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浮かぶ睡蓮の水玉が撮りたくて、でも犬にひっぱられて、こんな感じです。
モネの睡蓮のような、色彩に溢れた情景が欲しい、梅雨の大雨警報下です。
結構商売柄、呑気にかまえていますが、普段は気が短い方だと思います。
いまどき、ちゃぶ台をひっくり返そうにも、ちゃぶ台そのものを探すのが大変だし、
ものに当たっても、こちらが痛いだけだし、短気は損気、「当たって」ます。
けれども、呑気な性格はどうなのでしょう?短気に比べれば、後出しじゃんけんのように
儲けがあるかもしれませんが、ビジネスライクではないのは確かです。
スピーディに押しが強いこと、あると自営業にはいいけれど、呑気な性分はどうかな?
一歩引いて見てしまう、性分が合う人との相性は、これいかに。
今日も、試される打ち合わせ日であります。![]()
のち
を!!
とても梅雨らしいお天気の中、降りしきる雨をものともせず、ルーティンの犬散歩を済ませ
今日はのんびりする雨の土曜日です。
先日のパティオをテーマにした家の設計コンペ、二次選考に残って、明日面談することに
相成りました。いつも通り、平常心と自然体でお会いしようと思います。
住まいは、風景に馴染むものであってほしい。出来ればシンプルなかたちで、
和やかな暮らしが営まれるような住まい。
かつて日本の家がもっていた、外と内の境界をあいまいにするような、縁側とか広縁の
クッション性をパティオにも取り入れて、現代に生かせればひとつの理想となります。
とはいえ、こちらは選ばれる側。断る権利はクライアント側にあるから、
まな板の上の鯉。いかようにもなりましょう。
雨が緑を育み、杜を育て、養分を海へと流れおくるように、
住まいの風景を育む、そんな設計がいつか出来ますように。
曇りベースのモノトーンの季節が、どうやら始まったようです。
きれいな色、鮮やかな濃い色が欲しくなる、そんな時期がしばらく続くようですね。
滑川のおしどり夫婦、嘴を川面につけるタイミングまで見事にシンクロ。
微笑ましい朝です。
人の数だけ想いがあって、気持ちは目に見えないから抽象なのでしょう。
家づくりも住まいに対する、住まい手の想いが家族の分だけあります。
その抽象を、家という建物の具象に置き換えるのが、住宅設計という仕事です。
雲のかたちが、刻々と流れて変わっていくように、人の気持ちも移り変わるもの。
でも移ろいやすいものだからこそ、不易なもの、変わらないものがあります。
人の営みの根底に流れるもの。たくさんの魂の営みの中から、光るものを見出す。
そんな感覚が、設計にもあります。おぼろげではっきりと見えなくても、時を味方にして、
探し続けることで、見つかる居場所があります。自然の営みの中、住まいを形作る素材が
「こうありたい」と語りかける声をきき、建物というものの具象にあらわす仕事。
犬の気持ちをきくことにも、ちょっぴり似ているかもしれません。
犬の欲求は、現実的かつ具体的ですが、察してあげるのも、こちらに余裕があればこそ。
そのあたりの「読み」は、設計屋より犬が上手でありました。
梅雨の気配が近づく朝、由比ガ浜では海の家のため、砂を均らし始めています。
五月もおしまいの週末。体育祭もお天気がもつといいなあ。
よく「やっつけ仕事」っていいます。間に合わせでやっつける、そんな感じでしょうか。
若い頃、すこし仕事がわかって慣れてきて、そんな態度で「やっちまった」ことがあります。
そんな仕事はやっぱり「残らない」もんですね。
今の自分から考えれば、当たり前に思えますが、その時分にはわからないし、
ものを生み出す器の大きさが、在りはしないから。
仕事はやってきてくれるもの。連絡のあった通りに資料が届き、図面をおこし
また送り返す。そよ風が吹きぬけるように、すんなり流れていく質の仕事。
今日はそんな風な、やってけ仕事をすんなり片付けます。
仕事は人をつくるから。
家づくりは、たくさんの作り手によって支えられています。技術の先端であろう原発が、
結局は作業員の手が入らなければ、どうにもならないのは、皮肉なことです。
