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2010年6月

残念のチカラを継ぐ

日本代表の、今年の夏が、秋の彼の地で終わりました。

こういう朝は、涙雨のような梅雨空が癒してくれます。

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 岡田監督、岡チャンの「私の力が足りなくて、選手たちを勝たせてあげられなかった」

という言葉には、指揮官として、人の上に立つものの、ココロの在りかたを伝えています。

 残念という字は、今のココロを残すと書くのですね。南アフリカの大地に、置いてきた

心残り。今日から、継ぐ志。チカラを貰った、わたしたちが、それぞれのポジションで、

次の舞台へ。よい、一日を。

短縮・圧縮・濃縮する日

傘を持たずに出た犬散歩。道半ばでポツポツと落ちてきました。これ幸いと「帰ろ!」に

素直に従う犬でありました。

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 以前、木々の生長の様子を、尊敬する建築家のひとりの奥村昭雄さんが

プログラムしていらっしゃいました。葉の一枚一枚にどうしたら、満遍なくお日様が

当たるか、を木は知っていて、そのように生長する。その過程を、パソコンに表すと

膨大なデータ量になる。木々は、写真に撮っても、複雑に光りを反射して、データが

大きくなります。

 自然の営みが持つ「濃さ」をいかに学び、仕事にも生かすのか。

〆切りの日に、現場の予定が入ったので、梅雨の蒸し暑さに、途切れがちだった集中が

戻ってきました。人からの要請に「他力本願」する日、時間を短縮することは出来なくとも、

集中することで、かける時間を圧縮して、内容を濃縮する。

 人口が減ることが確実なこれから、小さく縮むなら、濃縮という手がありました。

データの圧縮から、仕事の濃縮まで、ハイペースで考える、そんな火曜日です。

おとなしく月曜日

六月もラストスパート。逗子では海開き。夏の気配を感じつつのスタートです。

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 木曜日の〆切りに向かって、集中をする週明けとなりました。

季節にマケズ、ひたすらクールに乗り切ろうと思います。

余分な力を抜く。これが、いかに難しいかは、スポーツ選手の方々が、

いつも闘いの場で、見せてくれています。

 目的さえクリアであれば、ブレずにたどり着ける場所。

目標は、高めに設定して、後追いだけれども、出来るだけのことはしよう。

 いい夕暮れ時を迎えるには、午前中が勝負です。

しなやかなアタマで、おとなしく冷静に過ごす、ハッピーマンディを。

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敷地と仲良く

予報より雨が降って、犬散歩はおあずけとしました。庭の紫陽花がうれしそうです。

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 設計コンペの〆切りを控えて、張り切る日曜日となりました。

今回は、集合住宅なので、いかにボリュームを確保するか、に腐心しています。

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 建築をつくる時、高さが高くなると、敷地の前の道路の巾や地域によって、

斜線制限というものがかかります。その見えない、斜めの線によって、建物の上部が

カットされるのですが、建築法規がかわって「天空図」を使えば従来より大きなボリュームで

建てられるようになりました。ソフトで、ボリュームの外形は得られますが、さてその中身を

考えるのは、わたしたち設計屋です。機械には最適解を「決める」ことは出来ないので。

 集合住宅であっても、一軒一軒の家を創りこむことに、なんら変わりはありません。

むしろ、問題が複雑になるので、より設計者の「腕の見せ所」になって「やったるで」と

モチベーションが上がります。敷地の条件に寄り添って、法規と仲良くして、

よりよい建築を目指すのは、やりがいのある仕事でありました。よい、休日を。

臨機に応変

設計の仕事を考える時、外側からか内側からか、どちらから掘り進むか?

