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2011年1月

雪の降るまちで

昨日、鎌倉では初雪が降りました。ちいさな粒雪がちらちらと。

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 打ち合わせから戻り、遅い昼食。お気に入りの「つけ麺」はかつおだしが効いて

太い麺とよく合います。馴染むという言葉がぴったり。幸せな、午睡へと向かいました。

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本当は、夕方の散歩は勘弁してもらおうと思っていましたが、

こいつだけは「容赦しない」そう。

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しぶしぶ外に出て、いつもとは違う道を歩き気分転換。

しばらくすると、ちらほらと雪が降りてきました。荏柄天神さまに一礼して帰還。

犬の要求のおかげで、雪のなかを、のんびり歩く時間をもてましたとさ。

ココロスッピン

我が家の屋根、ソーラーの集熱ガラスが放射冷却で真っ白けでありました。

空気の冷たさに、耳が痛い。パーカーのフードをほっかぶり。雪ん子状態で出かけます。

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朝日に照らされながら、ツーンとする冷気を深呼吸。心地よいけれど、サムッ!

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沖をたなびく雲が、お行儀よく流れていきます。

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今日はこれから、土地を見にいってきます。

まっさらな状態で、五感を研ぎ澄まして、全方向見逃さず。

そんな態度で、謙虚にその場所に立てたら、理想ですね。

「素」のかたち。まずは、こちらのココロから。行ってきまっす!よい、休日を!

技術屋の生き方

日が伸びたとはいえ、朝六時ではまだ闇のほうが強い、昔話のような風情でした。

はやいもので、一月終わりの土曜日となりました。無駄にせず過ごします。

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明日の打ち合わせのため、今日は書類づくり。耐震偽装事件から、余計な!!!

書類が、さらに増えて面倒になりました。国が認めたはずの資格である「一級建築士」は、

ただの紙切れの上の「身分」?になれのはて。まあ、国自体が体を成さぬ「つくりごと」

言うだけ、それこそ「無駄」になるので、黙って自分の仕事をします。

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わたしたち、設計屋の仕事は、依頼者の要望をかたちにする「技術屋」であります。

パン屋さんやお蕎麦屋さんが「たべもの」をつくるように「たてもの」をつくる仕事。

鰻屋さんのように、松竹梅のランクをうな重につけるとするなら、たてものにも「松竹梅」。

いや、しかし、地震で倒れる「偽装たてもの」を平気で建てた「技術屋」が後を絶たないので、

自分たちの努力で、設計屋の「松竹梅」ランクを獲得するしかないようです。

食べ物は、たとえすこし不味くても食べられるけれど、偽たてものは、そうはいかないから。

職に貴賎は無いけれど、作り手に貴賎はある。と考えるようになりました。

 戯れ歌のヒットチャートのように、何十万枚売ってランキングされるのとは対極に、

依頼者一人一人にとって「松」ランキングを獲得するのが、設計屋の「技術屋」たる所以

なのだと確信して、「いい仕事」します。

同じ空色の下

八幡様の源平池では、鴨さんたちが仲良く集まっていました。

くるくると水をかきながら、すーいすーいと滑らかに滑っています。

仲良きことは美しき哉。

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昨年は、設計コンペも連戦連敗で、多少しょげてはいましたが、最終選考には残っている

ことが三割はありました。野球の打率なら、一流打者。得点には結びつかなくても

「まぁ、いっか。」満足はしていませんが、納得しております。

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コンペに落ちても「捨てる神あれば、拾う神あり」で、仕事の問い合わせが舞い込みます。

どう転んでも、同じ空の下。お天道様は、よーく見ておられました。

理由のひとつ

澄んだ冬空、より細くなった下弦の月が大島の上に輝いていました。

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風邪もまだすっきりと抜けず、どこかぼーっとして(いつもか)眺めています。

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だんだんと齢を重ねると、願うのは健康とか無事とか、単純なこと。

そのことを「守りに入る」とか揶揄するやつには、言わせておけ。と確信しています。

日頃、朝夕に散歩をこなすのは、自分の健康もありますが、もうひとつの理由があって

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この無言のまなざしに、ちゃんと応える義務を負っているから。

言葉が間にないぶん、約束は果たす。言い訳や屁理屈は、無垢な魂にゃ通じず。

人と人とも、無言でも通じる「約束」はありますから。黙って約束をこなす、木曜日です。

病み上がりの空に

夜半のサッカーを見るのだ!の一心で寝込んでいたおかげ?で勝利とともに

夜が明けました。病み上がりの空に、下弦の月がくっきりと昇っていました。

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当然、まだ本調子ではなく、海までの道のりはいつもより長く感じました。

