« 豊かな色味の風景 | トップページ | 移ろいの定量化 »

道筋をつける仕事

世の中は自然に移り変わる、ように淡々と思える日もあり、その反対に壁がそびえている、

ように思える日もあります。お天気屋で、気分次第。みんな、本質はそれほど変わらない。

Rimg0455

 ビジネスとカタカナでいう人と、仕事と漢字でいう人。このニュアンスの違いが、

あると思えます。能率や効率、コストやらバランスシートを念頭に、数字を上げながら

進めていく在りかた。数字というのは、分かり易く、客観的に見ることが出来、説得や

目標、ノルマになりやすい。一方、シゴトは、人を支える、働くのはハタにいる人を楽にする

からハタラク。というように、人向きで抽象的で精神論者的。

 どちらもアリな考え方なのですが、さてそのココロは?目的は何でしょう。

方向性を指し示す「仕事」が、今あるべきシゴトのカタチではないでしょうか?

 鎌倉の軸線が、海へと南へ向かう方向性を持つのは、古人が、三方を山で囲まれ、

一方を南へと開く地を、吉相としたことから始まっていました。

 仕事の大小にかかわらず、朝露が蓮の葉にあつまるように、自然な営みに近づく

道筋をつけること。イメージをふくらましています。

Rimg0457

« 豊かな色味の風景 | トップページ | 移ろいの定量化 »

K設計室の日々コラム」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 道筋をつける仕事:

« 豊かな色味の風景 | トップページ | 移ろいの定量化 »

2018年10月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31