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2010年9月

いざ現場、ぜよ。

根っからのポジ男を装う身としては、ネガティブな物言いは一日限り。

鼻ふくらまし深呼吸。いざ呼ばれた現場へと向かう朝です。

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 成功体験というのは、すべて後付けであると聞き、なるほどと思います。

自由というのも、自由と感じたあとに振り返って自由だったと思うわけで、

走っているときに「ああ、自由!」だなんて、その時は思ってないのが人間だそうです。

 「転がる石」は停まってみてわかるもの。自由は不自由を感じてから、思うもののよう。

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 柵に挟まったテニスボール。だんだんに、色あせてきました。

このボールのように、ならないために、今日も現場で転げてきまっしゅ。

哀しい俺やね

つかの間の秋晴れ、大事に過ごそうと思います。昨日の雨上がりは、上々の気分で

海辺を歩き回っておりました。

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 ちょうど、雨雲が流れ去る時刻。遠い海の先には、明るさを湛えた乳白色の空。

なんとも言い表せない表情で水平線に浮かんでいました。

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 さて、その後事務所に戻ると、一通のが。

設計コンペ「選外」のお知らせでした。「あーあ」というのが精一杯。

ふと「悲しい色やね」のフレーズを思い出していました。

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 起きた過去は、どうにも変わらない。変えられるのは、どう思うか。

こちらの反応だけは、自分の手の内にあります。

 どんなことも、おきることは良いことである。すべてはどこかで繋がっているのさ。

すこし、ちいさくつぶやく秋の美しい空の下であります。よい、晴れ間を。

田中文男棟梁

とても、とても暑かった今年の夏。その八月九日に、尊敬する田中文男棟梁が

天国へと旅立たれました。

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 建築の設計を志すようになってから、特別に師事した人のいない私は、

主に書物や建物を見ることで、自分の糧を得てきました。

 私の父と同年代の田中文男棟梁からは、仕事への気構えはもちろん、

生き方そのものへの視点と、その姿勢を、語られた言葉から学んできました。

 「仕事は出来て当たり前」「仕事を仕掛けられる人間になれ」

頼まれたことだけをしていては、なにも進歩しない。自分から動いて仕事を作り出せ。

 田中文男棟梁は、大工の手と学者の頭を持って、日本の古建築の伝統からその変遷を

身体で体験して、その身をもって、私達に成すべきことの広野を示してくださいました。

 まだまだ、お前らひよっこだよ。中途半端な奴は、いらないよ。この本は、いつもそう

叱ってくれる一冊です。ひとこと、ひとことを幾度も読み返して、追悼したいと思います。

 以下、「現代棟梁 田中文男」 INAX BOOKLET より

「時間だけは神様から平等に与えられている。これだけは誰でも同じだ。(中略)

要するに時間が欲しかったら、自分で作り出すか、無駄にしないかだ。一番無理しないで

つくるのは、一度でやるってことです。一度でやれば、二度も三度もやる余分な手間が

かからない。一度きりでやるんだと自覚していればいいわけだ。これは、己とのたたかい

だね。己とたたかう。たたかうというのは戦争の戦の字じゃなくて、闘争の闘なんです。

人間はみんな基本的に自分がかわいいもんです。私もこの世の中で、自分が一番かわいい

。そのかわいい自分と闘って時間をつくるんです。」 冒頭のこの言葉は、いつも私の背中を

押してくれる、おおきな支えであります。ありがとうございました。安らかに。合掌。

物憂げな秋

季節の変わり目、しばらく、ぐずついた空模様の今週が始まりました。

週の後半には、もう十月です。夏が長く感じられたぶん、なんだか秋が早足で過ぎそう。

よりよい今日を、そして長月を過ごしたいものです。

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 秋になると、人は立ち止まって、物事をすこし考えるようになります。

夏の暑さという、カラダへの負荷が減って、アタマに空きが出来るような、そんな感じです。

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 足元の二匹も、心なしか物憂げに見える。

犬はひたすらマイペース。見る側のこちらが、なにか愁いを抱えているから

そう感じるのかもしれません。物憂げの憂うというよりは、やはり秋の心の愁いなのでしょう。

 雑事を抱えつつも、雑に暮らすのだけは遠慮して、秋を身近に感じて過ごします。

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一齣ずつの秋

いつの間にか、九月も最終日曜日。今朝は一番の冷え込み、真夏日の話題からわずか

数日で、この様変わりはヤバイ。皮膚感覚というものが、夏に置き去りにされていて、

この涼しさを素直に喜べない自分がいます。皆さんは、いかがでしょう?