足元の犬は、いそいそと喜びつつ右往左往。ちと、くたびれる朝です。

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健康を損ねると、いかにそのことが仕事に影響するか、当たり前のことに気づかされます。

設計の、考える部分では、集中する力が、図面にするには、細やかな気力と根気がいる。

平凡な日常も、健康であるからこそ、のなんでも無さなのでした。

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まだアタマがうまく働かないだろうから、本でも読みながら安静。それを言い訳?にして、

集中は「来週から」でいいや。と、お気楽さを発揮する自営業者であります。

意気消沈

どうやら風邪をひいたようで、カラダの節々が痛い朝です。

犬の散歩も途中で引き返してきました。

こういう日は、暖かくして寝ているのが一番ですね。

みなさま、どうぞお大事に。おやすみなさいませ。

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朧げながらも

すこし霞がかって、朧げな月が昇っておりました。

風がなく穏やかに夜明けが来ました。

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設計の仕事は、直感によって得た方向を、技術の裏づけでもって、かたちにするものです。

その「直感」は山勘ではなく、いままでのフィルターを通した果実のような感覚です。

その感覚は、絶えず更新する新鮮なものではなくてはなりません。

自分というフィルターは主観ですが、得られたものは普遍である。という自信を持つことで、

客観性をもつはず。わかるひとには、伝わるはずと信じています。

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朧げながら、見えている方向性を確かにしていく、朧月の週明けでした。

住み継ぐ場所へ

静かで穏やかな日曜日、今朝の海はいつになく空が広く感じました。

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この空の下に、暮らせるありがたさ。しみじみと味わい佇む今日です。

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昨日は、全面リフォームをするお宅へ打ち合わせ。床下にもぐって、ほふく前進。

そのまま腹ばいで後進。土台や基礎の目視チェックをし、水、お湯、ガスの配管を調べ、

さて今度は屋根裏へ。背伸びをしつつ、小屋裏の様子を調べて終了となりました。

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今回は、詳しい調査ではなく、今後の方針を方向づけする基礎となるものでした。

骨組みを残して、ほぼ中身を解体するスケルトン(骨組み)・リフォームになるので、

最後の調査は、解体してからということになります。

まだ、建てられて10数年。これから、半世紀は住み継ぐ居場所として「再生」すること。

文字通り「生き生きとした」場所にする仕事です。

光りの芸術

先日、我が家から数分の神奈川県立近代美術館見学会に伺いました。

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美術館の学芸員の方から、お話しを聞き、実際に働く視点から語っていただきました。

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2階テラスから見下ろす源平池、彼方には鎌倉の山並みも連なって見えます。

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中庭から見上げると、冬の月が北東の方角に昇っていました。

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戦後まもなく、1951年に建てられたこの美術館は、鉄の無い時代、鉄をかき集めて

創られています。当時、外交官出身の内山岩太郎知事の英断で実現したこの建物も

八幡宮からの借地の上に建っています。その、借地権が五年後にきれることから、

以前からその存続の行方を見守るわたしたち。設計者の立場というより、物心ついてから

慣れ親しんだこの境内と建物を好きな、一市民として、このまま、ここにあってほしい。

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池の水面に反射する光り。その揺らぎの芸術を見ていると、時間を忘れます。

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この美術館の佇まいそのものが、光りの芸術で出来ていました。

十六夜の月

不思議なもので、大寒も過ぎると寒さにカラダが慣れてきました。温暖な鎌倉だから

そんなことが言えるとも思いますが、実感だからしょうがないのです。

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乾燥が続いて、滑川の水量が減って流れが溜まるようになりました。

さながら湖畔のように、波紋が広がっている静かな風景です。

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西の空、極楽寺の向こうにぽっかりと浮かぶ、十六夜。

潔く輝く月のように、今日を過ごします。よい、週末を。

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大寒の水平力

大寒の今日、身構えて出かけた寒さも、北風小僧がお休み中で助かりました。

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カラダの感覚は、動くあいだにすこしずつ目覚めていきます。海へと向かう道すがら、

徐々にスピードアップして、すこし走るようにしています。もちろん、足元の犬の右往左往に

合わせて、途切れとぎれですが。面白いもので、走り続けていると、昔の感覚が戻ってくる

ようです。高校のときのカラダには戻れませんが、それでも自分に合った走り方は、

徐々に取り戻すことが出来ました。ここしばらくは、無理せず暖かな春を目指して、

すこしずつ距離をかせごうと思っています。

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道端の雑木林、犬達を威嚇するように「グワッ!グワッ!」と鳴く台湾リスは、

