居場所について
予報より、早めに雨が上がってくれて、これ幸いと待ちかねた犬をつれて海へ。
いまだ薄明かり、おりしも眼鏡をかけ忘れ、ぼんやりとした日の出前でした。
師走らしい寒さになって、冷たい風の中、グレイの冬空を見ていると、
ベルリオーズの「幻想交響曲」が聴こえてくるような、そんな感じです。
以前、友人がその知り合いの展覧会の案内を、うちの事務所に送ろうと、
その方とグーグルで見ていたら、「K設計室」って出ていたよ、と教えてくれました。
昨日、材木座の住所を探していて、ふとそのことを思い出し、北へとスクロールすると
ありました。ちょうど画面の↑真ん中に。秋の紅葉の感じやら、切通しと谷戸の間に
寄り添うように、家並みが続いている、その中にありました。
わたしたちの居場所、世界にたったひとつ。どんどん、画面を引いていって、
大気圏を出て、金星から「あかつき」がこっちを見ている。そんなことも考えられます。
「はやぶさ」に続いて「あかつき」も早く元気になって、無事よい知らせを送ってくれますよう、
八幡様にお願いする朝でもありました。
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