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2010年2月

積み重ねの仕事

岡本太郎さんが、言われていた「むしろ積み減らすべきだ!」という言葉には、

芸術という表現の巨人の、人間の自信、器の大きさが感じられます。

 凡人としては、積み重ねていくより術はないのですが、フィギュアスケートの

わずか数分間の表現にも、点数を積み上げていく技術がありました。

 デザインを繰り返し練っていく中で、身に付いていく感覚があります。

人がいる場所の、広さ、高さ、光りの入り方、そして繋がり。建築という一品生産は、

芸術とは違って、人が使う、暮らす時間に耐えうるものでなければなりません。

 積み重ねたものの中から、たった一つのかたちを選び取る、設計の責任と楽しさ。

考えることは、まだまだたくさんありました。日々、是精進。

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いつもココロに栄養を

予報通りの雨降り、夕べからの雨音の調べを聴きながら、外には出ないと決めました。

しかーし、一人いや一匹の犬が、ゲージの中から、「早よー、散歩に行ったらんかい!」

と、目を吊り上げて、怒り心頭の様子。見て見ぬふりで、やり過ごし、夕方の雨上がりまで

「待て、しばし。」

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 先日、友人からのに、「無理してない?」と書かれておりました。

こちらは、無理をしてはいないようでも、傍からみたり、離れてみたり、

他人からみると、そう見えるのは、「無理」が両肩や、後姿に表れるからかもしれません。

 人々に、夢を与える仕事の一つ、設計をする人間は、自分が夢を持って歩いていなければ

人様に、夢のある空間を提案出来るわけがありません。

 人が暮らすための、「居場所」に、夢をかたちに変える仕事。

そういえば、時にかまけて、心の栄養が不足気味でありました。

 私の場合、一番の栄養は「音楽」です。ギターの弦を張り替えたり、アナログな

レコードを聴いて、栄養をつけたいと思います。週末に、お皿(レコードのこと)を廻す、

なんてDJみたいではあーりませんか。おいしい、休日を。

世代を超えた同志たちと

またよく出来た、設計コンペ案を無事に提出して、のんびりと浅草へ。

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夕闇に浮かび上がる、ライトアップされた、浅草寺の塔の上に、お月さんが輝く夜でした。

 一仕事終えて、とても充実した気持ち、開放感で満たされた心持で打ち上げ

たまたま、お誘いをうけた、一回り上の世代との飲み会でした。

顔をあわせるのは、三年ぶりぐらいでしたから、近況から昔話まで、盛り上がりました。

 尊敬する建築家のひとり、吉阪隆正さんの遺言のひとつに、

「世界中に同世代の同志を確立せよ」という言葉があります。

 まだ駆け出しの頃に、この言葉に出会いました。

世界中は、大変ですが、せめて自分のまわりで、出会う人々を同志として

考えることで、ずいぶんと励まされるように思っています。

 じぶんなりに解釈して、同時代人として生きる、かけがえのない人たちのお陰で

また今日から、前を向いて歩き出します。よい、週末を。

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春霞の中へ

連日のオリンピックの熱戦に影響されて、両手に握りこぶし、足元に迷犬を引き連れて、

「タターター、タターター」とロッキーのテーマを口ずさみながら、走ってきました。

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春霞の中を、ハイペースでこなす、充実したスタートとなりました。

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 カラダを動かしつつ、考え事をしていると、リズムが出てヒントが生まれることが

あります。夜、眠っている間にも、働いているアタマの中から、明け方の動きの中へ

まとまったかたちで、表に出てくること。そんな、道筋に乗っかって、今日のテーマを

うまくまとめる、そんな流れのある、一日にしたいと思います。

誠実と充実の間を生きる

暖かな朝、春の気配がより濃くなってきました。二月の最終週、真ん中に

自然と気合が入る水曜日です。

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 空を見上げると、お月さんと銀翼。気持ちのよい、ツーショットでした。

思えば、宇宙ステーション、きぼうの中では野口さんが、猛スピードで廻りながら

仕事をされてい、彼の地バンクーバーでは、フィギュア三人娘がトリプルアクセル。

たくさんのことが、回転している今この時でした。

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 誠実な仕事を続けていると、充実というご褒美がいただけます。

設計者としては、その充実の先に、クライアントの方々の幸せがあれば、

それこそが幸せでありました。よい、一日を。

明け方の明るさに

ここ数日、めっきりと春めいてきました。底冷えはどこかへ去って、肩をすくめなくても

すむようになりました。朝型人間としては、まことにありがたいことです。

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 同じ時間でも、東の空が明るさを増しています。ブルーグレーの空が、徐々に