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 遥か沖合いを通り過ぎた台風が、夏の余韻をすべて持ち去って、

鎌倉の湿気もまったく感じられません。庭に落ちた彼岸花が一輪。

取り残されたかのように、秋風にゆれて佇んでいました。

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 十五夜が過ぎて、どこか所在なげな月が浮かぶ海。

秋風を通り越して、富士山の初冠雪の便りと一緒に、冬の気配も携えています。

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 朝日の昇る角度がゆるやかになって、これからは毎朝の日課が寂しくなる季節。

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 まことに季節というものは、律儀に巡るのですね。永遠に続くかのように思えた夏が、

まぼろしとなって露と消えた、今。ひとコマずつ、見送るそんな日曜の朝です。

犬知らずの親ゴコロ

ゆっくりとまどろんでいたい、タイフーンの雨と風の朝。休みのない、犬散歩をしてきます。

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 ピンッ!!と張ったリードが犬のやる気?を表して、ノンストップ。自然体の奴には、

かないませぬ。わかったよ、と町内一周。いやはや、まったくの休日はじまりでした。

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 穏やかな秋は、どこかへ隠れているようです。

ここのところ、あちこち車で送り迎えする機会があって、運転のマナーなんぞ考える日々

が増えました。日夜、車で仕事をされている方々、トラックやバンの営業車は、

道を譲り譲られして、お互い気持ちよくドライブ出来ますね。

 やはり、マナーや決まりごとなんて、口に出してことさらに言うべきことじゃ、ない。

相手の立場は、自分がドライブする立場と同じ。秋の風のように、スマートドライブ、

心がけたいものです。よい、ドライブを。のち秋

善良の彼岸

暑さ寒さも彼岸まで、の言葉とおり本来の季節がやってきました。が、ここまで涼しくなると

カラダがついていかないですね。衣替えにも戸惑う季節となりました。

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 雨がそぼ降るなか、一日待ちかねた犬を連れ出して散歩。よい行いの飼い主は、

上がった雨に感謝しつつ、海風に目を細めて、遠くたなびく雲を見ていました。

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 思っていたより、距離をかせいだ散歩中、同じように犬を連れている方々に会いました。

同じ空を見上げ、同じように足元の犬を連れ出す。違う人生も、重なるわけがありました。

大げさですが、秋の夜長は、とりとめのない考えをめぐらすのも悪くない。

 よく言う、善悪の彼岸。フツーの人々には、善良の彼岸とでも言う居場所で、

のんびりと過ごすに、ぴったりの季節が巡ってきました。風邪などめしませぬよう。

我が家の大将

夕方、中秋の名月が昇るのを横目に見た、散歩帰りでした。風情を楽しむのとは

程遠いのは、足元の右往左往犬の存在が邪魔をするからなのでした。

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 予報より雨の到来が遅れて、今朝も颯爽?と散歩に出かけてきました。

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 女心と秋の空のたとえ通り、刻々と様子がちがう気まぐれな秋空です。

本当は、男の心のほうがコロコロと変わるように思いますが・・・

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↑折角、花にフォーカスしたのに、前足で登場する迷犬。

そんな大将を見守る休日であります。よい、秋を。

無名のかたち

シルバーウィークという、いかにも日本らしい一週間の真ん中を、ゆったりと過ごします。

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 わたしたちの暮らす鎌倉には、神社仏閣ばかりではなく、洋館も点在しています。

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 俗にいう「レトロ」な感じ。上↑の写真は由比ガ浜の交差点の角っこにある建物です。

今は「THE BANK」というBARがはいっていますが、わたしが小さな頃は医院でした。 

急に熱を出した夜、連れられて、朦朧としたアタマで診察を待っていた待合室の風景。

なぜか、今もふと鮮明に思い出します。

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 有名なデザイナーの作るものは「作品」と呼ばれ、なにか、たいそうなもの、のように

取り上げられますが、街並みの美しさや個性「らしさ」というものは、

多くの無名のかたちが集まって作られるものです。

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 和歌で「詠み人知らず」とあるように、誰が作ったかは知られなくとも、

