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2010年4月

心配せずにココロ配り

今日は、迷犬の五種予防接種を受けにでかけます。動物病院の女性の方々が、

大好きなうちの犬は、喜んで注射を受けます。犬は飼い主に似る!とよく言いますが、

喜んで注射は受けませんから。人見知りですし。

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 よく、心配をするというのは、気をもむという意味で使われますが、字のとおりでいけば

心配りということ。なにも心配の種がない人はいないと思いますが、日々出来れば

上機嫌で、よりよく過ごしたいものですね。

 うまい具合に、ココロの按配をして、よい五月晴れの季節を迎えたいものです。

よい週末を。

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迷犬とクローバー

昨日の夕方、大雨警報とおりの雨上がり、丸一日半待ちかねた犬を連れ出して海へ。

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たくさんの流木と強い南風。ひさしぶりの夕方の海に、しばし佇む二匹でした。

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 クローバーの海を、それはそれは生き生きと嗅ぎまわる迷犬。

このうれしげ楽しげな散歩への集中力。すこしは見習って、仕事のまとめに

邁進する、飼い主です。

仕分け出来ない仕事

夕べからの雨、音をたてて降り続く朝です。子供たちの通学、びっしょりになりそうで

「痛学」になりませぬように。迷犬も散歩おあずけで、途方に暮れてしょんぼりしています。

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 事業仕分けの第二弾が始まっていますが、庶民の感覚とは程遠い、予算の

どんぶり勘定と浪費。公益とは呼べず、私益法人と呼んだほうがいい組織が多いようです。

「名は体を表す」不必要に長い、公益法人の名前、事業の名称、それぞれの肩書き、

それらは、既に「無駄」を表出しているように思えました。

 住まいの設計は、生活に密接にかかわる仕事です。また、建築は美の要素、デザインの

分野から、総合芸術と捉える人もいます。呼び名や捉え方はともかく、設計の仕事は、

ここからは、出来ない、やらないとかの、仕分けが簡単には出来ないものです。

 日頃の、自主的なお勉強、特に建築や美術書は値段が張るし、いい建物を見て眼を

肥すにもかかります。時には、海外!へ自費!こういう個人の事業仕分け、きっぱりと

明朗会計が出来たなら。弱小設計事務所の事業主としては、子供手当てのお知らせに

目線が向かう、大雨の水曜日です。雨上がりの、晴天を

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日向の彼方

池田晶子さんの本「リマーク」に綴られた、思いを超えた「考え」。人が常々、思うことを

より「自分で考える」こと。今度の連休は、すこし自分の足元を見つめなおす日にしようと

考えています。こうしよう、ああしよう、と思うのは、いつでも出来ますが、時間を取って

「考える」ことは、簡単ではありません。切羽詰る環境に、自分を追い込むことは

恵まれた環境にいる私には、「考え方」の殻を自分で壊すしかない。ひとつところに

安住するのは、心地よく、安心で、楽ですが、それでは、現状維持でしかないと思います。

この時代、現状のままということは、なにもせず下がることを意味します。

 自らの手の内を見つめ、使える「考え」を、「本当の考え」にすること。

ひとりの人間に出来うること、はそう多くはありませんが、「成すべきこと」というのは、

目の前には、数多く存在します。その存在を、より確かなものとして、捉え、見据えて、

「考える」。本当に考えるひと、になれるよう、ひとつひとつ誠実に、働きつつ。

 歩みを進めるひと、の歩く日向の彼方には、先人たちが待っています。

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 連休は、こういう奴↓の面倒を見ることも、ミッションではあります。トホホ。

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GO!の日

朝の気温が、一桁台で五日以上続いたのは、1975年以来だそうで、子供の頃には

こんな寒さがあったのかとも思う今日です。文字通り、肌寒いこと、もうすぐGWです。

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 週末に、頼んだ新しいデジカメが届きました。今度はリコーのCX-3にしました。

いかにもカメラという四角い黒ボデイ。男は形からはいるようです。

まだオートでしか撮っていませんが、なかなかきれいで楽しみです。

大きなサイズの画像、アップするには容量オーバーで、リサイズして載せますね。

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 試し撮りに、迷犬を選んだら、最初の被写体に犬?と家人に笑われておりました。

仕事で使うので、これでいいのだ。とわけのわからない理由で、GWに向けて

よりよく働きます。GO!