白みはじめて、海から戻る頃には、すっかり耀くなっています。

 あさっての設計コンペ〆切りに向けて、まとめる日々。通常の仕事も同じく〆があり

重なってはいますが、手を抜かず、こつこつと仕上げてまいります。

 明け方の明るさに、背中を押してもらう朝でした。

淡々と、端正に

すこしばかり過ごしたワインに、すこし寝ぼけた朝アタマのスタートです。

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 こちらがどんな態度をとろうと、海はいつもそのままでいてくれます。

よせては、かえす波打ち際に佇めば、気にすることなど、なにもないと思えてきます。

 オリンピック選手が、舞台裏で、淡々とこなす地道なトレーニング。

その繰り返しが、競技の姿をかたちづくる。端正な姿は、水面下の水かきによって

支えられていました。端 はしが 正 ただしい と書いて「端正」

 数知れぬ努力のあとを残さず、端正でいられますように。

春待ち空

夕べは現場帰りが遅くなり、犬散歩をおあずけ。待ちわびた犬を連れ出して海に到着。

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 解き放たれたかのように、ぐるぐる駆け回る足元の犬を横目に、

ひろがる空を見上げていました。

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 晴れた日には、だんだんと空の蒼さが増してきたように思います。

澄んだ寒さの空から、すこしずつ温かみを増した色合いは、

木々の新芽の色から感じられるようです。

 もうすぐ、三月。よい春を迎える準備を、てくてくする日曜日です。

絵空事の世界へ

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 毎日のオリンピック、選び抜かれたアスリートたちの映像を見ていると、

ふと遠くを眺めたくなりませんか?わたしだけかもしれません。

 絵空事のような現実のオリンピック。ひとりひとりの、選手の素晴しさを

認めつつ、賞賛しつつ、身の丈の、身の周りの世界。絵空を見上げて、

今日も現場に行ってきまっす!

ハッピーメーカー

久しぶりに東の空が明るく、いいお天気になりそうです。

冷え込んだ朝、砂浜にも霜がおりて、さくさくしておりました。

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 以前「ピースメーカー」という映画がありましたが、人は消費者であるともに、

なにかを作り出すメーカーでもあります。生産者であるメーカー側から見るか、

消費者側から、使う側から見るか、で見方は変わります。

 かたちがなくても「サービス」はサービスメーカーがサービスワーカーによって

成り立ちます。設計というサービス業は「スペースメーカー」空間をつくることは

もちろんですが、居場所というプレイスメーカーでもあるし、おおきな環境という

見方をすればアメニティメーカーでもあります。

 まず言葉をとっかかりとして、なにをするメーカーであるのかなと考えると、

「ハッピーメーカー」ということになりましょうか?

 冬の暖かな陽射しのように、陽だまりの場所を作り出すような輝きを目指して。

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雪の降る街を

粉雪舞う中、待ちかねた犬を連れ出して海へ。通り抜ける八幡様の太鼓橋、欄干に

積もる雪、朱色と白色のコントラストがいい感じでした。

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 暖冬の予報は見事にはずれ、一桁台の気温が続きますが、

北国の大雪に比べれば、にわか雪。雪国に暮らす苦労はいかほどか、

温かい部屋の中、のんきに思う犬&人です。

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 舞い降りる雪、ゆるやかに舞いながら地面に落ちて消えていきます。

「雪の降る街を、思い出だけが通り過ぎてゆく」という一節が

浮かんでは消えてゆき。

心技体のほんとう

彼の地、バンクーバーより寒い冬、陽射しが欲しい水曜日です。

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 毎日のオリンピック、スローモーションのカラダの動きを見ていると

「心技体」の体の部分が、クローズアップされて、印象に強く残ります。

 そんな中、上位の選手の姿勢は、引いた映像で見てみると、姿かたちが

美しく見えます。自然の力に、無理なく動いていく姿は、よいかたちを保っているのが、

経験がなくても、よくわかります。スムーズに動いていくライン。軌跡をたどると

一本の線になる。そのかたちを、追い求める人たちの祭典、今日も続きます。

 凡人でも、うまく動けて気分いい日があります。仕事をする技術と丈夫な体。

その上に乗っかるココロ。よりよい明日を目指す今日は、誰にもありますね。

 かなわぬ理想に、絶えず近づくチカラを。勇気という言葉がありました。

同じ時代に

いつも思うことですが、オリンピックの開会式で、知らない国がたくさんあるのでした。

国の名前は、聞いたことはあっても「どこ」の「どんな」がまったくわかりません。

 情報化が進んでも、私達の目にするニュースは、偏った世界を映していることを、

いまさらながら、思います。「お国柄」やら「国民性」が国という枠を超えて交わる数週間、

日本でさえ、知らないことが、たくさんあるという事実も含めて、広ーいココロで

楽しみたいものです。

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 そんな「同時代性」を考えていたら、子供の宿題で、国旗をプリントアウト。