人それぞれアプローチの仕方が違いますし、そこに個性も出ます。

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 わたしたちの場合は、まず外堀を埋めてから、内部を膨らませて外側を見回す。

といった順番でしょうか。この場合の外側は、敷地の持つ潜在的なものを読み込むこと。

 外側からは、社会と法規の規制もかかってきます。複雑な、行政システムや毎年変わり、

増える法規制。その対応を考えるだけで、日本の社会的な損失は大きいと思います。

 サッカーを見ていると、対応するには、シンプルな臨機応変のシステムがいるようです。

どれだけ、その場その場で、応じて変わることが出来るか。(その場しのぎでもいい。)

 それには、複雑な動きを統率するシンプルな考えがいるように、生活を支える住まいにも

本筋を見通す、芯のようなものが要ります。

 インとアウト、インテリアとエクステリア、インプットからアウトプットまでを貫くのは、

結局単純な「人間のチカラ」に他ならないようです。

秋色の彼の地の蹴球

勝利の美酒の前倒し。ということは、勝利の食前酒ということになりましょうか。

白ワインを一本空けて仮眠するも、たいして眠れず準備不足で観戦。

充分な準備をしていた日本代表のおかげで、寝不足が無駄にならずよかったです。

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 秋の季節の彼の地では、選手のはく息が白い場面もありました。

お国柄とサッカーの試合運びの組み合わせを楽しむとともに、同じ時代に、違う季節を

歩む国があるということを感じることもできます。

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 天然ボケの犬も、↑たまには牙をむく。(ように写っただけですが)

日本のサッカーも、集団として、試合を重ねながら、力がつくことが出来つつあるように、

やるときゃやる!とあくびをしつつ、図面に向かう、こちらサイドでした。

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 お日様もに見える、止み間かな。おそまつ。

ワークとライフ

設計コンペのプランがまとまって、さあこれでいこうとなりました。メデタシ。

幾度となく繰り返し、行きつ戻りつ、かたちになるのはいつものことですが、素直にうれしい。

ものづくりのプロセスは、直感を裏づけして具体化する。気持ちをかたちに、のモットー通り

移ろうココロから、やわらかく、しなやかなカタチを考える日々です。

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 昨日読んでいた、ワークライフバランスの本。ワークとライフは、両立させるというより、

融合するもの。という一節があって、なるほどと思いました。

 以前、建築家のノーマン・フォスターが、建築の設計は、あらゆるものの統合である。

と、見に行った講演で言っていたことと繋がるように思います。

 対立させることより、うまく合わせるような、そんな持っていき方が出来たらいいなあ。

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 ミニトマト、実る前に咲く花のように、出来上がる建築の前に、図面を描くこと。

今日も、続けていきます。

雨空二人六脚

二本足の中年と四足の中年犬が、リードを介在して手をつなぎ、短めの散歩をすます。

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 空を見上げつつ、足元の嬉嬉として歩く犬の横顔を見ながら歩くひととき。

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 重そうな足取りで、駅へと向かうワーカーを見送りながら、さて今日いちにちは?

と、どこまで仕上げるか、いい按配で考える、贅沢な時間。

 生き物の面倒見をすると、違う時間で生きる他者にも寛容になれるもの。

夕方からは、静かに本を読むとしましょう。晴耕雨読なり。

犬スペース

サッカー中継で、「スペース」という言葉をよく聞きます。プレイヤーのいない「空き地」と

いう意味あいでしょうか。設計では文字通り「空間」です。なにもないのが空間ですが、

囲うことでしか、建築の場合はつくることが出来ません。

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 設計屋が苦労して作り出すスペースを、花はそこに、ただあることによって、

いとも簡単に創り出していました。いつか、さりげなく、近づけたらいいな。

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 犬にとっては、散歩をするスペースは、テリトリーという「なわばり」感があるもの。

匂いつけをするスペースの拡大が本能のようです。

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 橋掛かりのおかげで、向こう岸までスペースがひろがった犬はご満悦。

日々新たな発見をして、梅雨空のした、生き生きとしている毎日です。

モノクロームの季節

夏至を迎えて、梅雨も本格的になってきました。海辺の先の空、雲模様が鮮やかです。

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 朝の散歩道、セレクトショップのショウウインドウには、黒犬が歩いていました。

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 長いお昼時間の今日ですが、空はグレイッシュ。陽射しが陰をひそめ、光りが

モノクロームの世界を作っています。駅前のCDショップの跡には、

ノースフェイスのお店が出来つつありますが、白い壁に黒字のデザイン。

そこかしこで、白黒の世界がひろがっている鎌倉であります。

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 そんななか、消防署近くの花壇の片隅に、可憐な黄色が咲いていました。