ココロのファインダーで

昨日の東京ドームの試合は、記憶に残る一戦でした。お隣のご夫婦も観戦に出かけられた

夕べの試合。木村拓也さんの追悼試合という意味合い以上の「魂」のこもった内容でした。

満塁弾を放った谷選手は木村さんと同い年。公式戦初めての満塁ホームランが、あの場面

で打てるすごさは、日々の努力あってのものだと思います。選手全員の気持ちが入った

「残る」試合、今年はとても多く見られるように思います。スポーツ新聞を、お隣と二軒分

買う日が増えそうです。

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 液晶画面が壊れても、ココロのファインダーで写すことが出来ました。

いつもより、よく撮れて!ます。挟まった黄色いテニスボールが、青空に映えている、

よいお天気の休日です。今日も、よい一日であるように。よい試合も

穏やかさと寛ぎ

いまだダウンジャケットが手放せない、寒い朝。海は静かにありました。

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 今日は、長男の誕生日。数十年前の今朝、親としてのスタートした日があったことを、

思い出します。いつの間にか、大きくなり、背の丈も超えてます。

 気づけば、四月も残すところ一週。穏やかな週末を寛いで過ごす幸せと一緒に。

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心眼を鍛える

雨の降り出しに間に合って、待ちかねた迷犬を連れ出して、由比ガ浜へ。

うれしそうに足元をぐるぐると駆け回る犬と、静かに佇む朝の海です。

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 先日、デジカメを不注意で落っことし、以来画面が出ません。

フレーミングどころか、どの程度写るのか、何も解りませんのでした。

そこで、心眼。念じてみると、撮れることは撮れますね。

 でも、本来の心眼は、審美眼に通じるはず。そういう次元のココロのまなざし。

眼に映るもの、すべてを覚えられぬものならば、一日の日常のひとコマぐらい

確かにココロの眼でとらえてみよう。

 目利きになるには、よい物を見続けることしかない、とはよく聞きます。

 性能とは違う、眼の力を、すこしでも、鍛えて、デジカメも買い換えるとしますか。

三・四・五の家

住宅の設計コンペ、満足のいくものが出来上がったので、〆切り前に提出しました。

 今回は、以前から温めていたテーマが基本になっています。

それは、大工さんが使う差し矩さしがねです。さしがねの「矩」かねは直角のこと。

建築の基本はすべてこの「かね」直角からはじまりますが、今回は底辺を三、高さを四

とする直角三角形の斜辺が五になる、という「三・四・五」さ・し・ごを使って考えました。

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 三尺およそ90センチを基本単位とする日本の家。六畳では九尺かける十二尺これを

さ・し・ごにすると2.7メートルかける3.6メートルで、その斜辺が4.5メートルになります。

今回の計画する敷地は、ほぼ長方形だったのですが、方位が南西に振れていたことから、

日当たりを満足させるため、斜めの軸線が欲しかったのです。そこで、プランの考え方の

中心に、この「さ・し・ご」が登場したのでした。敷地と方位の関係から「発見」したと

言ってもいいと思います。こういう考え方の芯が見つかった時の「やったー!」感は、

電球がパッと点いた感じですね。この三角形が見つかったので、あとはこのパターンに

住宅のプランを乗せていく。物語の本筋が見えたので、そこに要望される部屋や水廻り、

収納や吹き抜け、階段、ガレージなどを落とし込んでいくと、一軒の家が出来上がりました。

 当初のイメージを具体的な寸法にしていくと、うまく納まらないところが出てくるものですが、

最初の「さ・し・ご」の筋がしっかりしていたので、迷ったら最初のイメージに戻ることで、

首尾一貫してまとめることが出来ました。こういう時は、まさに時間を忘れて仕事してます。

 一生のうち、時間を忘れて仕事に没頭できること。持てる人は、そう多くいないと思います。

恵まれた環境に、改めて感謝して、また次の挑戦を、楽しみます。

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光りさえあれば

穀雨明け、雨上がりのすこしひんやりとした空気、八幡様も静かな朝です。

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 夕べのクローズアップ現代は、バイオエネルギーがテーマでした。

なかでも、光合成で油をつくる!藻類があるとのこと。

水さえあれば、家庭の庭でも出来るのでは。そうきたか、と思い日本人はすごいものだ

とも思いました。地道な研究と数十年に及ぶ試行錯誤の彼方から、まだ見ぬ技術が

生まれてくる。人のあげあしをとる、非難合戦をしているだけの、政治屋とは、

別のところに「立派」な日本人が活躍して「仕事」をきちんとしているのでした。

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 八重桜の咲く、四月の水曜日。GW前の、よい週末を目指して。

