

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雲の流れに続く

朝から日が射して眩しい始まりです。相変わらず、足元の犬はあちこち寄り道。

現場に出ると、雨や風が強い春を実感します。芽吹く春は、変わる季節の動きが

教えてくれました。

 外仕事から戻ると、デスクワークのペースが上がります。体を使って仕事をしてくると、

体の一部のアタマの中もよく動くようになる。廻りの風景も、刻々と変わっていくなか、

人も自然の波に乗っていきたいものです。

 今日の由比ガ浜は、大島が見えていました。雲の流れは、南風に乗って、

陸に向かってひろがりながら続いています。様々な流れのなか、五感を活かして

弥生の季節を過ごしたい、木曜日の朝です。

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ココロの水平線

昨日のみみの日。誰もいない由比ガ浜の浜辺に佇み目を閉じてみました。

聴こえるのは潮騒のみ。いつの間にか、雑念がすーっと消えていました。

いつもと変わらぬ海ですが、雪の降り出す前の、まだ薄日の射す朝のひととき。

いい経験をしました。また思い出した時に、目を閉じてみます。

仕事に出かける前の、贅沢がまたひとつ増えました。

 会社勤めから自営業へ。つくづく自営業が性に合っていると、思えます。

憂鬱な月曜日の、その憂鬱さ自体、もう思い出せません。そんなに嫌な感覚だったかどうか

すべて自分で、持ち時間を決められる、本当の自由。好きな設計を仕事にする幸せ。

 通勤電車に揺られて、心もグラグラ、ガタゴトの日々。今の水平なココロからは、

どうにも思い出せないほど、遠いものとなりました。

 「不安」というのは、言葉でしかない。ないと思えば、実際 「ない」 としか言えません。

目を閉じて、耳を澄ます。そんな、ひとときから、はじまる日、大事にしていこう。

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不自然な自然体

ひな祭りの今日は、33耳の日でもあり、民放ラジオの日でもあります。

仕事場では、いつも81.3JWAVEが流れています。

 昨夜、ダイアン・レインの映画「ブラックサイト」を見ました。

ネットの世界の底知れない「闇」を描いています。パソコンの画面は

視覚の世界。五感の中でも、脳に占める割合が大きな目。

 より刺激的な視覚の世界、頭でっかちになりがちです。

目を閉じて、音楽を楽しむ。季節感を目で味わう。手を使う、足で稼ぐ。

そのためにも、今日の現場や犬の散歩、自然体で過ごそうと思います。

 耳をすますこと。言葉をきちんと聞くこと。見た目に行きがちな現代、

ほかの感覚による、別の感じ方をすることで、すこし自然を取り戻したいものです。

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なにか、言いました?いつも、自然体のひとたち。

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出かける好日

久しぶりのルーティーンメニューに戻って、朝の日の出に間に合いました。

花粉が飛び交う中、今日から三連チャンで現場に出ます。

デスクワークばかりしていると、アタマもカラダもバロンチェアのかたちに

固まってしまいます。外に出て、自然に体を動かして働くと、お頭もよく働きます。

お腹も自然と減って、ご飯もおいしい。(いつもおいしいのですが)

 三月にはいって、段々と暖かくなれば、自然と心身ともに明るくなるのが人間です。

「まだ季節浅く、逆戻りの天気もあるわ。やっと気づいてくれた、その心のゆくえのように」

いつもこの季節、ユーミンの「まぶしい草野球」がココロの中に響いてます。

 はたらく草野球中年より。

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弥生の季節

弥生三月は雨降りで始まりました。ウェザーニュースのポイント予報を

チェックすると、午後には止み間があるようです。

犬を飼うようになってから、よりお天気には敏感になりました。

雨降りでも、なんとか小降りの時間やら、すこしの止み間をぬって、

犬の散歩をするために。雨だれを見つめながら、瞑想にはいる奴がいます。↓

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犬にも、気持ちがあって、散歩に出られないときは、不服そうな顔をします。

相手をすれば、うれしい顔に変わります。

 人との関係も、口のきけない犬と接するように、相手の気持ちを察することが

すこしでも出来たら、とときどき思うようになりました。を待つ一日に。

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