白か黒か、問い詰めるような社会とは、違った時間の流れを持つ、色の世界。

この季節、鮮やかな色合いを足元から見つけて過ごします。

ポジション取り

強い南風に、いい波が立って、サーフィンシーズンの到来です。

滑川の橋を渡って、今日からは材木座サイドから海を眺められるシーズンでもあります。

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 サッカーを、冷静に俯瞰して見ると、実にポジション取りが大事なスポーツであると

思います。「いいところ」にいかに自分をもっていくか。高いモチベーションを持ち続けること

から始まって、高い位置でボールを受ける、速い守備で、パスを切る。その場所取りの妙が

試合を分けることがほとんどです。もちろん、個々の技術は前提とした上で、チーム全体が

同じ意識で、流動的に動くのが、強いチームの条件になるようでした。

 「総合力」が勝敗を分かつことが、多いけれど、ミスも同じ数で影響するし、

「精神力」というのが、おおもとにあったりもして。

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 にわかサッカー観戦でも、いろいろと見方があって、楽しめるし、ストレスもあったり。

国を背負う選手たちに比べれば、申し訳ないお気楽さですが、祭典ですから。

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 彩りを増す紫陽花に、ポジション取りを学んで、仕事に活かそうとも考える、

すこしくやしい日曜日の朝でした。次の勝利へ、ゴール。

風吹く街で

八幡様の、七夕飾りが吹きすさぶ風になびいていました。雨上がりの朝です。

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 滑川には、橋架かり、たもとには強風で仮設のトイレが落っこちていました。

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 時間をうまく使えるようになると、土曜日の使い方が大切に思えてきます。

日曜日をゆったりと過ごすために、いい週明けを迎えるために。

 サッカーが日本で一般的なスポーツになって、言われるようになった「モチベーション」。

いまの季節にこそ、明るい日差しの下にいつもいるかのように、ゴキゲンな状態で

いたいものです。わたしたちにとってのモチベーションは「継続は力なり」という言葉が

似合いそうです。といっても、サムライブルーの戦士たちを声援するぐらいですが、

いいストレッチをして、充実した一日を。いつもココロに太陽を。

気持ちの温度

しばらく続く空模様ですが、曇り空にも、一定の明るさがあるのは不思議ですね。

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 きっと、雲の上を照らす太陽を思って、「平常心」などという平らで公平な言葉が、

生まれてきたのだと思います。誰にも、気持ちが水平な日があるもの。

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 色を感じるのは、色という波長を見るからですが、色には温度があります。

色温度の差は、ワールドカップの各国ユニフォームにも、個性の差となって現れていました。

今、気になるのはオレンジ。赤とともに、元気の出る色であります。明日の一戦は、

オレンジとサムライブルー。蒼く冷静な狼イレブン。観たいものですね。

 毎日の気分を、色にたとえて、今日はこれくらいにしておくとか、調子が上がっているとか

考えると、色彩と心理の関係はおもしろい。緑を目にすると、安心するように、

気持ちの色温度、ここちよいところを、人それぞれ、探していきましょう。

ひとの体験から

梅雨の晴れ間、強い日差しが満ち溢れて、眩しさに目を細める、そんな朝です。

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 ワールドカップ、夕べのスペイン対スイス戦は、見ていてとても収穫の多い試合でした。

スイスの、前、後半を通して一貫した戦い方は、日本チームにあてはめることが

出来そうな、パッケージになっていたように思います。

 にわかサッカー観戦でも、何試合か続けて見ることで、チームの特色を感じることが

出来るようになります。とても大雑把ですが、自分の感じというのが大切で、

その闘い方を、自分なりの理解で、追体験するようなしかたとでも言いましょうか。

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 それぞれの、仕事上のポジション。その持ち場で、ひとさまがした体験を

持ち込んで、後追いしてみること。失敗も、人の数だけあるから、素直に学ぶ気持ちで。

 そうすることで、いつか、いい収穫が得られるものかもしれません。

凛凛しさと愁い

台風の止み間のような朝、しばらくは静観して、犬散歩はおあずけとします。

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 さて、おあずけの対象のほうは、といえばもう一つの生きがい、「食事」待ちでおります。

犬というものは、ふとした時の横顔に、哲学的な雰囲気を漂わせることがありました。

なにを考えているのか?ほんとうは、なにも考えてはいないのでしょうが、キャプションなり

ふきだしなりを、つけてみたくなるのも「犬バカ」な証左です。

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 凛凛しい横顔に、愁いをもつ瞳。もし、人だったら、かっこいい。

