積み重ねの仕事
岡本太郎さんが、言われていた「むしろ積み減らすべきだ!」という言葉には、
芸術という表現の巨人の、人間の自信、器の大きさが感じられます。
凡人としては、積み重ねていくより術はないのですが、フィギュアスケートの
わずか数分間の表現にも、点数を積み上げていく技術がありました。
デザインを繰り返し練っていく中で、身に付いていく感覚があります。
人がいる場所の、広さ、高さ、光りの入り方、そして繋がり。建築という一品生産は、
芸術とは違って、人が使う、暮らす時間に耐えうるものでなければなりません。
積み重ねたものの中から、たった一つのかたちを選び取る、設計の責任と楽しさ。
考えることは、まだまだたくさんありました。日々、是精進。
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