つまらなさを楽しみに
朝五時の空、たくさんの星が輝いていました。三日月の鼻先にも、ちいさく輝く星ひとつ。
またたく☆たちの、ゆらめく光りに、寒さの中、しばし立ち止まって見上げる朝です。
人間勝手なもので、忙しい時には、平凡な淡々とした日々が欲しくなったりします。
静かな平凡が続くと、刺激が欲しくなったり。でも、実はつまらないことの中に、
いろいろな楽しみが隠されているのが本当のところです。
世の中の流れが速くなって、移り変わる身の周りの環境にいても、つまらなさを
感じられるのは、余裕があって、時間もあって、幸せなことでしょう。
足元を確かめたり、よくよく考えたりする時間を、持てる楽しみにすること。
池田晶子さんの本のなかに「犬という、毛皮を着た魂」という言葉がありました。
散歩を終えて、仕事に出る主人を、窓辺で見送る「魂」ひとつ。
まあ、幸せの一つのかたちとしても、そこにありました。
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