住まいは、永く住み継ぐもの。時の流れに耐え、人の手によって「お手入れ」された家は、
本来長持ちするものです。自分のお気に入りのものは、粗末に扱わないように、
気に入った住まいもそうあるべきでしょう。すでにある材料も、大事に使ってあげるのが道理
新旧の取り合う増築でも、古い瓦に新しい瓦を足したり、年月にずれて傷んだりした個所を
手直しして住み継ぐことで、その場所、その家に固有の記憶が継承されていく。
震災によって、跡形もなく消え去ってしまった、限りない「場所の記憶」。
運良く残されたわたしたちは、出来る限り引き継いでいきたいと想います。
鵠沼の閑静な住宅街の片隅に、小さな住まいを設計しています。
おおよそのプランがまとまって、さてこれから見積もりの作業にかかるところです。
クライアントの方から示された、4つの使い方をヒントにそのまま、四つのブロックを並べて
大きな大らかな屋根をかけます。シンプルな暮らしに寄り添う、シンプルな住まいです。
南に向けた屋根は、「そよ風」という次世代ソーラーのために二重の屋根にして、
空気集熱の床暖房にします。土間の大谷石を暖めて、薪ストーブも用意する予定。
空から鳥が眺めても、「きれい」に見えるように。と願いをこめて屋根をデザインします。
シンプルな家は、設計者に単純さを要求します。単純にするためには、たくさん複雑なことを
処理して「簡単」に見えるようにしなくてはなりません。住まいの骨格から、隅々の納まりまで
気配りして、それがすべて「心地よさ」につながるように。
シンプルは、一本の線をひくことの大切さ、むずかしさ、楽しさ、たくさんのことを
教えてくれます。こんな家を設計出来る、幸せな設計屋であります。
小満の朝、寝待ち月が南の空に浮かんでいます。強い南風が砂つぶてを運んできます。
週明け、二日続きの設計打ち合わせのために、じっくり仕事する週末です。
設計をまとめるのは、考え方を紡ぐようなもの。縦糸が要望や条件、人の気持ちだと
すると、横糸はやはり時間でしょうか。じっくりと諸条件を読み込むことが、柄を編みこむ
かのようであり、アイデアが生まれるのを待つ時、一気呵成にまとめる時、その中間の
ひねもす淡々とこなす時、それぞれの時間が横糸となって、すこしずつ綴れ織られる。
すみずみまでココロを配りながら、それでも大事なことはそう多くないから、
大まかに捉えて、大らかに紡ぐこと。細かいことは、いくらでも細かく考えられるからこそ、
おおもとの骨格が大事なんですね。
今日、明日は、ひねもす大きく考える、紡ぐ日です。
毎朝鶯の声で目覚め、その声に見送られながら、坂をおり八幡様の境内から若宮大路を
海へと向かう。そのルーティンの間に、歩くリズムで考えます。
設計の仕事は、いろいろな要望やさまざまな条件を取り込んで、答えていく仕事です。
その答えは、属人的。人の数だけ、答えはあるのですが、いい答えは数少ないのです。
頼んだ人の問いかけがよく、頼まれた設計者の応答が正しく、その回答である図面を
的確に読んで、作る側の施工者が技術で答える。その結果、建物という答えが出来上がる。
出来たものには、答えが建ち現れるから、見ればわかるもの。
人の安全や安心に答えたうえで、なお正しく美しいものをつくりたい。
それが人情というものでしょう。
答えは見つかるとはかぎらない。だから、今日も探す日々であります。
週明けの朝が静かにはじまりました。エゴノキの白い花が咲いています。
いつものように、八幡様に週の無事をお願いし一礼。穏やかに過ごせますよう。
昨日、「ラストサムライ」を見て、男子の本懐ということを考えました。
唐突ではあるけれど、男ならば、と。
武士道はどこへいった。のかと、思うことは多い。自分に気概があるとは言えませんが、
原子力不安院の対応なぞ見ていると、男子の本懐を持って事に当たっているはずは
ない。すくなくとも、現場の体を張った人々の気概には、比べるものもない「人事」です。
男子に生まれたならば、本懐を遂げるのが当たり前のはず。
おおもとの、自分の望み。なんだったか、今一度、考えるいい機会です。
男子の犬にも、主張があるように、にんげんも手本にならなくちゃ。