確かにある「かたち」たち。ある時代とともに、わたしたちの暮らす場所にありました。

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 よい、水曜日でありますように。

思い当たる節

一小節ごとに奏でられる、秋のメロディには、まだ夏の名残が感じられます。

お彼岸に入って、夏の陽射しが戻ってきたかのよう。

道端の秋桜だけが、秋風にそよぐ風情を見せていました。

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 夕焼けのような、朝焼けも八月のように燃え上がっている毎日。

秋分の日からは、秋雨といっしょに涼しさが訪れるようです。

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 庭のノーゼンカツラも、二度目の花盛り。ぱっと見、南国風情。

明日の中秋の名月を待って、秋モードに変換したいこの頃ですね。

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 先日、なにげなく、ヒットを積み重ねているイチロー選手の映像を見ていて、

なにかに似ている様を感じて、さてこれは?と思っていた、昨日の明け方。

ああそうか、と思い出したのが、木材に向かう大工さんの姿でした。

 大きな角材と対面して、体をかがめ目を凝らす姿は、イチロー選手がバットにボールを

当てる瞬間の姿勢と、相通じるものがあります。

 「ヒット」を生み出す姿は、職人さんのそれ、でもあったのですね。

ひとりごちて、納得している、初秋の日でした。

レーモンドの家

敬老の日、静かな朝の幕開けです。昨日のイベントも無事終了しました。

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 鎌倉由比ガ浜の街歩きイベントのゴールに設定された、アントニン・レーモンド設計の

鈴木邸。わたしたちも初めて見学することが出来ました。

 広い敷地には、南側に庭が広がっていて、その先には江ノ電が走っているのですが、

広くて音が聞こえるばかり。今は手入れがされていない、この庭もひとたび手が加われば

居心地のよい水平線が感じられそうでした。

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 鈴木邸の設計図には69年の表記がありました。ほぼ40年を経たこの家には、

時代の陰影が残っていました。秋の日の午後、夕方の光りが静かに部屋の奥まで

ほのかに明るさを届けています。

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 家というものは、やはり人の棲家。今はあるじの居ない、大きな邸宅。

きちんと手入れをして、呼吸をするように、人が動けば、この家も生き返るように

思えます。減り続ける、古都鎌倉の邸宅の行く末を思う、イベントの後片付けでした。

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 由比ガ浜通りから、これだけの引きがあるアプローチ。

両側にクラフトショップなぞ並べて、野外イベントの市が出来そうです。

豊かな、場所を末永く残してもらいたいものですね。よい、休日を。

本日、イベント日

鎌倉の由比ガ浜商店街で秋の文化祭イベントが開かれています。

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 今朝、犬散歩ついでの寄り道をしたら、朝日の当たる商店街でした。

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 ひょんなことから「ひと・まち・鎌倉ネットワーク」(通称ひ・ま・か・ね)に参加することになり、

今日はそのお手伝いに出かけます。新参者なので控えめに、と思いますが、

由比ガ浜の街歩きの受付に、由比ガ浜公会堂の前にたちます。

 よろしかったら、お立ち寄りくださいませ。ごほうびもありますので。

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 いつもとは違う道のりで海に出ると、連休の中日、サーファーがたくさん波間に出てます。

ずっと暮らしているまちでも、違う場所にいる気がしてきました。

よい、一日を、ご一緒に。 グッデイ、サンシャイン。

いろいろと、携えて

秋晴れの三連休、陽射しはいまだ強くて、目を細めて眺める海であります。

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 今日、明日もいろいろとやることがあり、ゆっくりのんびりと

なーーーーーーんにも考えない一日は、お・あ・ず・けのよう。

犬散歩も、おあずけにしたいところですが、犬の生きがい?を奪うことになるので

きちんと連れ出してやります。いきものは、人以外が大部分なのでした。

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 携わる仕事や、携える物事。どちらも、手を取り合うという意味がある。

自然が携えてくれているものに、素直にココロを開いて、

いろいろに携わる秋の休日。黄色の鮮やかさが、女神の微笑みのようです。

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めっきりと秋

滑川に架かっていた木橋が片付いてすっきり、材木座へは来年の夏までおあずけ。

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 朝日が昇ってきましたが、陽射しはすこしばかり控えめ。よい季節になりました。

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 海と川が棚田のように重なった由比ガ浜には、心地よい風がふいています。