今のココロで

晴れた空に出会えたのもつかの間、また妖しげな曇り空が戻ってきました。

南風が強く吹いて、すこし寒く感じられる今朝の由比ガ浜です。

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 大滝詠一さんと山下達郎さんの新春放談で、ライブの歌をレコードの歌が超えられない

という話があって、とても印象に残っています。ライブという一回性の音楽には「念」が

入るから。というのが、大滝さんの答えでした。念とは、今の心と書くから、今の魂が

歌にこめられるから。歌いなおしても、それは「今」じゃないからと。

 音楽が一回性であるように、人生も一回。建築の設計も、その場所につくるのは、

ひとり一回。今のココロで、自分をうまく表現できたら本望です。野辺の花のように。

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一週間先を読む

庶民の家庭では、野菜が節約して使われて、もやしがたくさん重宝されているようです。

我が家ですか?もちろん、もやしでボリュームアップです!

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 桜が散って、鎌倉ではこれから新緑の季節が盛りを迎えます。

今は、そこかしこで、紅葉の青葉!がきれいです。この葉を透かす陽射しが

増えるといいなと願う、ここのところのお天気ですが。

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 よくビジネス書で、半年一年先を的確に読むこと、といわれますが、

そんなに読めるものではありません。せいぜい、一週間先がいいところ。

その先を目指す一歩として、来週の今日。ありたい姿を思い描いて、今日の充実を。

久しぶりの朝

ものすごく久しぶりに、晴れた朝日の中を散歩した気になりました。

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 人は朝日を体に受けることで、体内時計をリセットしながら生活していると、

聞いたことがあります。気分的にも、朝日に当たることは、単純に気持ちがよいものです。

今朝、天気予報に、紫外線と熱中症の予報が加わりました。いつのまにか、そんな

季節になったようです。鎌倉の市場も、野菜を求める人々で一杯でした。

安定した好天が続くように願いたいものです。

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 いいお天気に感謝しつつ、よい休日を。

窓辺の風景

住まいを考えるとき、かたちを考える人と暮らしから考える人がいます。

私たちの場合は、暮らしから。家の内側から、外に向かう作り方です。

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 窓から何が見えるか、街中の場合には、何を見ないようにするか。

窓辺が決まると、おのずと居場所が見えてきます。外側から、いいバランスでも

暮らす部屋からは、いらない位置にあるような窓は作らない。

 同じようなかたちでも、視点が違い、諸条件の捉え方が違えば、その答えは無限大。

住まいという、小宇宙。考え始めると、きりがありませぬ。

 晴れた日を待ちながら。

春はどこへ

シトシトと、雨降り続きの朝ですが、足元の迷犬は待ったなし!傘を差し掛ける親心を

知らずに右往左往。実に生き生きと全身で喜びを表しております。

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 大きな地震や火山の噴火、季節はずれの雪!予報。なんだか落ち着かない春。

穏やかな日差しと澄んだ空気が欲しいものです。

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 季節にふさわしいお天気は、ココロのなかに仕舞っておいて

よい心がけをなるべくするようにして、晴れを待つとしますか。

 お天気屋は、お天気屋らしくコロコロと変わりながら。

光りを欲す日

住まいに欲しいものは光りです。朝日が入る食卓。木漏れ日の射す居間。

夕陽の見える浴室。星空や月の満ち欠けを眺める、天窓のある寝室。

 光りについて想像すると、どんな部屋がそこにはあるのでしょうか。

人が暮らしを営む住まいを、その場所にふさわしい光りを考えることからつくる。

しばらくは、そんな日々をおくります。

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手抜きせず、力を抜く

散歩に出てしばらくして、眼鏡をかけ忘れていたことに気づきました。

乱視、近眼、そして老眼、外の世界がぼやけています。けれど、ちょっとピンボケぐらいで

ちょうどよいのかもしれません。本当に必要なことは、目を凝らすものですしね。

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 何事もそうだと思いますが、手を抜くことは簡単です。それに対して、力を抜くことは

とても難しい。凡人は、つい思い入れと一緒に力を込めてしまいます。それが、仕事相手に

とっては、トゥーマッチになったりして。ほどよい、落しどころをさがすには、

力を抜いて、平常心と自然体。このふたつも、難しいから、人はテーマにするのですね。

 舞台に戻ってきた、北島康介選手の姿を見て、手抜きせず、力を抜くチカラを

得たい、今日この頃です。

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 表現を抑えることで、本質を浮かび上がらせることが出来たらいいな。