どこまで、行けるかな。
無事明日の締め切り前に、最後の設計コンペ案を提出して、さっぱりすっきりと
潔く清い気持ちで、いいお天気の海にいます。
連戦連敗の設計コンペ。提案のシステムが変わるのをいい機会に、しばらく実務に
集中しようと思う今日この頃。そう考えるきっかけとなったのは、去年の今頃から
始まったこのプロジェクトです。
都内に建つビル。上階にオーナーが住むコンプレックス。天空率によって、
ボリュームを確保した、4案のうちのひとつで、選ばれて面接にいたりました。
パリのアパルトマンのイメージが要望のひとつ。その「いい感じ」には
なったので、自己評価はかなり高い結果です。
さて、その後、容積目一杯の案の提示を求められ、お盆明けに提出ということで、
実務の兼ね合いから、お盆前一所懸命につくって提案したのが、9階建て案です。
一階のオフィスも、限られたスペースにうまく納めて、いい気分になりました。
さて、後日談。ここまでして、二度の面談の後、工務店さんに無理を言って見積書を
提出してのち、選外の報告メール、たった一通が届きました。当初、コンペ要綱には
ほかの事業者は入っていないとありましたが、実はハウスメーカーやらゼネコンやら
にも声がかけてあって、いいように提案させられたというのが、どうやら実情のようです。
居心地のよいプランも、絵に描いた餅。ゼネコンでよければ、最初からそちらに。
「他をあたってくれ」が言えないのが、ネット上の設計コンペの限界でもあります。
いつも、あまり後ろ向きなお話は書かないようにしていますが、この件だけは
なにか納得がいかないので、このような内容になりました。今後、このようなことこそ
「ないよう」にしたいと思います。(どこかの答弁かい!)
石の上にも三年。そろそろ、次のステップへ。ここまで素直に設計コンペに打ち込んで
きたことに、よかったと言える自分に感謝。ごくろうさま、の久々お天気の日曜日です。![]()
気持ちよく晴れた明け方、日の出とともに海へ到着。休日サーファーがたくさんいます。
昨日、あらかた設計コンペ案がまとまって、一息つきました。
冷えたビールが疲れたカラダに水のようにしみわたっていきます。![]()
今日は、午前中に見直し、手直し。そして、提出!!いいリズム刻んでいきます。
仕事は続けていれば、うまくまとまるように出来ています。ただ、そこでは謙虚であること。
そして、すこしばかりの辛抱がいる。養老先生が、今無くなりつつあるのは、忍耐と辛抱
と以前言われていた通りの世の中が、震災後すこし変わったようですから、
わたしもより続けられるよう、辛抱します。
ものづくり、かたちを作るのは、辛抱あっての楽しさかな。よい、週末を。
13日の金曜日、折角の水色の空が灰色の雲の上に隠れています。
ウェザーニュースでは、週末カラッとした晴れになるよう、期待して待ちましょう。
しばらく落ち着かない日々を過ごしていましたが、この週末はすこしのんびり出来そう。
クリアーで柔らかなアタマは、しなやかで丈夫なカラダの上に乗っかっています。
青空の下で、体を思いっきり動かすことで、発想の方もよく動き出してくれるのでしょう。
闘う戦士には、よい休息が必要。ココロして、お休みします。
雲が流れていくのは、風が淀まずに吹き流れていくから。
いい気の流れ、うまく乗ってけのテケテケの日にします。
久しぶりに朝日に向かう朝、よい週末でありますように。ごきげんよう。![]()
穏やかな朝、いい風が吹き抜けて気持ちよく、よい一週間を送れそうです。
うちの庭には、薄紅色の白鳥が舞い降りていました。
連休明け、今日から月末にかけて、二つの基本設計をまとめることになります。
コストの目処を早めにつけることで、よりいっそう設計の密度を高めたいと思っています。
思えば、駆け出しの頃、独立したてのころは、がむしゃらに、よく言えばひたむきに
あれもこれも、詰めこもうとして、成果に繋がらなかった打ち合わせ。
今では、自分のペースで進められるようになりました。経験は、人の気持ちを、より汲むこと
をさせてくれる。相手方に阿るのではなく、寄り添うように「答え」が出せたら。