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 めっきり感が増してきました。これからは、どんどん空が高くなっていきます。

気分も前向きに、気づけば連休前でしたね。秋の味覚を愉しみに。よい週末へ。

スローに届く

雨音が激しく、あいにくのお天気です。 穏やかな秋晴れとはいかないよう。

例大祭の流鏑馬、無事に執り行われますよう、お祈り申し上げます。

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 慌しい夏が過ぎて、秋の涼しさが訪れると、すべてがゆっくりとしたペースに感じられる、

そんな気がします。カラダが楽になってから、ココロがのんびりするような、そんな感じです。

 人の体って、いろいろな部分から成り立っていて、それぞれが役目に応じて反応する。

おっきな大きな、自然のサイクルの中、すこしゆったりとしてみると、さまざまな「便り」が

届けられる、そんな日々です。

 穏やかに暮らせる、静かな秋。ひとつの小さな秋の訪れを待つ、御祭りの日でした。

永遠のボーイズ・ライフ

八幡様の例大祭が始まりました。昨日は恒例の浜降式。神官のみなさんが白装束で

滞りなく無事終了。今朝は、明日の流鏑馬の練習が馬場で行われています。

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 雨上がりの八幡様を歩きながら、初恋の子と暗くなるまで、どんぐりを拾っていたことを

雨の匂いで思い出す。そんな朝です。御祭りの時には、いつも少年に戻る

そんなオヤジ・ライフでした。よい、ハレの一日を。

空に願いを

夏は、過ぎてしまうと名残おしく感じるものですね。人はそれぞれ勝手なもので、

暑ければ涼を求め、寒くなれば春を待ち望むのでした。

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 なにもない日々が、かけがえのないものだと気づくのは、何かが起こってから。

つまらない、平凡だと感じるのも、波風がたたない穏やかないい日が続けばこそのこと。

「無事是名馬」という言葉。身に沁みる秋の入り口です。健やかにお過ごし下さい。

空の秋

夜明けがすこしずつ、すこしずつゆっくりになって、薄ぼんやりとしてきました。

今宵からは、秋の空気に入れ替わって、しのぎ易くなるとのこと。よかった。

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 雲の重なりが、多彩な空模様を描く、空の秋が始まりました。

天高く馬肥ゆる秋。いにしえの人々は、どんな空を見上げていたのかな。

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 こちら、2010年の地上の秋。雑事の山を片付けながら、過ごす週明けです。

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 高い空へと、ストレーーーーーーーーーーーーーッチ!して、よい一日を

夏の影たち

夏が置き去りにした暑さが、すこし戻ってきたような朝が、静かに始まりました。

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 昨日、セプテンバー・イレブンの朝は、海が凪いで水面が鏡面のようでした。

過去にあった出来事も風化して忘れていくように、季節はただ過ぎ去っていきます。

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 今年ほど、炎天下の陽射しの強さを感じたことはあったでしょうか。

子供の時、一日中走り回っていた、あの夏とはまったく違う感覚が残りました。

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 木陰を探して、一休み。カラダを吹き抜けていく、夏の風の熱気も、

秋の休日には、遠い夢のようにも思えてきます。

 兵どもも、夢の址。行く川の流れは、絶えずして。夏の名残を、蝉の声に聴くようです。

住まいのエイジング

住まいも、人と同じで歳をとります。むしろ人より長い寿命を持って、幾世代もの暮らしを

支える器であるべきもの。ですが、日本では平均30年で建て替えられていました。

イギリスのように、百年を超えて資産価値が継続するような、考え方がむしろ必要です。

日本の古民家のように、生き永らえるためには、愛着を持てる素材や、融通のきくプランが

必須であると思います。今の日本の都市で、細分化されて建ち並ぶ建売住宅には、

既製品のオンパレードと、部屋数だけを確保した「間取り」しかありません。

 愛着が湧くには、触れたくなる素材や、居心地のよい場所がなければ、住み続けたい

希望も得られぬもの。質素で単純な、素材と的確なプランさえあれば、その希望には

応えられる、と思っています。

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 日本が高度成長をする前の住まいは、木の窓が普通でした。

アルミサッシが登場し、都市の防火の観点から、今の日本の家には、

ほとんど見られなくなった木で出来た建具。わたしたちは、愛着を込めて「木建もくたて」と

呼んで、なるたけ使うようにしています。(コストとの闘いに負ケズに)