レイ・オブ・ホープ

桜の花びらと入れ替わり、山の新緑が輝き始めた季節です。昨日の雨が春霞を

どこかへ消して、鮮明な空気が満ちています。

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 レイ・オブ・ホープとは「希望の光り」です。

これから、五月に向けては、緑を照らす光りも力強く移り変わる季節です。

晴れた日には、上を向いて歩く、前向きな季節の訪れでした。

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三話の歴史

三谷幸喜さんの「わが家の歴史」を見終わって、石川達三さんの小説「蒼氓」を

思い出しました。海を渡って開拓をする、普通の人々。市井の人たちを、淡々と描く

泣き笑いのドラマにも、抑えた表現がありました。今回のテレビドラマには、続きを楽しみに

しながら、一日を過ごすという、おまけまでありました。

 ちょうど私達が生まれた時代までを描いた「わが家の歴史」。たくさんの事実確認や

登場するエピソードの関係者の承諾を得る裏話もありました。何十年ぶりにテレビドラマの

可能性を感じた、今回の三話。もう一度、見たいものです。

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上手な休み方

暖かな朝、薄曇の風景が静かにひろがっておりました。

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 いい休日というのは、何かにゆだねることで、そう過ごせるようです。

テレビで野球をみたり、「わが家の歴史」をみたり。時間を、人の動きや作ったものに

ゆだねることで、かえって考える余白が生まれてきたりします。

 どうしても、「仕事」のことを考える、癖というか習性を変えるには「他力本願」。

自営業の貧乏性も、なにもしないお休みに、ゴロゴロしながら見るテレビに

助けられることもあります。「わが家の歴史」のおかげで、いい週末になります。

多くの人が作る、「ドラマ」の向こう側に「プロの仕事」を見る休日でした。

「わが家の歴史」賛

気持ちのよいお天気の土曜日、穏やかな朝を迎えました。

桜の花びらが舞う中、新緑が美しい季節の始まりです。

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 普段、ニュースとスポーツしか見ない私が、ほぼ日のススメにのり

三谷幸喜さんのドラマ「わが家の歴史」を観ました。おもしろい!!!!!!

映画「マジックアワー」も良かったですが、今回のドラマも、細かな仕掛けが満載です。

今日、明日の続きが、久々に楽しみなクスッと「笑う」週末です。

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身の丈週間

花冷え続きの鎌倉、週末の鎌倉まつりまで、桜の花がもちそうです。めずらしいこと。

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 今週は設計プランを練っていて「身の丈」について考えることが多い日々です。

仕事場に流れるラジオのインタビューでも「身の丈に合った」と答える人の言葉に反応して。

 アイデアは、よくよく考えないと生まれてはきません。たとえ思いつきでも、身になったもの

から、それらは出てきます。本当によいアイデアというものは、使いやすさや美しさを内包

しているもの。考え方の核になる、よい考えを今日も探して。

アイデアは、愛である。i dear

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男泣きのグラウンド

朝焼けの空色と、散り行く桜の花の色が重なって美しい朝でした。

花冷えの北風が、すこし冷たい、でも晴れた木曜日です。

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 昨日未明、読売巨人軍の守備走塁コーチの木村拓也さんが旅立たれました。

報道された映像は、涙無しには見られませんでした。甲子園のグラウンド、セカンドの

守備位置の円陣の中、あるじのいない悲しみ。野球という人生の厳しさの中、

笑顔を絶やさなかった人柄を偲んで、男泣きの野球少年たちにエール。

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花筏の風景

春の海、強い南風が吹いて白波がたっていました。春爛漫から雨降り、北風に変わるよう。

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 八幡様の池も、舞い落ちた桜の花びらで覆われていました。

昨日の千鳥が淵の映像、ニュースでその花びらのじゅうたんが「花いかだ」ということを

知りました。言い得て妙、昔の人の言葉のセンスを感じます。

 歳を経るうちに、段々と桜や紅葉を見ることが、味わい深くなってくることを実感します。

いつまで、この風景の中で過ごせるのか。美しい言葉にも、先のことはわからないから、

よく生きなさい、と教えられる気がします。

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単純な美

朝霧の中、暖かな風が吹いていきました。春休みも明けて、そろそろと始動です。

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 散歩の帰り道、いつも眺める佇まいがあります。老舗の酒屋さんの裏手にある蔵です。

