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2010年3月

春眠、なにも覚えず

ひんやりとした朝、ゆっくりと朝日が昇って、暖かな陽射しが感じられます。

ようやく、ばらばらに咲いた桜並木も足並み揃えて満開へと向かうそんな週です。

 二十一年度も最終日を迎えました。春休みをもらえて、充実した充電期間という褒美まで

この時期、もらえるのは、ひとえに廻りの人々のお陰です。

暗闇に一筋の光りをさがす、そんな時代でも、目を見開けば、そこここに光りはあります。

見えていないのは、自分自身の足元でした。新たな季節の始まりを、前を向き歩き出す

それをするのは、他ならぬここにいる自分です。

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 と新たに決意する飼い主に対して、足元をすくうのはこの面々。

ずーっと、春眠中なり。天下泰平、床暖房の陽だまり、なんの文句もありませぬ。

 この、犬ペース、見習って、のんびり行きますか。

仕込みの季節

ここ二十年来で一番寒い三月の朝、遠く大島や伊豆の山々には雪、蜃気楼に浮かんでます

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感じとしては、節分のころに戻ったかのような、身を切る寒さでした。

 八幡様の桜も、水面に姿を映して、固まっていました。

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 年度が変わるこの時期、仕事の資料をまとめ読みしながら、取捨選択。

オンシーズンに続くアウトプットに備えて、使えそうなネタをねたる日々です。

 なにか、事があってから資料をさがしても、その時見たままで未消化で仕事に現れる。

自分というフィルターをちゃんと通して実になっていなければ、人の眼にもうわべだけの

考えに映ります。かたちを考えるのは、誰も一から思いつくわけではありません。

いわば常日頃から、見たり聴いたりしたことが、時を経て自然に現れる。

そんな風に、自然なかたちづくりが出来るよう、お酒を仕込むように、仕事のネタを

仕込む、春休みでした。

子の勇姿

冬のような朝、ベタ凪ぎの由比ガ浜、静かに冷たい風が吹き抜けていきました。

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 昨日は、中学へ鎌倉杯の試合を見に出かけました。

冷たい風の中、ちじこまりながら、子供たちの勇姿を見守りました。

 グラウンドをもつ学校同士の対決だそうで、結果は二連勝。

フォアボール、送りバント、エラー、タイムリーなどめまぐるしくも、微笑ましい姿でした。

 今日も、続きの試合に出かけていきました。勝っても負けても、悔いのない、いい試合を。

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桜色と

花曇り、北風が冷たく、季節がひと月戻ったような朝です。

首をすくめながら、マフラーぐるぐる巻いての犬散歩から帰ってきました。

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 八幡様の裏手の山桜は満開になりました。附属の庭の木々も早めに開いています。

段葛の桜並木は、ここのところの寒さで、すこし足踏み状態のよう。今年は、すこし

長めに眺めること、出来そうです。

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 さて、連日の酒盛り。夕べはロゼにしまして、すぐ空っぽになりました。

deux mille deuxのマスターおすすめだけあって、口当たりのとてもさわやかな印象。

ラベルがおされなのは、さすがおフランスです。

 この季節、きれいな桜色。いろいろと楽しめる、いい季節です。よい、休日を。

春、色々と

花冷えという日でしょうか。冷たい風に、三分咲の桜が揺れています。

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 この季節は、街中に色があって、華やかに感じられます。

犬には関係ないようですが。

春の海も、朝の空を映して、明るく輝いていました。

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 仕事では、白いトレペに鉛筆の、モノトーンの図面から

フルカラーのCAD図面に変わって、ほぼ十年。

今年から、季節ごとに画面上で使う色をカスタマイズしてみるのもいいかな、

と思っています。ただ、線の色を、紙に出力する時の、線の太さに対応させて

図面の線に強弱をつけているので、その設定を時々変える必要がありました。

 この春は、時間がとれそうなので、ゆっくりと桜色を楽しみつつ、

日本の伝統色を取り入れていこうと思います。

↓今のところ、256色。カスタマイズは無限大ですが、モニターの上では、

どこまではっきり区別できるかは、その性能と、こちら側の「目」の性能によると思いますが。

A42_3                      老眼とともに、ゆっくりと、可能性をさぐっていこうと思ってます。

春休みに想う

まだすっきりとお日様は顔を出してはくれないけれど、空の彼方に明るい色がありました。

大島や伊豆の山々のてっぺんに、すこし雲が乗っかって不思議な光景です。

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 夕べ家族で観た「2012」。すこし冗長なとこがあったけれど、それこそ大地が