上の建具は、同じところの硝子戸ですが、左側は召し合わせ(引き違いの窓で重なる部分)

が外の雨がかりなので、風化して灰色になっていて、右側は部屋うちなので、綺麗なまま。

 このように、木は経年変化していくもの。これを、歳月を経た味わいと捉える感覚が

まず必要ではないでしょうか。遺伝子の解析が進み出した頃から、言われ出した

「アンチ・エイジング」。歳を重ねることが、自然なことなのに、加齢が醜いことかのように

抗う「不自然」。本来の「お手入れ」は、よりよく在るための「エチケット」でありました。

 よりよく在るのは「ウェル・ビーイング」。エイジングには、本来、馴染ませるという意味が

あったはずなので、そこのところを思い出して、よりよい歳の重ねかたを、

人それぞれ探していきたいものです。住まいにも、お手入れを。

季節の句読点

昨日、今日と涼しい朝、海と空の色が溶け合って、その境があいまいです。

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 秋の虫の音を聞きながら眠りにつき、傍らに聞きながら目覚める、そんな季節になって

カラダが楽チンになりました。

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 日本語の文章にある「、」「。」英語ではピリオドになるのでしょうが、

句読点は、途切れずに連綿と続いていくような、穏やかな感じがあります。

以前、養老先生が、「言葉には物事を切り取る性質がある」と言われていました。

人がなにかを感じて、言葉にした瞬間に切り取られる事柄は、表された言葉によって

そこから零れ落ちて消えていくものが含まれています。

 言葉でしか伝えられない、人の気持ちの機微を、なんとかかたちにしてみたい、

と設計をするようになってから、ずっと願っています。

 見えない気持ち、人の希望や願いを、汲むことから、それは始まるように思っています。

つれづれなるままに、つれづれなう。 

タイフーンのあとさき

昨日の台風が、地上の熱を連れ去って、涼しさを運んできました。

ひさしぶりに見上げたグレイッシュな空の木曜日です。

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 台風の訪れ前、八幡様の上には、朝焼けと虹がかり。

今年四回目の虹でした。

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 予報より早く降り出した雨のなか、現場を午前中で切り上げて、帰宅。

雨脚がつよくなる前に戻れて、ラッキーでした。

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 今朝の海は、やけに平たく感じられて、とても静かです。

思いのほか、カラダを酷使した日本の夏が去ったあと、秋口は

その無理を払ったツケが廻ってくるよう。

 この週末は、すこしのんびりとして、栄養補給。乾いたカラダの芯を

暖かいスープで癒す予定です。スープはカラダへの吸収が早く効き目もあるそう。

そろそろが似合う季節の訪れですね。結局、おいしいお酒が目当てのわたくしでした。

海辺が奏でるメロディ

現場に向かう途中や移動の最中、車窓の風景や空を見上げたとき、

アタマの中で鳴りだす音楽があります。昔から聴いている歌だったり、ギターのオカズ

だったり、ドラムとベースのコンビネーションだったり。唐突に鳴り出す曲は、しばらく

聴いていないものだったりもします。よく、匂いが記憶に関係するといいますが、

特定の曲を聴くと、情景がありありと思い出せることもあります。

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 秋風を海辺で感じるようになって、アタマで鳴るのは「いそしぎ」。

千鳥足?の奏でる小さなメロディ、みなさまの耳元へも届くでしょうか。

共感より共鳴

遠い台風の余波か、南風が砂つぶてを運んでイタイ朝となりました。

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 片付けの進む海の家、砂嵐の中で、「寂寥感」という言葉が似合う佇まいです。

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 すっかり、ここ一週間で、夜明けが遅くなって、夕暮れも早く訪れるようになりました。

残る暑さが去ったら、急に秋が身近になることでしょう。

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 夕べ、クローズアップ現代で、奨学金の返済が滞っている現実の特集がありました。

住宅のローンを支払っている身として、身につまされる問題でした。

共感して、同じ気持ちになることは、難しいけれども、理屈ぬきで「共鳴」することは

目を見開いてココロを開いていれば出来て、打てば響くようにあること。

お題目をとなえるより、共鳴できるココロを持ちたいもんです。よい、一日を。

たゆとうココロ

朝晩の、ほんのすこしの時間にだけ、秋が感じられるような九月です。

ただ、打ち寄せる波は、秋口の強さを持っていました。

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 昨日は、好きだった叔父の一周忌。江ノ電に乗って出かけてきました。

