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遠い台風の影響で、波の高い海。ホリデーサーファーが横並びに大勢いました。
午後から下り坂のお天気。多目の雲の彼方から、朝日が昇ろうとしています。
仕事のフィニッシュに向かうとき、ついココロが急いで、ぞんざいになる時が
あります。ここまで出来たから、いいかと筆を置きたくなるとき。
それまで、よくやってきたので、満足しているのですが、本当はそこから先、
伝えるための作業が、実に大切なのでした。
考えた案を、きちんとしたわかりやすい答えに、作り直すぐらいの、丁寧な感覚が
いります。その中で、より大切にして伝えたいことを見つけて、やわらかくまとめる。
限られた時間の中で、どこまでやわらかさを保ちつつ、きちんと丁寧に向き合うか、
ここ数日、心がけて創ります。
昨日は懸命に仕事をこなして、時間をつくって、横浜の東急ハンズへ。
店内には、クリスマスのオーナメントや、忘年会のかぶりものが、たくさんありました。
それらをわき目に、地味な模型材料の売り場へ。足りないものを揃え、木材の売り場で
バルサのシートや細い加工材を手にして、とんぼ返り。待ちかねた犬の散歩へ。
設計コンペにかける時間を作り出すため、の駆け足でした。
年末に向けて、そこかしこでイルミネーションが光り輝いています。
最近は、ブルーの光りが増えてきました。寒色ではありますが、
光りとしては、☆に近く、これはこれで◎です。
巷に溢れる、光りの数々。提案するプランにも反映させて、いい師走を
迎えたいと思う朝でしたとさ。![]()
雨降りの中、犬散歩と郵便を出しに出かけて、暗がりの中戻りました。
多分、週休二日が定着してしばらくしてから、水曜日はノー残業デーという
ことにする会社がありました。一週間の真ん中、早めに帰って木、金がんばりなさい。
ということからはじまったように思います。
仕事は基本、続いていくもの。力を入れる勘所と、ルーティンワークで進める日。
図面の中でも、建築は予算や仕様、材料、構造などハードな部分がほとんどを占めます。
いわゆる目にする、表面のカタチのデザインをソフトとするなら、固い部分が大半です。
そこのところは、一定の流れを持って進めることが出来ます。
言葉は悪いですが、仕事を流すこと。メリハリをつけ、よりよいものづくりをするための
流してする仕事。瞬発力をえるために、地道に、アタマをすこし休めつつ、
今日は「流す」水曜日です。
仕事に明け暮れた三連休でした。よいプランが出来たので上機嫌です。
設計のプランを練るとき、最初はなかなかうまく進みません。
敷地を見て、周りを眺めて、持ち帰って、ある直感でこういう風にいかないか?
と考えた方向性を、手を動かして探っていきます。
様々な条件を加味していくと、浮かんだかたちが、次々にダメ出しされて
行き詰まります。うんうん唸りながら、それでも考えていくと、ふと解ける案の兆しが
現れる瞬間が訪れる。これなら、なんとかいけそうだ!と思う時は、自然に来る。
このときは、やはりココロがフラットに受け止められる状態なんですね。
アタマの中がそのプランで一杯になって、これしかない!というかたちが出来る時は、
うまくいかない失敗を重ねて、邪念が消えたとき、平常心になれた時です。
いつもそんな気持ちでいられないのが、私たち。それゆえの「平常心」に
なるたけいられるように、また今週も地道に行きます。夜明けが来るように。![]()
勤労に感謝する前に、お風呂の湯船につかる有り難さに感謝する冷え込みでした。
家作りにおいて、肝心なことの一つに、水廻りがあります。
水廻りとは、台所、洗面、浴室、トイレなどのこと。
特に、浴室という場所には気を遣います。なぜなら、そこでは人が裸になるから。
生まれたままの無防備な姿に、タイルや石は冷たいものです。
温泉旅館ならいざしらず、普通の家の、ささやかなお風呂には、
木の温かみがほしいものです。日本人の感覚が優れているのは、日本の木の
肌触りを知っているからでしょう。木の香りや、素足に触れる木の感触を
誰でも心地よいものとして記憶しています。
このお風呂は、木曾の槙の浴槽と檜の壁、天井にコルクタイルです。
浴室用のコルクタイルは厚みがあって、乾きも早く、なによりとてもよい感触です。
木の浴槽や壁は、換気に気をつけて、すこしこまめにお掃除さえすれば、
結構長持ちするものです。なんでも、手間いらずの世の中、すこし手をかけて
本物の居心地のよさを、求めてみようではありませぬか?