メキシコの国について、調べるテーマでした。

 ほんとうにたくさんの人々が、同じ時代を生きる。ひとりひとりが違うことを考えて

違う人生を生きている事実は、途方もない広がりがありますね。

 オリンピックという、夢の舞台は、その背景も見させてくれる機会でもありました。

四年分の30秒

プライベート?の仕事、しようと思いつつ、女子モーグルを応援した一日が終わりました。

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 私達の時計は、せいぜいひと月単位を目安に過ごしています。

でも、先を見据える人々の時計は、来年、再来年の先を考えられる。

 上村愛子さんの四年間の時計は、昨日の30秒間のために、合わせられていました。

あの30秒のために、費やされたトレーニングの努力は、表舞台には現れませんが、

彼女だけがその努力をしてきたわけではないのですね。

 たくさんの、出場選手の努力、それを支えるたくさんの人々、傍から観ているこちらも、

なにかに向かって努力していることには変わりない。とはいえ、四年の月日が

たった30秒で終わってしまう、勝負の世界の「時間」には、厳しさがありました。

 足元の、犬の持ち時間は、人の五倍速で過ぎていくものでした。

人々が、それぞれの場所で、過ごす時の長さにも、ひとつひとつの時計がありました。

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 「朝ごはんでも、晩クーバー」 失礼しました。

たぶの木の下で

遅く起きた朝、東からのお日様に照らされながら、ゆったりと由比ガ浜に向かいました。

澄んだ空気と静かな海空の下、穏やかでゆるやかな時を過ごす豊かさ。

いい休日の幕開けです。

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 昨日、友人から紹介された日本画家、加藤郁さんの個展を見に出かけました。

久しぶりに江ノ電に乗って、腰越へ。川沿いの道を横に入った住宅街の一角に

アート&ダイニング スペース 「たぶのき」はありました。

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加藤郁さん、ご本人から、作品の説明をしていただき、美味しい赤ワインとともに

すこしの間でしたが、贅沢な時間を過ごさせていただきました。

 岩絵の具を使う日本画、キャンパスから作られるそうで、膠で滲み込み留めをして

その上に天然の岩絵の具を重ねて、描かれると聴きました。

 絵の具の中の光る鉱物の存在が、照明のしたでキラキラと輝く絵。

同じ構図でも、紅い色彩の絵は、「日本画」に見え、片や渋い色合いの絵は

「洋画」に見えました。他にお仕事をされながら、描かれる「表現」の中、

華奢な容姿からは想像できない「芯」が感じられました。

 一枚の絵の中に、ご自分を表現される「日本画家」という存在を知り、

またひとつ、日々の仕事に向かう、ものづくりの「気」をいただきました。

 水、木曜日はクローズです。よかったら、ぜひご覧下さい。

みぞれのち雪のち外出

霙のなか、肩をすくめながら、いつものように犬散歩。カラダをぷるぷるとふりながら

わが犬は右往左往、自由気ままに海へと向かいました。

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 海からもどると、みぞれはちいさな雪に変わってきました。

今日は、午前中に仕事を済ませて、夕方江ノ電でお出掛け予定です。

 夕べ観た「消されたヘッドライン」STATE OF PLAY ラッセル・クロウの

ロンゲが、観ていくうちに、不思議と馴染んでくる映画でした。

 構成が淡々としていましたが、エンディングの新聞が印刷され、配送されるところに

最近の新聞離れが、想起される作品でした。休日前に、丁度よい一本です。

 よく目にする、映画の批評は、いつも参考にはしていません。

予告編で、直感で、選んでいます。やはり、監督と俳優が、選ぶ要素でしょうか。

自分たちが、面白い時間を過ごせれば、それで充分です。

 時たま、大はずれで苦笑いするときもありますが、スクリーンの向こう側の世界、

いつも楽しむ心を持って、よい時間を過ごしたいと思って観ています。

筋を通す

冬らしい寒さの中、今日も早よから現場に出かけてきます。足取り軽く。

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 「考え方の筋を通せ」とよく言われます。

何事によらず、態度をまっすぐにして。

 でもなにかと、曲がってしまいそうになるのが、人間です。

だからこそ、筋を通すのが、そこを目指すのが、目標にもなります。

 目には見えずとも、筋の通った人を見ると、一本の幹のような

確かさが感じられる。頼りになる人は、首尾一貫して誠実であるように思えます。

一本の道、きょうも目指して、トボトボと、前を向いて。

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のんびり記念日

現場帰りに急ぎ足で病院へ。健康診断の結果を、恐る恐る聞きにいきました。

特に自覚症状がないところが、却って不安を増加させます。

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さて、結果は問題ナシ!強いてあげれば.....という部分はありましたが、聞き流し(!)