ひっくり返る面白さがありました。わずか数秒のCGに、実際にLAの交差点で、

地面に舞う、ちいさなゴミを想像して、リアルに描いた日本人の方の、途方もない努力を

思い出しながら、みていました。ああいう職人の努力が映画づくりを支えているのですね。

ぜひ、まばたきをせずにご覧あれ。

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 春休みをとって連休中。ここ数年の片付けを本格的に始めました。

連戦連敗の、コンペの模型にバイバイしながら「いつかは」と言う。

これって女子が「きれいになって見返してやる!」という例の気持ちに近いのかも。

 さて、段葛の桜もこれから。なにより、待ちに待った開幕です。

今年はサッカーのワールドカップとともに、楽しむ年でもありました。

スキップした設計

無事に設計コンペ案を提出して、脱力。ゆったりのんびりと充実感を味わう夜でした。

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 今回のテーマは、2階からのアクセスとスキップフロア。カーリングの主将のスキップ。

ヨットの船長はスキッパー。スキップは跳ねるとともに、段々になった床のことでもあります。

 外観が大きく見えるのはかっこ悪いので、ガレージの天井と1階の天井との段差を生かし

中二階にリビング、ロフトに主寝室、屋上にルーフデッキ。新たなテーマとした甲斐があり

生き生きとした空間を提案することが出来ました。ほんのちいさな段差というのは、

つまづく原因として、危ないもので普段からつけないように心がけてきましたが、

今回のように、数段ずつ上がっていくと、視点も変わって広くも感じられるように思います。

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 住まいの設計、まだまだやりたいテーマがあり、ひとつひとつ課題を自分に与えて

それをクリアーしていくことのおもしろさ。ずーっと続いていく、楽しみでもあります。

 うまく出来ると、スキップしたくなる設計稼業でありました。

用足し犬と介添え人

桜が満開になる前に、冷たい雨が降り出しました。明日まで、どんよりしているようです。

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 その雨に打たれながら、の迷犬散歩。さし掛けた傘から、右往左往ランダムに飛び出し

ながらの用足しです。人の方は、仕方なく見守るだけ。生き物は、面倒なものです。

 さて、今日は午前中に設計案を提出して、一息つく按配です。

週末は、桜を見上げつつ、すこしのんびりする予定でした。よい、一日を。

暗雲、たちこめず

連休明け、曇り空が低く感じられました。お天気屋には、モチベーションが下がります。

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 雲の彼方には、明るい空が広がっているはずでした。

仕事の出来映えは、ピーカンの空のような、明るさが現れますように。

願いをこめて、十二時間ぐらい集中する日となりました。

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 週末の、一週遅れの連休を、より楽しく迎えるべく。

桜も待ってくれていることですしね。

まとめるぞ、の日

大荒れの一日があけて、今朝は波乗り日和の、いい波と青空の朝です。

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 今日は、設計案をまとめる一日。ほぼ出来上がりにして、明日仕上げます。

フィニッシュワークが大切なのは、もちろんですが、創り上げる過程そのものを

大事にしています。それこそ、常日頃考えていることを、かたちにするので。

 時として、最後に息切れなんて思うときもありますが、それはそれで

己の実力かとも思います。とにかく、出来ることを、素直にかたちに。

 いいお天気に、よい一日を。

晴れ待ちおこもり

轟く雷鳴で目が覚めました。春の嵐、通り過ぎるのを待ちます。

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 午後には、晴れる予報。雷さんが恐い、うちの犬にはちょうど良いのかも。

しばし待て。強い風は、止みそうにありませんが、雨上がりを待って、

静かにお仕事をする、連休であります。

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右肩上がりな朝に

お祝いに飲んだのおかげか、カラダがポカポカで、朝の涼しい空気が心地よいです。

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 植え替えられた、八幡様の大銀杏。あらためて、その存在の大きさに頭を垂れる朝。

ご神木というものには、失ってわかる重みがありました。いのち、そのものの。

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 ゆうべの余韻か、写真が右肩上がり。

斜に構えて、世間を斜めに見ないよう、今日はおとなしくしていようと。

 淡々と仕事する、三連休に、感謝しつつ。

自分確認作業

べた凪ぎの海、風も無く、ただ潮騒とひろがる空だけがありました。

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 来週提出する、いつもの設計コンペ。大体、固まってまいりました。

