日向の彼方
池田晶子さんの本「リマーク」に綴られた、思いを超えた「考え」。人が常々、思うことを
より「自分で考える」こと。今度の連休は、すこし自分の足元を見つめなおす日にしようと
考えています。こうしよう、ああしよう、と思うのは、いつでも出来ますが、時間を取って
「考える」ことは、簡単ではありません。切羽詰る環境に、自分を追い込むことは
恵まれた環境にいる私には、「考え方」の殻を自分で壊すしかない。ひとつところに
安住するのは、心地よく、安心で、楽ですが、それでは、現状維持でしかないと思います。
この時代、現状のままということは、なにもせず下がることを意味します。
自らの手の内を見つめ、使える「考え」を、「本当の考え」にすること。
ひとりの人間に出来うること、はそう多くはありませんが、「成すべきこと」というのは、
目の前には、数多く存在します。その存在を、より確かなものとして、捉え、見据えて、
「考える」。本当に考えるひと、になれるよう、ひとつひとつ誠実に、働きつつ。
歩みを進めるひと、の歩く日向の彼方には、先人たちが待っています。
連休は、こういう奴↓の面倒を見ることも、ミッションではあります。トホホ。
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