ボンジュールのバケットとビールで乾杯。去年の業務報酬も振り込まれて(!)いたので、

小市民なりに、一区切り(??)をつけた日になりました。

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 消えそうな三日月に、今朝は曇り空で会えませんでした。

べた凪ぎの海には、潮騒と海風の音だけがありました。

 しばし、水平線を眺めながら迎える祝日。ささやかな静けさと自由な時間を、

大切に過ごす、のんびり記念日にします。「なんでもない日、おめでとう」

スペイン3 音の聴こえる風景

スペインと言えば、フラメンコ。とくれば、ギターです。

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 街中のそこここにあるギターショップ。元ギター小僧としては、

すぐ目がいってしまいました。日が暮れて、夜になり、ツアー客相手の

フラメンコ。でも、そのギターの音は、本場ならではのものでした。

 津軽で聴く三味線のように、やはり彼の地で聴く音は「血」が入っているように

感じられました。徐々に、スタッカートしていくリズム。ギターの音色は、弾かれたメロディー

だけではなくて、ギターのボディーをたたく音や、弦をこする音。音を出さずに、指を浮かせて

ザッと切るノイズの束が生み出すリズム。今風に言えばグルーブということになりますか。

 旅先での印象に残るものは風景や人、街の匂いのほかにも、音や雨音だったりも

しますね。その場でしか、味わうことの出来ないのは、音楽も建築も料理も同じでした。

 好きなものは、国が違っても、カラダが反応するようです。

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楽しく仕事

砂つぶての嵐の中、風に立ち向かう朝となりました。春一番かと思うような暖かさです。

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 また明日から、現場に出る前の日、すこし肩の力を抜いて、ゆったりと仕事します。

時間を仲間にして、進む様々な仕事。立ち向かうより、気持ちに沿うかたちで

進めていくような心持でいくと、いい一日になります。自営業はノルマそのものが

ありません。やった分だけ、そのまま自分に還ってくるものです。

 今年はすこし仕事を選んでいこうと思っています。選び取る力、断る力。

なかなか洞察する力が眠ったままですが、すこしずつ楽しみつつ。

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つまらなさを楽しみに

朝五時の空、たくさんの星が輝いていました。三日月の鼻先にも、ちいさく輝く星ひとつ。

またたく☆たちの、ゆらめく光りに、寒さの中、しばし立ち止まって見上げる朝です。

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 人間勝手なもので、忙しい時には、平凡な淡々とした日々が欲しくなったりします。

静かな平凡が続くと、刺激が欲しくなったり。でも、実はつまらないことの中に、

いろいろな楽しみが隠されているのが本当のところです。

 世の中の流れが速くなって、移り変わる身の周りの環境にいても、つまらなさを

感じられるのは、余裕があって、時間もあって、幸せなことでしょう。

 足元を確かめたり、よくよく考えたりする時間を、持てる楽しみにすること。

 池田晶子さんの本のなかに「犬という、毛皮を着た魂」という言葉がありました。

散歩を終えて、仕事に出る主人を、窓辺で見送る「魂」ひとつ。

まあ、幸せの一つのかたちとしても、そこにありました。

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澄む空気と佇む朝

昇る朝日の中、低く射す陽射しを横目に、海を眺めに犬散歩。

厳しい冷え込みの朝、クリアーな冷気の彼方、大島と伊豆の山々が浮かんでいます。

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 外仕事が続き、冷えた体には、暖かな食事とお風呂。なにより効き目があります。

人のストレスは、湯船の中でつく「はぁーっ」というため息とともに、解消されるという話。

私には、実感として感じられます。

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 冬の寒さに、体を縮こませていると、考え方まで小さくなるような気がしてきます。

川の巾は変えられなくても、川の流れを、きれいに澄んだ流れにすることは出来る。

そんな言葉を思いつつ、心身ともにストレッチをする、日曜日です。

熱きココロで

冷え込む現場、」三連チャンの最終日、北風の中出かけてまいります。

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 朝早く出ることになると、おのずと犬散歩も早くなります。

今日は、4時台に起きて帰ってきました。毛皮をまとった犬は元気!