まだ暗いなか、しゃっきっと起き出して、待ちかねた犬にリードをつけ、海へ。
冬の朝が、このパターンになってもうすぐ四年目になります。
冷え込むと、空気が澄んで、美しい朝焼けが見られます。
えもいわれぬコントラスト。潮騒のなか、じっと静かに眺めていました。
日によって気分も違えば、明け方の景色の感じ方も移り変わります。
考え事をしている日には、風景に目をやっていても、ココロはどこかに置き忘れたかの
ように、思えたりもして。同じような朝ですが、こちらの思いには関係なく、自然は
冬支度の真っ最中です。これからの数週間は、冬の朝にふさわしい、キリリとした
クリアーなアタマで、いい仕事が出来ますように、星に願いつつ過ごします。
ハードな仕事を一日、目一杯してやっつけて、ワイン屋さんへ直行![]()
鎌倉の名店deux mille deuxさんで、頼んでおいた新酒を二本受け取って
文字通り、飛んで帰りました。今年は頼むのが遅くて、白ワインのほうは
売り切れて、三兄弟から二兄弟になりました。
マスターのお話では、二本飲み比べたところ、イタリアのノヴェッロは
さわやかな新酒らしいもので、ボージョレは、飲んでいくうちにタンニンが感じられて、
二回味わえる出来だそう。昨夜は、イタリアをいただきました。
よい口当たりに、ひろがる香り。チーズやパンにもぴったりと寄り添う、いい味わいでした。
日々の疲れもどこかへ消え去り、穏やかな夜に、秋の恵みをいただきました。
朝の寒さが、冬の訪れを連れてきました。そろそろダウンの出番です。
小さな増築の仕事。既に建物が建つ、庭先に露地と一間を作ります。
いつものように、周りをよく見て、場所を読み、動かすものや
生かすものを考えます。
既にそこに在るものと、新しいものが無理なく馴染むように、
前からそこに在ったかのように、なるたけ自然にこしらえる。
制約があっても、臨機応変、直感という読みを生かして
素直にものを創ることをしていきます。
茶事に使う露地と、茶の間をさりげなく出来たら理想です。
ひとつひとつの条件を、掬い上げて、無駄にせず溶け込ませる仕事。
また一つ、いい場所が生まれて、心地よく過ごせる空間が出来上がりますように。
実施設計、ゆったりと進めて行こうと思います。今宵は![]()
夜明けが遅い朝、海辺もいまだ夜の気配が残っています。
寒い日と暖かい日が交互にやってきて、その対応に体がぼーっとしています。
普段から、感覚が鈍くなっていることの証拠でしょうか?すこしオーバーワークかな。
不思議と、気力が充実していても、「乗らない」仕事があったりします。
季節や巡り合わせのような、おおきな流れの中、ちっぽけな「個人」に出来ることは、
流れに身を任せること。やることをやって、後は「なるようになれ」とわかっているはず
なのですが、悪あがきするのが、若輩者ということでしょうか。
春の芽吹きを待つように、しばらくは、身の周りの「種まき」地道にやっとけ!
ということのようです。いい、季節のなかを。![]()
いいお日和で、とご挨拶を交わすためには、陽射しがほしいです。
季節が冬に変わるきっかけのように、雨が降るかのような空の下、元気に働きます。
犬は、気配を感じる天才です。私が、手元の携帯に手を伸ばした時の、かすかな音。
その瞬間、散歩のスイッチがオンになります。パソコンから流れる音楽が止んだり、
「さてと」と、ソファから腰を上げた、その寸前にも。
人が動き出す前の、空気を読む感覚を持っています。人の方も、動く前に、アタマが
先に指令を出しているようなので、その信号をも読み取って、スイッチを入れるようでした。
そんな犬も、歩けば他の犬をよそ見して、電信柱に当たる。
その場合は、感覚が抜けているのでしょうか。野性の場にいたら、真っ先に食べられて
いることでしょう。毎日が「いいお日和」の、平和な犬。ほんとに「いいお日和で。」
すっきりとしない空を見上げながら、週末まで現場へ出かけていきます。
自営業者をしていると、おのずと周りを見るようになってきました。
事業を始めた当初は、積極的というよりは、成り行きで、動き出したことで、
狭い範囲の目の前しか見えていませんでした。それも、どちらかというと
足元に視線を落としつつという毎日。もちろん、気持ちは前を見据えつつ、
でも空回りしてもがいている日々。思えば、ラッセル車が、雪を後ろに
吹き飛ばしながら、ひたすら進んでいくだけのような季節でした。
さて、時は経ち、力の配分を覚えて、いい意味で脱力して、働いている今日この頃。
ここぞという時に、力を出すために、毎日のことをこなすには、自分の持っているものの
出し惜しみだけはしないように、と思っています。
人から、求められてこその仕事は、すこしずつ、すこしずつ、の更新が要りました。
日本の家は、日本の木で。無垢の木のフローリングの清々しさは、日本の木だからこそ
と思っています。そんな私たちのオススメは、栗の木の床。植物性のオイルを丁寧に
ふき取り、しっとりとした味わいになります。洋風にも和風にも合うのでした。
栗の木はなかなか太いものがありません。栗の木は枕木に使われるほど、耐久性があり
土台にも適しています。写真のものは、小林三之助商店さんの製品です。
フィンガージョイントで、土台をとった、廻りの部分を残らず使ってフローリングにします。
巾が狭く、長さもばらばらですが、無駄なく繋げて(乱尺らんじゃくといいます)作ったもの。
栗の木の風合いを知ると、他の木より、不思議な魅力があるように思えて。
縄文の時代から、身の周りに植えていたから、かつては身近にあったものです。
秋の栗ご飯、この床の上で味わうのも、いいと思います。ぜひ!