今の季節のもつ、ある一面の「鬱陶しい」感じも、どこかへと吹き飛ばす

凛凛しさをもちたいもんです。

夏色の名刺をつくる

カメルーンのサポーターから、「ヤマハ」と覚えられていた本田選手が、松井選手からの

絶妙のクロスを、決めてくれて、すっきりと目覚めた朝です。

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 乞われて出かける会合に、手渡す名刺。季節が梅雨入りしたので、色合いを夏色に。

以前から思っていた、四季に応じて名刺の色を変えるいい機会です。

その基になるのが日本の伝統色。季節を表す言葉が豊かな日本では、言葉と色の名前が

対になって、とても豊かです。

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 蓮の花はこれからですが、鬱陶しい季節を迎えて、夏色を選びました。

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 若葉色の縦ラインに、露草色のマークをいれて、横に水平線の薄紅藤の三色。

グリーンにブルー、そして薄いパープル。昔からの色合いを、組み合わせて

2010年の夏バージョンの名刺が出来上がりました。秋を迎えるまで、涼しげに爽やかに。

 文字通り、色々な季節の楽しみ方。サッカーのチームカラーを楽しむように。

願いの空

鬱陶しい季節が始まりましたが、先日読んだ「棚田はいかにしてつくられたか」のおかげで、

水田にそぼ降る雨の風景を思い出して、先人たちの苦労に思いを馳せる朝です。

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 敬愛する女性シンガーの多和田(たわた)えみさんの曲に「ネガイノソラ」というタイトルが

あります。日本は雨の季節ですが、乾いたアフリカの大地では、熱狂月間が始まりました。

 雨乞いをするように、勝利を願う「願いの空」。農耕民族であったこの国の先人たちが、

数百年をかけて棚田をすこしずつ完成させていったように、勝利への一歩を。

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 空から「はやぶさ」が帰ってくるのを願ったように、陽射しやら勝利やら幸せを、

やたらと願う週明けの空の下です。アメノソラシタにて。

ミッション・イン・ポジティブ

サッカーの祭典が始まって、少々寝不足気味の朝。いかかお過ごしでしょうか。

海は風が強く、いい波がきていて、ホリディサーファーが大勢楽しんでいました。

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 淡々と進む日常に、ハレとケがあるように、サッカーというゲームにもグレードが

あるような気がします。国際Aマッチの、頂点のようなワールドカップ。

いつもの野球観戦から、四年に一度、切り替わってフットボール観戦をしています。

 レベルの高い選手のプレーには、冷静な判断と高度な技術があって、仕事に置き換えると

それはそれは、ためになるものです。90分を、闘いきる知力と体力は、わたしたちの

日常レベルに落とし込むことで、自らのものとして「使える」ように思っています。

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 花が咲くように、精一杯そのときを生きるのが、ミッション。

ポジティブに、ノーテンキに梅雨を乗り切る、元気な季節を。

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ココロとお天気

梅雨入り前の、貴重な陽射しを忘れないように、由比ガ浜へ。

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 心地よい風が吹き抜けて、と言いたいとこですが、季節は

湿気を含んで、早や夏の只中にいるようです。

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 女性ピアニストのエレーヌ・グリモーさんが、野生の狼に出会って

自分の内面を開放する術を学んだと、あるインタビューに答えていました。

 野生と向き合うことは、過去でも未来でもなく、今この瞬間しかない。

そこで、自分のすべてを開放して、野生に向かうこと。狼に向かう、そのことと、

コンサートで聴衆と向き合い、その場所でしかない、一瞬を表現することは、同じである。

 弾いた瞬間から、流れては消えていく音楽を演奏する音楽家が、野生の狼という

無垢な存在によって、魂そのものを開く、そんな物語がありました。

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 日々、刻々と移り変わる自然を前に、コロコロと転がり続けるココロ。

一瞬一瞬だからこそ、そこに「永遠」を見ることも、感じることも出来るのでしょう。

打ち上げ日和

庭のあじさいが見ごろになりました。週明けから梅雨入りだそうで、週末の晴れを大切に

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 今日は午前中を目途に、次の仕事へと切り替える日になります。