こちらがじっと眺めているのに嫌気がさして、垂直にすっ飛んでいきました。

水平力と垂直力を併せ持った野生に見習うべく、うさぎ年の中年は

横走りに走る水平力をつけて、ものづくりの地平の彼方を目指します。

風景の一齣

週中水曜日は、とても静かに始まりました。風が凪いでいてすこしカラダが楽です。

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毎日寒いけれど、ちょっとずつ春の気配が明るさの中に感じられる朝でした。

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昨日仕事で出かけた街は、駅舎が高架になっていたりして、ここ数年の間に変わって

いるかと思いきや、以前通ったときとそれほど印象に変わりがありません。

落ち着いた住宅地ということもあるのでしょう。近くの公園の佇まいも静かなものでした。

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ただ、大きな敷地が細分化されて、小さな建売住宅が複数棟建つ場所があって、

これからは変わっていくのかな。川沿いの景色は、変わらずに大きな空そのままでした。

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たとえ一軒の小さな家も、街並みの中でひとつの風景をつくります。

その一齣を、よりよくすることで、その場所の雰囲気がよくなったらと思いました。

考える時間の欠如

まことに寒中らしい寒さ、朝焼けの海は打ち寄せる波で満ち満ちていました。

当たり前か。

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ひっきりなしに寄せる波は、朝焼けの光りを映して、刻々と姿を変えています。

また当たり前か。

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さて昨日は某コンペで丸の内!へ。ビルの谷間の日陰に吹きすさぶ風に、

「こんなとこでは、働けんな。」と思いながら歩いていました。

結局仕事は辞退。すっきりとして、その足で神田明神へ。ようやくの初詣となりました。

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訪れるたび、境内の空を見上げて気持ちを新たにします。

節目節目を、この場所に来ることで、初心に戻っているような気持ちでした。

 世知辛いなか、考える時間が短くなるばかりか、考える時間そのものを与えない、

そんな仕事があります。あらかじめ、欠けている。その仕事の行く末。

 考えるからこそ、の人間の仕事です。今日は、午後から、二年越しの仕事を始めます。

考える時間を、うーんと取って、実り多いものになりますように。よい、火曜日を。

熊と近代美術館

昨日は、鎌倉の近代美術館本館を、職員の方に案内していただきました。

明け方の美術館は、静謐な佇まいをたたえています。

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さて、そのお話は置いといて、昨日の朝、宮城の友人からある「肉」が届きました。

クール便のスチロールの伝票に、品名 「肉」 とだけ書かれていたので、

へそまがりな私の、その友人のやること、ただのお肉ではないと察しがつきました。

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案の定、届いたブロックは 「熊さん」の! お肉でありました。

添えられた送り状の、友情のこもった丁寧な解説文には、

山形県の飯豊連峰で獲られたツキノワグマとあります。

その友人の蝶好き仲間に、山形の豪雪地帯に住みマタギをされている方がいて

その方に分けていただいたものを、おすそ分けしてもらったという次第。

 さて、その恐れ多い、神聖な 「熊肉」 山ノ神さまに感謝していただくことにします。

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小国町のマタギ流の 「熊鍋!!の作り方レシピによると、熊さんのお肉の特徴は、

「硬い」 「脂がある」 「アクが出る」 とのことでした。

調理ポイントは、

 ①ひとくちサイズに切る↑(硬いので噛み切れないから)

 ②柔らかくするために、弱火で一時間以上煮る

 ③アクを取りながら煮る↓ でした。

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特に臭みもなく、野生の筋肉質な、筋(すじ)肉をお酒とお砂糖でことこと煮て

おしょうゆを加えて、別茹での大根やきのこ、お豆腐とあわせて、無事「熊鍋」完成!

