短縮・圧縮・濃縮する日
傘を持たずに出た犬散歩。道半ばでポツポツと落ちてきました。これ幸いと「帰ろ!」に
素直に従う犬でありました。
以前、木々の生長の様子を、尊敬する建築家のひとりの奥村昭雄さんが
プログラムしていらっしゃいました。葉の一枚一枚にどうしたら、満遍なくお日様が
当たるか、を木は知っていて、そのように生長する。その過程を、パソコンに表すと
膨大なデータ量になる。木々は、写真に撮っても、複雑に光りを反射して、データが
大きくなります。
自然の営みが持つ「濃さ」をいかに学び、仕事にも生かすのか。
〆切りの日に、現場の予定が入ったので、梅雨の蒸し暑さに、途切れがちだった集中が
戻ってきました。人からの要請に「他力本願」する日、時間を短縮することは出来なくとも、
集中することで、かける時間を圧縮して、内容を濃縮する。
人口が減ることが確実なこれから、小さく縮むなら、濃縮という手がありました。
データの圧縮から、仕事の濃縮まで、ハイペースで考える、そんな火曜日です。
« おとなしく月曜日 | トップページ | 残念のチカラを継ぐ »
「K設計室の日々コラム」カテゴリの記事
この記事へのコメントは終了しました。
コメント