大きな節目ではなく、ささやかな日常の句読点のような、一区切り。

 季節を愛でるように、仕事も暮らしもそうありたい。よい、週末を。

移ろいの定量化

時の記念日の朝、充実した時間を過ごして、夕方まで働きます。

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 図面を書き込む今週、明日の仕上げに向かって順調に進んでいました。

パソコンの上で図面が出来上がるようになると、書式とかレイアウトが決まってきます。

コンピューター上では、誰が書いても同じかというと、そうではなくて、そこにも個性が

出るものです。図面にもテイストが現れる、人から見て、その人が描いたものだとひと目で

わかるもの。だからこそ、人に伝える、伝わる個性と意味を持った図面を今日も描く。

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 希望とか願い、移ろう気持ちのようなものも、寸法という数値にして描く設計図面。

そこには、一定の質を持った内容を盛り込むこと。クオリティーとプライオリティー、

本質、品質、優先順位、定量化する技術も、充実した体力から作られるものなので、

数に表せないチカラがいるようです。

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道筋をつける仕事

世の中は自然に移り変わる、ように淡々と思える日もあり、その反対に壁がそびえている、

ように思える日もあります。お天気屋で、気分次第。みんな、本質はそれほど変わらない。

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 ビジネスとカタカナでいう人と、仕事と漢字でいう人。このニュアンスの違いが、

あると思えます。能率や効率、コストやらバランスシートを念頭に、数字を上げながら

進めていく在りかた。数字というのは、分かり易く、客観的に見ることが出来、説得や

目標、ノルマになりやすい。一方、シゴトは、人を支える、働くのはハタにいる人を楽にする

からハタラク。というように、人向きで抽象的で精神論者的。

 どちらもアリな考え方なのですが、さてそのココロは?目的は何でしょう。

方向性を指し示す「仕事」が、今あるべきシゴトのカタチではないでしょうか?

 鎌倉の軸線が、海へと南へ向かう方向性を持つのは、古人が、三方を山で囲まれ、

一方を南へと開く地を、吉相としたことから始まっていました。

 仕事の大小にかかわらず、朝露が蓮の葉にあつまるように、自然な営みに近づく

道筋をつけること。イメージをふくらましています。

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豊かな色味の風景

季節が次のページをめくって、そろそろ鬱陶しい時期になってきました。

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 鉢物の紫陽花が、一足先に見ごろを迎えていて、グレイッシュなお天気に映えています。

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 これからの一ヶ月、ワールドカップの決勝戦に向かう季節の中、

身の周りの色合いが、暮らしに彩りを加えてくれます。

 「閉塞感」というひとことに代表されるような今の時代ですが、

生命力は、そこかしこに人知れず存在していました。

 おのおのが、暮らしの中に見出す色味。身近において。

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さてと、の週

いつも降り立つ由比ガ浜、今朝は滑川を渡って材木座側から浜へ。

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 川面に映る空、流れる雲、いい一週間の始まりです。

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 海の家も骨組みが立ち上がり、梅雨入り、梅雨明けの後の

真夏を待つ準備が出来つつありました。

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 建設現場では、以前はこの足場丸太で組まれていました。

番線(太い針金)で結わいただけの、シンプルな骨格。ほぼひと月の仮設なら

こんな簡潔な枠組みで「家」は成り立つものですね。

 毎日の政治報道。自分のことを棚上げして、他人の非ばかりあげつらう人たち。

市井の我々は、シンプルに、やるべきことだけを、するとしましょう。

二十四の季節

瑞瑞しく、清々しい、凛凛とした朝が来ました。ゴキゲンな日曜日ですね。

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 過ぎてゆく季節を区切る、二十四節気の一つ、今日は芒種ぼうしゅです。

芒は「ノギ」というイネ科の植物だそうで、その種をまく時期ということから。

 段々と季節感が失われているとよく言われていますが、それはわたしたちの感覚が

鈍くなっているだけのことだと思うのです。毎朝の散歩、単調な日々の繰り返しの中でも、

ふと風が変わって、夏の気配が「実感」として感じられる日があります。

 そういう実感を体験すると、五感をより使うようにカラダが向いていくような気がします。

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 夕べのテレビで、なぞかけの「そのココロは」にあてはまる言葉を当てる番組がありました。

豊かな日本の「言葉」を、季節から受け取って想像をふくらますのもいいものです。

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 感覚で生きる犬には、どんな季節があるのかな?