こちらは、マフラーぐるぐる巻きでも、寒いでした。

生き物の面倒見、すこしツライ、ハナタレ中年です。トホホ。

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 昨日の現場、辻堂の川面の先に、綺麗な雲がたなびいていました。

今日は、一転、東京の西のはずれまで。ココロまで冷やさぬよう、

熱きココロを携えて、小林旭さんの伸びる歌声のように、行ってQ。

ナウ ゴー オン

立春が過ぎ、冷え込みが続く朝、澄んだ空気に目が覚める金曜日です。

今日、明日も終日現場、足元から冷え冷えとする日を過ごします。

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 仕事の流れ、どこか滞っているように思えるときがあります。

どうもうまくいかないな、と考え込む日々。しかーし、そんなときは

どこかこちら側のアタマが廻ってないだけだったりするのでした。

 人のせいにしたり、やりかたが悪いのかと思ったり。

すこしずつでも、こうしたらどうだろうと、動き出すことで

目の前の霧が、さーっと晴れるように。ふと、感じた今朝でした。

 季節が変わるように、今日から、また新しい自分の季節の始まりです。

スペインの光りと影2

外国へ旅に出ると、緑の違いが感じられます。日本の濃い緑とは違う、乾いた感じが

するのは、空気そのものが乾燥しているだけではないような気がします。

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 ヨーロッパの街は、石畳や建物とともに、日本の湿気とは違う空気感を持っています。

緑に射す光りも、透かして見える並木道の匂いも、全てがそう言って語りかけてくるような。

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 街路樹とともに、印象的なのが駅舎です。スペインはマドリードにある駅の

屋根の曲線と時計塔のかっちりとした直線の対比。デザインした人は、

このアングルを思い描いていたに違いありません。

 商売柄、ついついこういう場所に立つと反応してしまいます。

スペインもイタリアも、街中そこいらにデザインソース、いわばネタが転がっている

いい国です。そんなこと、思い出しながら、現場に出る日となりました。よい、旅を。

目線を遠くへ

出先の空、その上空には、まっすぐ飛ぶ銀翼。西から東へと向かって飛んで行きました。

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 今朝は、冷え込んだ風の中、西の空に浮かぶ輝く月。

すこし、いびつな形に変わっていく間のユーモラスな姿で浮かんでいました。

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 以前読んだ本の中に、飛行機の飛ぶ高度にたとえて、生活を捉える

という考え方がありました。低い高度で自分を見下ろすときは、普段の日常を考え、

少し高度をあげたときには、一年から数年の先を見る目線。そして、高い高度から

俯瞰するときは、人生を見渡すような感覚で見る。

 なかなか、目先のことに集中しなければならない昨今、鳥のように空から俯瞰する

飛行機目線を意識することはありません。が、節分のように季節を分ける日などに

そういう考え方をしてみるのはいいことです。自分の姿を実際に見ることは出来ないけれど

理想の姿を、思い描くことは出来ます。今年は、すこしずつ実行に移しながら、

目線をなるたけ、遠くへ伸ばしていこうと思います。自分に、こう期待。

不安の消えた、雪景色

節分イブの朝、夜半の雪も屋根に残るぐらいで、融けていました。

足元が確かになって、散歩には好都合。道端に残る雪の匂いを、

犬は興味深々に歩き回って、満足のようす。飼い主もほっと一息つけました。

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 池田晶子さんの「魂とは何か」を読了したあと、不安を抱えた自分の

「不安」そのものの在りか、こころの在り様をよくよく考えると、

そもそも「ない」不安を、さもかかえたように思うのはおかしいとなります。

 一歩、自分で踏み出すと、自分の手の内に、進むべき方向はありました。

「目先」のことを的確に捉えることで、「目先」のことに囚われない自分のありようを

えることが出来ます。「まず、やってみな。」その通りでした。

気持ちに晴れを

西の空に、光り輝くお月様。うさぎさんがくっきりと浮かび上がっていました。

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 週末から一つ心配事があって、すっきりしない二月の始まりとなりました。

人を信頼して頼んだことが、還ってこないことはとても残念なことです。

自分の手の内のことなら、なんとしてでも約束は果たしますが、

人の手の内のこと、お願いするしかないのが、なんとも言いようがありません。

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 よくメンタリティーの本には、自分とは切り離して考えろと言い切ってありますが、

それほど神経太くないので、困ったもんです。

 夜半から、雪かもという空。晴れて気持ちのすっきりとした朝を

早く取り戻したい、月明け、週明けでした。

 

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