イメージとしては、黒っぽい「牛筋煮込み」といったところでしょうか。

スーパーのお肉ではない、野生の滋味を堪能しました。薄切りにしたおかげで、

柔らかくなって、思ったほど噛み切れないことはありませんでした。

レシピの指導がよかったのですね。

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 もうひとつの特徴の脂身は、脂そのものが、手あれや、やけどの特効薬だそうで

弱火にかけて、こして、ビン詰め。我が家の秘薬となりました。試用した家人いわく

「お肌すべすべ」とのことです。熊さんは、美容にもよろしいようで。

 人の創った「近代美術館」に身を置きながら、自然の創った「熊」の肉のことをしきりに、

考えた不思議な一日。山の恵みを、お祈りしていただく、特別な日になりました 。

寒中閑あり

風のない朝、放射冷却された町には、静かに霜が降りていました。

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砂浜も白く覆われて、すこし雪国の気配にも見えたりします。

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もくもくと湧き上がる雲が、川面に姿を映してよりいっそう寒さを感じさせていました。

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寒中の日曜日。寒さのなか、閑ありて、いろいろと考える時間を与えられました。

以前、野球のトレーナーの方が、盗塁を成功させるためには、早く走るというのは当然で

「移動時間」を短くする、と考えれば、まだまだやることはたくさんある。と言われていて、

なるほどと思ったことがありました。

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肉体的に早く走れること。は前提になるかもしれないけれど、時間を軸にすると、

スタートの切り方や、スライディング、リードの仕方や姿勢。見直したり組み合わせし直し

たり、いろいろな創意工夫が考えられます。

さて、その考えを建築の設計に生かすと、どうなるのかな?

と、かねてから考え中。閑にまかせて考えていると、そのこと自体が面白くなる次第です。

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出不精になる寒中ですが、週明けからは外に出る機会が増えます。

カラダを活動させるのが、考えを進めるには、一番効き目があるとすれば

大寒に向けてダッシュするのにいい按配の日です。よい、休日を

毛皮を着た、奴

旧成人の日を迎えた冬の朝、今日の海は穏やかに風もゆるく和やかでした。

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その旧成人の日、満五歳を無事迎えた、我が家の犬族の長男です。

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おやまの大将ならぬ、小山の大将。砂山と格闘してどうしますか。

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と思えば、なにかを思索してみたり。五歳児はなにを思うのでしょう。

 犬と過ごした池田晶子さんはパートナーの愛犬を「毛皮を着た魂」と書かれていました。

なるほど、ぴったりとはまった「言葉」です。言葉によって考え続けた人によってのみ

得られた至言です。

我が家の「魂」も、純粋なまなざしは疑いようがありません。

純粋で無垢な「毛皮を着た魂」は、千葉から来て鎌倉に暮らしています。

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「おい、目やについとるで。」......

風景の絵窓

サッカー中継で夜更かし。三時間後、小さいほうの犬が飛び乗ってきて、重さに目覚め

「もうちっと寝かしてくれろっ~」と力なく応えたけれど「起きないと私のご飯が出ないのっ!」

と容赦ない攻撃のもと、降参して起きました。

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三十分遅れで散歩へ。初詣のピークを過ぎた八幡様は、ようやく静けさを取り戻しました。

毎日、氷の張った源平池を横目に、すたすた、すこしぼやけていた頭を日の出が

起こしてくれました。冬空の蒼、今朝も凛凛しい空気を伝えてくれます。

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都内で家を考えると、家の外へと抜ける視線がなかなか得られないほど、

家並みが近く、見える空も小さく、さてどうしよう、と途方に暮れることもあります。

その点、ここ鎌倉では小町通りなど商店街を除けば、どこかしら「抜け」が得られます。

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人は風景と気持ちを共鳴させるいきもの。たとえちいさな空を見上げる窓でも、

地面を見る小窓でも、風景を共感する絵窓をつくりたいものです。

外は、早、芽吹きの気配に満ち満ちている、鎌倉の谷戸の風景がありました。

仕事のスタンス

昼間の時間が、すこしずつ長くなって、月も出るのが早くなった気がします。

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月がだんだんと満ちて、まあるくなっていくのを見ると、月の満ち欠けと寄り添っていた古人

の気持ちが、すこしは感じられるようになります。

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農耕の時代、その日その日、自然とともに折り合って暮らしていた毎日の、身体感覚を

すこしでも取り戻して、ものづくりの糧としたいものですね。

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 野球選手がバッターボックスに立つ時、足元のスタンスを確かめるように、

しっくりくる、設計の立ち位置。すこしずつ、ほんのちょっとずつわかってきたようです。

「自分が動き出す」一年は、自らがそう動くことによって、動き出すものかもしれません。

よい、木曜日を。

木色に白

日本海側の大雪に比べれば、とても穏やかな朝ですが、それでも冷たい北風の海です。

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冬場の乾燥で水量の減った滑川の、蛇行した河口に鷺がぽつりと佇んでいました。

