« 勝利を謳う美酒 | トップページ | 山下達郎さんのチケット »

かたちのないものへのあこがれ

Img_2931

明け方、外に出かけると、粉雪。強い北風に、マフラー、手袋、ダウンの三点セットが

復活。肩をあげて、首をすくめていました。

 形をつくる、設計という仕事。建物の形を寸法と材料をつかって決めるわけですが、

光りや風という、かたちのないものを、上手にとらえて、取り込む仕事です。

建物を使う人々の、気持ちに、かたちは、ありません。心地が良いという感覚自体にも、

かたちがない。その、きもちを、どうやって形にするのかが、生涯のテーマです。

 WBCの選手たち。野球という世界で、体の型(かた)をひとりひとりが持っていました。

プレイスタイル、チームカラーというのも、実体はないけれども、

トレーナーやマネージャー、スコアラーといった裏方の方々を含めて、かたときもちを、

世界一というかたちにしました。夢を、確かなかたちにすること。出来るのですね。

 それぞれが、自分のチームの持ち場に戻って、夢のつづきが始まります。

すこしでも、あやかることができますように。夢とともに。

Img_2925

« 勝利を謳う美酒 | トップページ | 山下達郎さんのチケット »

K設計室の日々コラム」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: かたちのないものへのあこがれ:

« 勝利を謳う美酒 | トップページ | 山下達郎さんのチケット »

2018年10月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31