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 切妻の屋根、漆喰の壁に穿たれた格子窓に、霧除けの小庇。

たった三つの要素で、静謐な佇まい。昔の大工さんが、感覚だけで創った美しさ。

いつか、この蔵のような、自然な佇まいが出来ますように。

休み明け、充実の先に、目指す姿を思い浮かべつつ、歩き出しました。

春の佇まい

雨の月曜日、今日は中学校の入学式です。光陰矢のごとし、何事も早く過ぎていきます。

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 住まいには、住まう空間の内部と、家から外を見る風景があります。

身の周りにあるインテリアに対して、家のかたちを含めて外に在るものは、

エクステリア。街並みという風景の一部となる家、佇まいをいつも考えています。

 鎌倉の谷戸にある、我が家の周りは山です。今の季節は、山桜があちこちで満開。

この風景は、お金をいくら用意しても、つくることは出来ません。

その得がたい風景を、出来るだけ邪魔しないように創るのが、礼儀。

 佇まいというものは、古の佇まいから、学ぶことが多いものでもありました。

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桜日和に

我が家の庭の、崖の上の桜が、満開になりました。

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 すこし冷え冷えとした、今年の春。桜が長持ちしてくれていいのです。

鎌倉は、それはたくさんのお花見客であふれています。そんな人混みを横目に

七里ガ浜へ。新たな設計コンペの現場調査会があります。エントリーの数も多く、

そこでも混雑しそうですが、前もって敷地を下見させていただいたので、余裕をもって

話を伺えます。

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 お天気は、下り坂のようですが、春休みをもらっているおかげで、

ココロはとても晴れ晴れと、いいお日和です。やはり、休むときには

それこそきちんと休む。そのことの大切さをかみしめて、一日大事に過ごします。

スペインの光りと影5 アルハンブラ

スペインの南部、アンダルシア地方のちいさな都市、グラナダにあるアルハンブラ宮殿は、

その美しさゆえ、破壊をまぬがれて、イスラムの文化を今に残しています。

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 裁きの門をくぐり、カルロス一世宮殿の円柱の並んだ中庭を抜けると、

コマレスの中庭に出ます。その明るさに出会う手前、右側に控えの間のような

アーチの場に立つと、厚い壁越しに光りが差し込んでいました。

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 暗殺が数限りなく繰り返された時代から、この光りは床を照らしていたのかもしれません。

この写真は、スペインの旅で一番印象に残ったものです。

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 その闇を抜けると、コマレスの中庭。正面には、玉座の間を内包するコマレスの塔。

そして、その中庭の両側には、王の四人!の正妻の住居がありました。

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 その住居、1階が夏の、2階が冬の生活の場だったそうで、

きれいな透かし彫りのアーチごしに、中庭の水のきらめきが映る窓があります。

 偶像表現をしないイスラム文化がもたらした、華麗な装飾の世界。

設計屋の立場でなくとも、学ぶことの多い、光りと影の世界があります。

春の嵐と平らなココロ

思わず笑ってしまうぐらいの、とんでもなく強い風が吹きすさんでいます。

若宮大路を海へ進んで行きましたが、砂つぶてに手前で断念。

強い風に背中を押されながら、犬とともにすごすごと帰ってまいりました。

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 昨日は、すこし足をのばして材木座の光明寺まで。山門をくぐると境内の桜が

見ごろを迎えていました。近くの園児たちが、桜のしたでぐるぐると駆け回って

とてもなごやかな風景。桜の花も、笑って見守っているようでした。

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 外は強風ですが、ここ数日の春休み。近年では一番のんびりしています。

大波のたつ春の海の傍で、とても凪いでいる心持でした。

先を見通す、新年度

花霞、南風が強く吹き抜けて、雲が湧き上がる由比ガ浜。トンビがすーっと

気持ちよく横切って飛び立ちました。

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 昨日のラジオで、今日からの新年度、なにか変わったことを始めますか、

の問いかけに、七割ぐらいの人が「なにも変わらない」との答え。

わたしたちも、同じようなものです。ただ、アタマではそう思っていても、

季節が移り変わるように、いつのまにか変わっているのがカラダです。

 暖かくなって、カラダがよく動き出すと、アタマも自然と廻りだすように、

今日という一日から、また新たによい一年を。

 先が見えないと時代にいうより、自分の目先ぐらいは見つめていこうではありませんか。

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 3Dメガネをかけて、先を見通す、アバター犬でありました。おそまつ。

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