こちらの「平常心」は、安心となって伝わるのでしょう。設計のココロ、いかように。
2008年の5月は、西川口の教会の設計コンペに参加しておりました。
選外だったけれど、とても印象に残ったプロジェクトになりました。
住宅街の、桜並木に面した教会の、建て替えコンペです。
並木道に開くことから「道の教会」と名づけました。安藤忠雄さんが「水の教会」や
「光の教会」をつくられていましたから、自分なら「道」かな、と。巡礼にも通じる「道」です。
道に面して、十字架を建てるのは常道ですが、もうひとつ空から見ても
十字架を作りまして、これは室内からも見上げると十字架になっているのがミソです。
いつものように、周囲の家並みを作って、街中の様子を確かめています。
外観の模型は、100分の1の縮尺。人形は、愛嬌です。
会堂室内の模型は、50分の1の縮尺。木を使った優しい質感や、光りの入り具合を
分かりやすく伝えるために、工夫しました。
祭壇に向かって広がりをつくって、見上げれば十字架の光りがトップライトから落ちる。
背面には、聖歌隊の席と、乳幼児を連れた親御さんたちの席を設けました。
優しい光りに満たされるように、と考えたことは正解だったと思います。
大きな家として、こしらえた「道の教会」。いまでも、ココロの中に建っています。
この雑感を書くのに、設計データのファイルを開いていたら、去年の黄金週間も同じように
コンペ案の模型を作っていたのに気づかされました。今年もおんなじでっす。
さて、この家は世田谷の多摩川沿いの家。吹き抜けの庭にガラスのテーブル兼用の
バーカウンター!!なかなか、やるもんです。エントランスの浮いてる階段も見所。
が、敷地の斜線制限を忘れて、このままでは違反建築。とほほな案。
後から、指摘され気づく有様でした。もっとも、はなからコンペを採用する気のない
依頼だったようで、お互い様ですね。
さてと、気を取り直して、取り組んだこの家は、今までで一番の仕上がりになりました。
名古屋圏に計画した住宅。コンペといえど、必ず敷地を見に出かけ、廻りの環境を
よく読みこんでいましたが、さすがに向こうまでは行ってません。が、大学時代の同級生
が営む工務店からは、通える距離だったので、実施に向けては方策を持っておりました。
この家は、南の方位が振れていたので、斜めの対角線が採用されました。
その対角線の斜辺が、それぞれ3対4対5になる「さ・し・ご」の家です。
インテリアもいつものテイストで、キッチンからは庭を見渡せる、気持ちの良い空間です。
気に入っていただけて、お会いしたいとのメールがあって、返信したけれど、
その後音沙汰なし。実現したら、よい家になったのになあ。残念でした。
今日のおしまいは、鎌倉は七里ガ浜の家。母の実家のすぐ近くで、慣れ親しんだ場所
だったので、参加しました。屋上にジャクジーがあって、海を眺められる家です。
水平線をつくって、船のようなゆったりとした家になりました。
この案も、コンタクトがあって、最終選考には残りましたが、選外に。
出来上がりに、十二分の満足がありました。それで、よしとします。
そのコンペも、そろそろ潮時。今度の家は、よりいっそう丁寧に仕上げて、
有終の美を飾ろうと思います。設計コンペは、学校のクラブ活動に似ているよう。
部活なので、実務の放課後にする「仕事」になります。学生生活と同じで、部活の方が
よりよい思い出にもなるから、似ていると思っています。
今日も、穏やかな一日、こどもの日を。ありがとう。
黄金週間返上で設計コンペ案をまとめているので、すこし柔らかアタマにします。
雲と空のグラデーションが広がっている海、今日は潮騒が響いています。
波打ち際で、潮騒に耳を傾けてヒーリング。ココロが洗われました。
我が家の庭、今の季節はひんやりした朝の、朝露が美しく輝いている毎日です。
藤の花とともに、見目麗しいみどりの日です。
散歩途中のワーゲン、ヘッドランプが眠たげ。こういうのに反応するということは、
ゴールデンなので、風呂に入れてやりました。
気持ちよく、なすがまま、されるがままに、しあわせモノであります。
ご主人さまの方は、しばし集中週間。おとなしくしていまっす!!