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川面は水鏡。映すものを刻々と変えて流れていきます。諸行無常。

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日本の家は、木の色と白壁の色で出来ています。ルイス・バラカンの色は、メキシコの

陽光と花の色ですし、ここ日本では、様々な木味をもつ針葉樹と広葉樹をそのまま活かす

素地の色と漆喰の白。木の色は経年で深みを増していき、漆喰の白も差し込む光りで

グレイから純白、ときに夕陽をうつすオレンジ色まで、刻々と色合いを変えていきます。

 人の服の色やソファーの布の色が引き立つよう、住まいの素材の色は生成りがいい。

そんなことを、今年も漠然と思っています。

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茶色の犬と杉の床は、相性がよいようで、うとうと。

日がな一日の平和

気圧の谷が通過中、どんよりした冬空がよりいっそう寒空になっています。

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今日から世間は通常モード。寒中に負けないようにいきます。

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とは言っても、年中寝正月の面々のお気楽さ。この力の抜け具合を見習いたいものです。

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新学期や仕事初め 「なんのことだか、さっぱり」 という風情?

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肩肘はらず、日がな一日のんびりいきますか。

よこから目線

朝六時過ぎに海へと向かいました。通り沿いの美容室はどこも明るく照明が輝いて、

新成人女子の髪結いが始まっています。親御さんと二人で、お店に入るお嬢さんもいて

さぞ御両親も晴れがましい気分であろうと思います。

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雲は流れて、成人式にふさわしいお日様が昇ってきました。

暖かな陽射しのもと、前途洋洋でありますように。先ゆくおじさんも見守りますから。

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友人が、職業別ストラップ「建築士」をくれました。家とコンパスが、設計屋の象徴で

表されております。いまどき、コンパスを使って図面書く奴いるのかよと一人ツッコミつつ

ありがたく頂戴してくっつけました。

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ハタチの頃ははるか彼方、でもさほど進歩はしてないようです。

その時流行っていた「ネクラ(根暗)」という死語はアキバ系に姿を変え?メインストリーム

学生時代の根暗は、社会に出たら「老成」という評価になったりして、面白いものです。

「昔はよかった」と「近頃の若い奴」という物言いだけは、ずっとしないだろうと思いますが、

どうしても「上から目線」の位置に立ってしまうことはありますね。

自分たちの二十代を棚上げせず、同じ横並びの目線で見渡したいものです。

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電線の雀たちのように、いろいろと違うまま、ありのまま、異なる世代が仲良く。

ありふれた日常こそ、常ならざるもの。日々、是好日。

淡々と、学ぶ

すこしずつ、ほんのすこしずつ、明るくなるのが早くなって、春へと向かっている感じがします

寒さは、まだこれからですが、明るい日差しは満遍なくさしてくれていました。

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ここ数日、西澤文隆さんの本を読み返していました。

もう亡くなられて四半世紀がたちますが、70年代に書かれた文章からは、今もなお

建築家の心構えが生き生きと伝わってきます。こちらも、齢を重ね、より深く内容を咀嚼する

ことが出来るようになってきました。折りしも、平行して読んでいた池田晶子さんの言葉と

重なる部分があって、一流の人たちは、おおもとのところで、同じことを考えていたことが、

よくわかる実感がありました。自然や宇宙と、自分との境目がなくなって、無我の境地になる

、そのことは、建築も哲学も、その対象は関係なく、考え続けることで「その場所」に

たどり着けるようです。まだまだ、その足元、いや足跡さえ見ることさえ出来ていませんが、

「相手を尊敬出来るということは、自分にもその素養があるから、そう思える。」という、

吉田美奈子さんの言葉を励みにして、学び続けようと思います。

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冷え冷えと温め

八幡様の源平池に氷が張った朝です。七草粥明け、冷えた空気に凍えつつダッシュ!

足元の犬とともに、アタマのなかで「ロッキーのテーマ」を鳴らしつつちょうど着ていたパーカ

ーのフードかぶりつつ、走り出しました。傍からみたら、まるでお馬鹿です。

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ウエストサイズが80センチに戻り、うれしい限りですが、高校の時にはまるで感じなかった

自分の体の「重さ」は、ひしひしと来ます。ダッシュが続かないのは勿論のこと。

走るのが商売の犬に引きづられながら、息をあげて砂浜に到着する朝となりました。

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昔に比べて、運動してから温まるまで、やっぱり時間がかかるようになってきましたね。

片道30分の道のりで、やっと体がほぐれてくるような按配です。

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昨日健康診断の待合で見た、NHKの体操のおねーさんの、隙の無い姿勢を

夢まぼろしのように思い出すこと、しきりでした。

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まあ、年相応に動けている、まあ丈夫なカラダに感謝して、新しい年を楽しみます。

仕事にも「温め」の助走がいることですし。よい、三連休を。(ずっとお正月!!)