住み手の住み心地を第一に考えて、いつもいますが、そのひとつひとつが

自分を確認する作業でもありました。「さて、こういこう」「これでよいのか」

「やっぱり、こうかな」いわゆる、自問自答という作業を繰り返して、だんだんとかたちに。

 最終的なかたちは、やはり「こうなるしかないな」と自分が納得するまで、

確認する作業から、出てきます。

 さて、飼い主が作業に没頭していると、ないがしろにされるのが、犬です。

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 「おい、置いてきぼりかよ!」

ただ淡々と

今日もきれいな朝日が昇って、海は凪いで静かにありました。

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 明日は小学校の卒業式。巡る季節は、ゆっくりと確かにやってきました。

こういう週は、ひたすら静かに時間を過ごす。そんな淡々とした日を、

ゆっくりと楽しみたいものだなあ。来る春は行く春でもありました。

明るい空と

坂の両側から、ウグイスの鳴き声が聞こえてきます。右側は、きれいに鳴き

左側は、練習中。ホーケキョぐらいの感じでしょうか。

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 今年の桜は、そこここでフライングして咲いてます。

暖かさにすぐ反応するせっかちな木と、のんびりと、まわりを見渡してから

そろそろ咲くか、という木。人と同じでした。

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 今週末の連休に向けて、ここ数日でまとめる仕事。

先が見えているので、すこし緊張感が欲しいなんて、贅沢なことを思っています。

 やりはじめると、自然に集中力が高まる。そんな流れを大事にしていきませう。

再生の春

坂の木蓮が、きれいに開き始めました。春の香りがいっぱいです。

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 昨日、倒れた大銀杏の植え替えがおこなわれたようです。

残った根が、無事再生して、次の千年につながりますように。

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 今朝の海は、暖かくも強風。波しぶきで霞がかっているほどでした。

今まで、寒さに肩をすくめて歩いていたので、えらい違いです。

この春は、いい動き方が出来そうで、前を向いて楽しみです。

 緑が再生する季節、謳歌していきたいものでした。

食う練る遊ぶ

春眠暁を覚えず、いつもこの時期に、実感しております。すこし考え事を始めたとたん

眠気が忍び寄ってきます。まあ、集中力がすこし足りないだけかもしれませんね。

カラダは、すぱっと切り替われないもののよう。レイオブホープ、歌いながら。

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 食う練る遊ぶ。寝る時間をきちんと確保して、仕事練る一週間です。

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 雲の流れとひろがりを見上げながら。

楽しみにかえて

ここ数日の暖かさで、大佛茶寮のお庭の白木蓮が満開になりました。

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 うちの坂の木も、もうじき続いて、春を告げてくれます。

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 季節の変わり目は、いろいろなことを切り替えるのにも、ふさわしい時期ですね。

ココロの衣替えをして、春の光りと風を楽しむ季節です。ハックッション。

(コノ後に、呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーンとくる人は、世代が近い)

気楽にいくのだ

強い南風が、海から潮の香りを運んでくるなかを歩きました。

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 暖かな春の朝、気持ちが温度とともにあがるいい日です。

今年はいい仕事の流れを感じていますが、すこし肩に力が入っているように思えます。

結構、冗談好きなんですが、傍からはそう見えずにいることもあるようで。

 長い付き合いの人たちとは、茶化し合いながら働いているので、見知らぬ人とも

すこし、お笑いを交えながら、気楽にいこうと思います。

 アタマの固い、堅物にならぬよう、おバカをすこしして、よい春を。なんのこっちゃ。

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かたち、を創る仕事

とある小学校の体育館のデザインが出来上がりました。どことなくユーモラスでもある。

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 いわゆるアリーナとステージのある普通のプランです。それを、いくらかでも見映えの

するかたちにしたいのが人情というもの。使う子供たちや先生はもちろん、地域の人たち

から「なんか、かっこいい」と言ってもらえるように。あれこれと考えるのは楽しいものです。

 アールのついた屋根や壁の、端々(はしばし)をよりよく考えて、エッジを効かすこと。

その結果が「端正」なすがたになってくれたら本望です。

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 建物のすみずみまで、神経をつかい、たたずまいを創る仕事。

あらためて「端正」端 はし が 正 ただしい と書く言葉の意味を考えます。

丹精込めて、端正を。

大銀杏の存在

毎朝のように通る、鶴岡八幡宮の境内、昨日は朝五時に馬場から一礼して海へと

向かいました。いつもと同じ暗闇の舞殿の先、そこに在る存在の大銀杏が、根元から

逝ってしまっていたとは、夢にも気づきませんでした。

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 午前中から、家の上空を、ずーーっと飛んでいたヘリコプターが、その様子を