すこしずつ、冬が近づく秋です。現場に出て、風が吹く夕方、特に感じます。
先日、ほぼ日で糸井さんが、季節ごとに合った働き方のことを書かれていました。
昔はよく、農閑期の出稼ぎと言われたけれど、現代の場合は、冬には冬のペースで、
夜長に考える仕事をしたり、夏は朝早く暑くなる前にしかしないとか。そう考えると
人それぞれ様々なモチベーションで、事に当たれるなあ。幅が広がる感じがします。
お篭りをして、仕事の精度を上げることに集中するとか、柔らかなテーマで本を探して
デザインのきっかけを得るとか。ことこと煮込む料理のように、働くことが、
これからの季節には、合っているようです。さっそく、今日の現場から戻ったら、
ゆったりとスローペースで試してみることにしましょう。
WBCから始まった野球の季節が、巨人の日本一で終わりを告げました。
野球小僧、もとい野球中年にとっては、来春の開幕まで長いオフシーズンです。
選手が伸び伸びとプレー出来るために、原監督がしたこと。
「起用した選手にたいして、結果その責任を取る勇気と覚悟さえあればいい。」
勇気と覚悟、人がなにかを追い求めるとき、必要となるもの。
指揮官として、人の上に立つ立場で、勝負事というのは言い訳ができません。
言葉で選手に伝えることと、先を読み、策を練ること。亡くなられた、藤田元司監督の
もと、活躍した選手が、指導者として、人の上に立つ、現在の原野球。
すでに、次の闘いに向けて、切り替わっているのが、すごいと思います。
勝負の世界で、連綿と続いてゆく「勇気と覚悟」。すこしでも、自分に置き換えて
前向きに、「あきらめずに」年末を迎えます。日一日、新たに。![]()
月が白球に見える好日。
現場に出て、戻って図面を書き、案を考える。三つを同時に進めるのは、
マイナスかというと、そうでもないのです。一つに集中していて、ふと別の件の
答えなりヒントが見つかることもあります。
ただ、やはりオンの状態は長くは続かないものなので、兼ね合いが難しい。
ひと月ぐらいが目安でしょうか。平均点を
にするには、わずらわしさから
距離をとる心持がいるようです。
対象からすこし離れて見るのには、まず体の疲れをとることが要ります。
アタマを回転させるには、まずなにも考えず、睡眠スイミン。
と、寝るのは簡単なのですが、仕事に集中していると、真夜中にぱっと目が覚めて
考え始まってしまうことがよくあるので、それも考えものです。
原監督が、お父さんから「考える時は起きて考えろ」と言われたと聴いたことがあります。
大事なことは、背筋を伸ばして、しゃきっとした姿からしか、きちんとした答えは
出てこないような気もします。
こっちの方向ならうまくいきそうだ、というのは直感です。ただ、その答えを
相手が必ず選ぶとは限らない。オンとオフの境目は、うまく廻っている時には、
意識しません。自然とリラックスして。仕事が来るときも、ある日突然だったり。
偶然という必然。オンとオフの境目に、出会うものだったりするのかも。
とりとめのないことを考えていると、自然と眠たくなるようで。![]()
寝ないうちに、現場に行ってきまっす!
つくづく野球はおもしろいものだと思います。一球の行方に、一瞬、時が止まる。![]()
見ているほうも、呼吸が浅くなり息苦しくなるような。今年は長く白球のドラマが見られます。
自営業に限らず、自助の努力以外は当てになりません。
ただでさえ、不確実な仕事を少しでも、スムーズに運ぼうと毎日が「平常心」との闘い。
昔は一歩下がって、内助の功というのが、美徳でした。
最近は誰も彼も、自分がお先を標榜しているかのようです。
言ったもん勝ち、宣言したほうが勝ち。立ち止まることさえ、認めないかのように。
無名の民であり続け、やることをこなして、懸命に考える。
いつの日にか、これでいいのだ、と言える日まで、犬の相手をしつつ歩きます。
木枯らしが吹く季節がやってきて、
新酒の解禁も控える季節です。
旅で訪れた場所、今はどんな気候でどんな風が吹いているのかと
想像してみる秋の夜長。やはりレストランのメニューに思いを馳せることに![]()
秋のイタリア、食材紀行などという番組のレポーター役、あったらいいのに。
ないものねだりついでに、生涯現役を目指しつつ、もし恵まれた老後などという
ものが、もし訪れたら、イタリアでリタイア。「トスカーナの休日」のダイアン・レインと
美味しい
夢見るのは勝手です。
イタリアの風景10回目は、ベタなトレビの泉にスペイン階段。
写真からは、近くの江ノ島を思い出している、失礼な奴がここにはおりました。
いつでも、夢を。次回はスペインへのたびたびの旅です。
初めましてさん、コメントへのお返事に代えて、ありがとうございました。
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