小さな行き来

夜半の雷雨が過ぎ去って、明るい空が戻ってきました。初夏凛凛といったところです。

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 海の家の建て方が進む今日この頃。今日はこれから都内へ。

設計コンペの現場を見に出かけてきます。

 初めて伺う場所と人々。新鮮な気持ちと謙虚な姿勢。

その二つがいるように思っています。

 大きな流れも、小さな支流が集まってできるもの。

水平なココロで、小さな旅へ。

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現場仕事場テリトリー

八幡様の、五時の太鼓の音とともに、おもてへ。陽射しが高くさわやかそのもの。

由比ガ浜では、海の家の建て方が進んでいます。

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 今シーズンの現場はまだ動き出していないので、仕事場におこもりしている毎日。

と言いつつも、夕方五時前には仕事をしまいにして、夕方ふたたびの犬散歩。

 そうなると自分の動く範囲は鎌倉の数キロということになります。

犬がテリトリーを主張するように、ヒトのほうも自己主張したいとこですが、

日常の行動範囲は痛勤が無ければ実に小さい。でも、これからはその目の届く範囲の

身の周りさえ、しっかりと把握しておけば、事足りるように思います。

 職人さんの世界では、作業場でものをつくり、現場には取り付けだけという

仕事のことを「居職」いじょくといいます。設計も、図面をつくる「居職」。

じっとしていても、活動する頭のほうは、広いテリトリーを目指しています。

 行動範囲のテリトリーは狭くとも、考えるテリトリーは無限大に広い設計屋は、

これからもアタマの守備範囲を広げるべく、良書を読み、実践していく毎日です。

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 犬のテリトリーを広げる役割もありますね。たいして変わらなかったりして。

眺めの窓

水無月を迎えて、よりくっきりとした空気が漂って、心地のよい朝です。

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 住まいの日常に、欠かせない窓辺の風景。ピクチャーウインドウという言葉は

絵のように風景を切り取る在り様をあらわしています。

ウインドウはウインド、風を通すための穴から言葉ができたようです。

石の壁に穿つ(うがつ)窓は西洋のもの。日本では、柱の間にたてる間戸まどであるようです

いいものは洋の東西を問わず取り入れるのが設計。我が家の見上げる絵窓は、

空と緑のバランスがデザインのすべてです。

 大げさにいえば、社会とつながる窓。ひとつひとつの家が、より外の社会とつながりを

もてるように、窓辺の眺めを考える設計屋でした。

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 窓辺の眺め、ふと足元には↓こんな風景もあったりします。オソマツ。

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ライフ・ゴーズ・オン

さわやかな風の吹く、静かな水曜日の朝が始まりました。修学旅行に向かう中学生たちの

楽しげに弾んだ声が微笑ましい、ある晴れた日です。

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 大きな時代の流れを見据えて、仕事のやりかたを見つめなおすこと。

ここのところ、しばらく取り組んでいます。そんな中で、「共感」と「喩え」という

キーワードが浮かび上がってきました。

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 自分の場合は、考え方の精神論へと向かう傾向があります。

具体のかたまりである仕事に、どう理想へと向かう道筋を見つけるのか。

 仕事の相手に対して「共感」して、もののカタチにする設計。

分かり易い言葉で、相手の身近にある事柄に「喩え」て伝える考え方。

 考えの根っこを太く丈夫にして、より枝葉を拡げられるように。

理想は、実際の現場ですこしずつ形にしていくもののようです。

日々、是ゴーズ・オン!

六月の女神

いまだひんやりとした風の吹く朝、西の空に月が昇っていました。

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 由比ガ浜では、海の家の準備がそろそろと始まっています。

今週後半からは、涼しさから暑さへとバトンが渡されるようです。

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 心地よい風に吹かれながら、青空の下で水平線を眺めていると、

些細なことなど、どこかへと雲散霧消。凝り固まったココロも衣替えをして、

次の次元へと歩みを進める、そんな気持ちになれる朝です。

 六月の女神が、隣にいるようでした。

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