撮影するためだったのだ、とわかったのはお昼前のニュースからでした。

 子供の時から遊びまわった境内の、ご神木。心のよりしろとして在った大銀杏。

めまぐるしく変わる都会の風景とは、違う時間の流れがある境内から、

千年単位の時間を生きた、一本の木が亡くなるのは、大きな穴が心に空いたようです。

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役立ち人

夕べの「グラディエーター」が残っているのか、リドリー・スコットの映画のような空です。

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 まだ春の陽気には、すこし早いようですが、お日様と会えればいいですね。

お天気屋の設計屋には、陽射しがエネルギー源のひとつでありました。

 さきほどのニュースで、300!もの公益法人に事業仕分けとありました。

役に立たない役人の、天下り先。受け皿のない、民間からみれば、なにが公益か?

 まあ、いらぬ人の話より、自分が役立ちびとであるべきなのでした。

人のためは、自分のためが本当。自分本位に、行こうではありませぬか。よい、一日を。

小さな区切りを連ねて

今にも泣き出しそうな空の下、海は凪いでいました。静かな火曜日です。

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 今の時代に、複数の仕事があること、それ自体が幸せなことであります。

さて、依頼された方の期待に応えるには、どうしたらいいのでしょう。

思うに、出来るだけ、やることを小分けにしていくことが一番かな。

 一日は、誰にも24時間で、生活者である以上、仕事以外にも時間を使います。

そこで、相手がこう望まれている、であろうことを考える前に、こちらで気分よく提案できる

よう、先回りをして得意なことを進めてしまう。そのことで、弱い部分も引っ張られて

得意まではいかずとも、よりよくかたちにすることが出来たりもします。

 そのために、今日一日でここまで行こう、と小さく区切りをすることで、

すこしでもよいものを。今日も、ちょっとその先まで。

出かける好日

おぼろげな月が、すこしダークな雲間に浮かんでいます。その雲は沖に流れて、

先々代からの言い伝えでは、お天気は下り坂ですが、現代の予報は午後から

つかの間の好天に出かけてきます。

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 外に出られるのは、物事が動いていくきっかけでもあります。

平凡な世界の中に、非凡なものは溢れているもの。

 日々、是好日。今週も、目を見開き、前を向いていきます。充実した、一週間を。

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身の丈と背伸び

降り続く雨をおして、待ちわびた迷犬を連れ出して、町内一周のコース。

春の強い風と、右往左往犬に引っ張られながら、ヨタヨタと帰還しました。

晴れて静かな日がほしいなあ。

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 友人から、仕事の感想が届きました。いつものように、等身大の生活者として、

同じ目線で評価をしてくれます。若いころなら、聞き流していたであろう、言葉も、

このごろは、身に沁みて心に残ります。むかしは、「自分」から自分に向いていた視線が、

「自分」から人へのまなざしに、自然と変わってきたようにも思えます。

 若い頃の「背伸び」、危なっかしいところ、無理しているところ、傍から見ている人には

それこそよく見えるもののようです。今は、自分の身の丈にちょうどよい居場所で、

時に「伸びーーーっ!」をしつつ、落ち着けている自分から、むかしの背伸びに感謝。

春note

ぽつりぽつりの春雨の中、朝散歩に出かけ、帰る途中からは本降りになりました。

いつものように、足元の迷犬は右往左往、傘を差しかけつつ、間抜けな帰り道です。

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 しばらくは雨模様の日々が続くようですが、春へと移り変わる季節の変わり目。

大木に集う、雀たちのさえずりも、季節のように賑やかになってきました。

 今日は、夕方に打合せ兼一杯(?)どちらがメインかはわかりませんが、

のんびりと出かけてきます。

 「継続は力なり」と言われます。私の場合、続けて仕事の依頼をいただくので、

継続は他力なり、といったところでしょうか。信頼には、誠実な仕事で応えることで

また次のステップへ、ほころびはじめた、春のノート(音)と一緒に。

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スペインの光りと影4 乾いた大地

スペインのグラナダにある、アルハンブラ宮殿は、設計者なら、一度は見たい建築です。

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 たくさんの目を瞠る細部や、全体の構成はおいおいお伝えするとして、