寛容が肝要

寒の入り、北風が身に沁みる、とても寒い朝でした。健康診断で、朝食抜きの気分が、

余計に寒さを感じさせるのかもしれませぬ。お日様が顔を出してくれれば、と日向を願う

素朴な気持ちの七草です。

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二十一世紀も新たな10年を始めたので、せめて寛容でありたいと思う今日この頃です。

他人を排するのではなくて、すこしずつでも受け入れるように出来たら、もう少し生き易い。

よく「器」が大きいと言いますが、ひとりひとりの器の大きさに違いはないと思います。

使い方に差があるだけで、方向がよいかわるいか、使いようでしょう。

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聖人君子ではないけれど、せめて寛容を心がけしたいのです。

そこのところが、なにをおいても肝要に思える今年でした。

もうひとつの「涵養」 自然に水がしみこむように、養い育てていくこと。

みっつの かんよう。念頭におく、年頭となりました。

仕事の背景

ぽっかりと空いたポケットのような六日という木曜日。お正月と一月との間にぽつんとある

そんな空白を感じる日です。七草はきりがいいのですが、今日はどっちつかずにあります。

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兎のような雲がたなびく空は、淡い光りの加減で砂浜にも映っているみたいでした。

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師走から続く、のんびりとした日々。なにも決めずなにもせず、日がな一日過ごしませう。

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 池田晶子さんの「暮らしの哲学」のなかに、十三年と十七年の蝉の話しが出ています。

十三年と十七年の間隔をおいて発生する蝉。その蝉たちは、どうしてその年月を「知る」

のだろうか。「知る」ことのほんとうはどこにあるのか。不思議を「言葉」にするお正月です。

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 さまざまな人の、様々な「仕事」のひとつひとつにある「背景」。

見えない心にうつる、仕事の背景に、どんな色をつけましょうか。

身の丈の行動

すこしゆっくりと出かけて、ちょうど日の出の時刻を砂浜で過ごす朝です。

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冬至から二週間たって、日が伸びている実感をする、お正月になりました。

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 身の周りの本や雑誌を、眺めながら過ごしていると、面白いもので

普段は気がつかない志向があらわれてきます。

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 見過ごしていた記事や、言葉を拾っていると、寄り道をする時間が増えて、

考え方の巾が広がるように感じます。歩幅は変わらないけれど、あちこち歩いてみると

自分の身の丈がすこし伸びたような気になる。

 行動の源は、より時間を使うことで得られる余裕のようなものかもしれません。

贅沢に時間を使うこと。使える時間を増やすことで、見えてくるものがありそうです。

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 なにやら、目つきが悪く撮れてしまった、新年の犬も

内心は満ち足りていることでしょう。飼い主の気持ちよさは、伝わりますから。

肯定から始める年

三が日が矢のように過ぎ、街には仕事始めの空気が流れていました。

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急ぎ足で駅へと向かう人々の、気合の入った顔は寒さに負けないためでしょうか。

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 自営業、犬と一緒にマイペース。来週まで、のんびりと過ごします。

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 三日坊主のたとえ通り、元旦に誓っても忘れるのが常。

今年は、すこし今までと違って、人にも言わず、字にも書かず、念じずにいくことにします。

昨年末から、現況を肯定しながら、物事を考え始めました。さて、その先は。

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言わず、書かず、念じず。胸にしまって、いつか芽が出るように、春を待ちます。

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 ことさらに、願わず。よい、一年に。

i love you

今日という一日を、大切に。自分以外のたくさんの人々に、感謝。

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I_love_you

夢見る寝正月

我が家に射す、新年の光りが温かく、いいお正月になりました。

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 二日の海は、人気も少なく、遠くの伊豆の山並みと雲の流れが、綺麗でした。

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 一年中が、寝正月の奴もいますね。朝ごはんを済ますと、もう初夢モード。

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 今年も、一年おいしくお願い申し上げます。

謹んで

あけましておめでとうございます。

穏やかに、静かに、兎年が始まりました。

年男らしく、跳ねたいと願っております。

よい一年でありますように、みなさまお元気に!

2011rabbit2

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