ココロの水平線
昨日のみみの日。誰もいない由比ガ浜の浜辺に佇み目を閉じてみました。
聴こえるのは潮騒のみ。いつの間にか、雑念がすーっと消えていました。
いつもと変わらぬ海ですが、雪の降り出す前の、まだ薄日の射す朝のひととき。
いい経験をしました。また思い出した時に、目を閉じてみます。
仕事に出かける前の、贅沢がまたひとつ増えました。
会社勤めから自営業へ。つくづく自営業が性に合っていると、思えます。
憂鬱な月曜日の、その憂鬱さ自体、もう思い出せません。そんなに嫌な感覚だったかどうか
すべて自分で、持ち時間を決められる、本当の自由。好きな設計を仕事にする幸せ。
通勤電車に揺られて、心もグラグラ、ガタゴトの日々。今の水平なココロからは、
どうにも思い出せないほど、遠いものとなりました。
「不安」というのは、言葉でしかない。ないと思えば、実際 「ない」 としか言えません。
目を閉じて、耳を澄ます。そんな、ひとときから、はじまる日、大事にしていこう。
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