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 もう一年たったかと、月日のたつ速さと、暑い日ざしの中で、しばし茫然。

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 「たゆとう」というのは、ゆらゆらと動いて定まらない、ココロのありようを

あらわしてぴったり。移ろう季節のなか、多くの親戚と、とりとめなく過ごした一日でした。

秋時間の感覚

去年の今日の、朝こんな写真を撮りました。

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 4日には、滑川の丸太橋も、取り払われていました。

今年は、まだこれから。海の家もまだ、かたちを残しています。

 昨日の夕刻、どうにもかったるくて、きりのよかった仕事を仕舞って、ゴロリン。

思いのほか、くたびれカンタービレで、熟睡。

 目覚めると、ふと時間の感覚がゆっくりと感じられました。サッカーのAマッチも、

前半の時計の進み具合が、妙にゆっくり。きっと、見えないものに追われていたのでしょう。

 秋風は、長い夜を運んできてくれます。段々に、明け方が暗くなるぶん、

一日の余韻が永く感じられる季節。

 この夏の、まだ続く、くたびれも、一緒に寛ぐ週末でした。ご自愛ください。

休み下手

ビヤガーデンは、三週間ほど期間延長だそうですが、海の家はそろそろお仕舞のよう。

今朝も、いそしぎのメロディが耳の奥で鳴っていました。

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 商売繁盛のお陰で、なかなかまとまったお休みがとれていません。

毎日五時には仕事を仕舞いにしているので、なーんにも文句はないのですが。

 すこしの間、なにも考えずに立ち止まる時間が欲しい。

ついつい、これを今やっとけば、後で楽だな。という姑息な考えが浮かんで、

仕事を進める習性。水曜日の休みの予定も、現場が動いていると、止める訳にはいかず

仕事をすることになりますし。結局、セルフコントロールが足りないのでしょう。

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 「しゅうせい」と打ったら、秋晴、秋声という表示が出ました。

ちょうど、そんな時期です。虫の声と潮騒が傍らにある、この暮らし。

仕事があるのに、贅沢言っちゃいけねえや。よい、休日を。

秋の案内

海の色、光りの按配が変わってきました。随分と、汐が引いています。

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 カモメさんの姿も波間に映って、佇んでおりました。

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 ヌーヴォ&ノヴェッロの案内はがきが届きました。今年は、11月18日木曜日解禁。

夕べは、北陸海岸でカニ漁解禁のニュースが聞こえてきました。

いろいろな味覚が解禁されて、夏ので肥えたカラダ、さらに増量する気配です。

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 季節の便りが、秋という季節にはたくさん届きます。御祭りも大小あわせて

ここ鎌倉でも、催されます。いにしえから、秋の恵みを有り難くいただく、この国の人々。

エコの一歩には、残さず頂くことも含まれていますね。よい、ご飯を。ん?

 

3%のココロ

雲の流れるようすが、あきらかに移り変わって、秋空が高くなりました。

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 数々の記録ずくめの、この夏の気温。言われなくても、暑いのさ!

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 彼の地では、イチロー選手が10年連続の200本安打を目指しています。

残りおよそ30試合で31本。普通の選手なら、170本もヒットを打っていれば、

それで充分のはずですが、そうはならないところの、レベルの高さ。

 修行僧のような、野球サムライは、きっとやってくれると思います。

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 自分の中の3パーセントを、すこし上げることが出来たら、よしとしよう。

いっぺんに変えることより、一日一日、その3パーセントをよりよく。

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 季節がすこしずつ、でも確実に変わっていくように。よい、一日でありますように。

止める、止める

以前、岡本太郎さんが言っていた、「積み重ねるより、積み減らすべきだ」について。

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 先日、ほぼ日で糸井さんが、始めるのはひとつの考えでも始められるけれど、

一度始めたものを止めるのはむずかしい、という旨を言われていた。

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 やめる、へらす、とどまるには結構な努力や苦労がありそうです。

体重や、一言多く言ったり、余計なことをしてみたり、は増やすの簡単。

 無駄やら、労力を少なくするのは、やっぱり難しい。

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 せめて、現場で「無駄口」たたかないよう、努めてきます。

では、行ってきます。アツサニマケズ。

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