印象に残ったことを書こうと思います。それは、緑と大地のこと。最近のように、

季節の変わり目になると、雨が降る、湿度の高い日本は、緑も濃く草木が足元にある。

 それにたいして、ヨーロッパに行くと、地面が乾いているのが感じられます。

見た目には、緑が溢れる宮殿も、ふと地面に目をやると乾いた土がありました。

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 ワインのブドウ畑も、木の下は、写真のような土に近い感じがありました。

白っぽくさえ見える、パサパサとした大地。でも、豊富な水分より、乾きを感じるほうが、

葡萄も甘くなり、その糖度が美味しいワインを生み出すと聞きます。

 人間が、厳しい環境で、力強い仕事をするように、自然もそういうものなのでしょう。

 大地から生える、生き生きとした建築に、厳しい美しさを与えるのが、自然環境ならば、

それを考える設計者にも、ある厳しさが必要なのかもしれません。

ある晴れた日におくる

ひさしぶりに、みなとみらいへ。やっとこさ「アバター」を観てきました。

ほぼ三時間の長丁場ですが、壮大かつ細かに描かれた映像の表現に、

観ながら、力が入る作品でした。いままでの、映画のテーマをいろいろと取り入れて、

現代への批判をし、かつ3Dでの映像効果。これでもか、の内容でした。

ここまで創り上げたら、次の表現は思いつかないな、どうするのかな、と余計な心配を

してしまいました。それほど、すごさと面白さが残る、大作であります。

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 ひな祭りの夜、ちいさな魂が旅立ちました。そっと静かに見送る夜。

心をかたむける。また、いつか、どこかで。

開店休遊の日

予報では、これからお日様に会えるそう。いい一日をよろしくです。

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 ひな祭りの今日、急ぐ予定がなにもないので、お休みにしました。

年に数回、ふと思い立って、休みます。自営業ですから、もっと自由に休んでもいいの

ですが、貧乏性で、つい働きマンを演じてしまうのでした。

 ビジネス書には、どこにもこんな時間の使い方は書いてありません。

一週間すべて、割り振って、理想を追い求めるように、さまざまなアイデアが

なかば強制されるように、迫ってくる。

 でも、普段の仕事、人を相手にする商売、相手に合わせる必要がありますし、

思い通りに進まないのが、世の常。ならば、自由に時間を、先に延ばすのも、

時には、いいと思います。そんなことを言えるのも、恵まれた仕事の環境があればこそ。

 感謝をかたちにして、よりよく返すために、休む時間も、大切にして過ごす水曜日です。

先を見るまなざし

季節がすこし戻り、冷たい北風が吹く朝となりました。

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 静けさの中、風の音だけが、大きく聴こえています。

三月という月は、仕事の上での年度末。いままでの方向性を確認して、

また来月から、新しいパターンを試していく、そんな切り替えの日々でもあります。

 オリンピックのように、四年先を目指すという、明確な目標は持てなくても、

一年先に、こうありたい、では今どうするか。それぐらいの目標、目安は持てそうです。

 今年は、仕事をする環境を見直す時期に来ているように思っていて、

次の十年、よりよくことを運ぶための、助走期間でもあると思います。

 自分の足元を確かめて、出来るだけ目線をあげて、この先を見ていこうとする、

一週間になりました。

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希望の明かりがあるように

満月前のお月様の柔らかな明かりが、我が家のピクチャーウィンドウに浮かんでいました。

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 夕べ見た、NHKスペシャル、派遣村村長の湯浅誠さんの熱意に対して。

内閣府参与として参加した、最初の会議で、相手の役人が開口一番

「格が違うから出来ない」のっけからの、「出来ない」発言でした。

 そも、人格こそあれど、役人の肩書きがあるだけで、その肩書きそのものに「格」なんて

ありはしないはずです。前例がない、が通用するのは、いまどき役人の世界だけでしょう。

 市井の人々は、普通の商売で「出来ない」は通用しませんもの。おいしいものが

「つくれない」食べ物屋さん、居心地のいい家が「設計できない」設計屋、

それこそ、おまんまの食いあげでした。

 嫌がらせのような、省庁の言い分の裏にある、ちっぽけな面子。

役に立つ「役人」、湯浅さんの、「人の立場に立った」熱意に、応えられる役人は

どうやら存在しないようです。

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 人から「情熱」を失くしたら、光りの無い星のようです。

月の明るさも、見上げるからこその明かり。せめて、「役人」ではない、

私達は、湯浅さんの目線で、暮らしていきたいものです。

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