よい、グリーンデイをお過ごしくださいまし。
昨日、うれしいコメントをいただいてありがとうございます。今日も、調子に乗って、また。
去年、2010年の幕開けは、一月六日、七日の設計コンペ提出から始まりました。
元旦から、仕事をしたのは、独立したての頃にもありません。ただ、どうせやるなら、
えいや!!と、二つのコンペを同時進行して、一気呵成のお正月です。
場所は、鎌倉と葉山。同じ日に、二箇所現場を見て、その日のうちに、基本のプランを
考えて省力化して進めました。「やれば、出来るじゃん。」
鎌倉は、山の一角、大きなマンションの建つ敷地の下にあるこの家。
おおらかなデッキと大きなリビングを南に向けてつくりました。
対角線上に渡した梁と丸い柱が、場所ごとのゆるやかな仕切りにもなっている家。
片隅の暖炉は、床を下げ、囲める雰囲気に。これも、お気に入りです。
葉山の家は、海べりに向かって、思い切り開いた案となりました。この頃になると、案を
創り出すのも、自由自在。次から次へと、たくさんのイメージが出て、かたちになります。
リゾートの空気感は、天井の木の梁をあらわしにすることで、醸し出すことが出来ました。
実現したら、海に浮かぶリビングになったと思います。
今日のおしまいは、これも鎌倉の家。新しく造成されたひな壇上に建つ家です。
クライアントの方に言わせると、外観はナンバーワンだったそうです。
が、選外でした。 でも、この外観。いいでしょ?自画自賛する設計屋でありました。
外観は「一番外側にある中身のことである」とは、京セラの稲盛さんの名言です。
見た目は、中身がよいことの証左。と、この言葉にとても勇気づけられました。
友人は、「この家、住みたい!」と言ってくれたし、自分でも、そう思う。
コメントをいただいた方も、友人も「わかる人には、わかる」人のようです。
設計は、その過程がとても面白いもの。と同時に「好事魔多し」。真剣さを少しでも
失うことで、計画そのものが「絵に描いた餅」になります。
設計コンペを通じて、自分の仕事へのスタンスを、改めて確認する日々でもあります。
それでは、よい、黄金連休を。ありがとう。
ネット上の設計コンペでは、さまざまな要望があって、実務より発想が広がることが
あります。磯子の案では、リフォームと建替えた場合の二つを提案しました。
予算が建替えでもなんとかなりそうな見通しだったので、新築をお勧めしました。
次は、インテリアショップの提案。ローコストの提案が求められていたので、差別化しよう
と三つの提案をしました。左から右にいくに従って予算が上がっていきます。
右の案を気に入っていただいて、わざわざ大阪から会いに来てくださったクライアント。
残念ながら、諸事情で計画は中止となりました。お詫びの連絡をいただいて、
すこしは報われた、思い出の計画です。
さて、お次はめずらしく六角形の家。周囲が建て込むことから、視線の広がりを得ようと
敷地の角々に窓が向いている計画。自分でいうのもなんですが、よく出来たいい家です。
このお宅は都内に計画した、コートハウス。中庭を囲んで、日当たりを楽しむ案です。
クライアントの方から、健康的ないい住まいとの評価をいただきました。
ただ、都内の事務所の方がいいとの判断で選外。
でも、このリビングの「感じ」が、とても自分で納得出来たので、収穫がありました。
今日のおしまいは、この三世代の家。めずらしく、スクエアな南側のファサード。
この頃になると、だんだん図々しくなって、いろいろと普段はしないデザインを試すように
なってきました。何事もやってみるのが大事です。
ここのリビングも、いいスケールで出来て満足。なにかひとつ、収穫があれば
それでいい。そんな思いを新たにしました。
参加することで、さまざまなことを考えるのは、設計の筋トレになります。
自分たちの内面を耕す。そんな思いで、やっていきます。
2007年末から参加していたハウスコの設計コンペも、早20作を数えました。
なんでもこの五月中旬から、設計案の提出がなくなって簡単なマッチングに変わるそうで、
ほっとしたというより、すこし残念な感じがあります。
たしかに、設計者側は、その労力に比べ、選外になった時の徒労感は、結構なものです。
が、それにも増して、設計の筋トレから得るものの方が大きいと思っていました。
実際の実務では、考えないであろうパターンが出てきて、発想が広がったり、自分の
引き出しに、デザインの持ち駒や考えのバリエーションが増えたというのが実感です。
実際の設計のプランニングでも、よい提案に繋がって相乗効果といったところでしょうか。
次回の設計案が、提案作としての最後になるならば、ここしばらく、今までの案を
振り返ってみるのも悪くないかな、と思ってそうすることにします。
記念すべき、参加第1作は、鎌倉のあるお宅でした。最初ということで、力が入りすぎ、
やたらと労力と時間がかかったというのが実感です。が、気に入った「かたち」が
立ち現れてくれたので、楽しかった!思えば、この「楽しさ」がこの後、今まで繋がっている
のは、不思議な感じがするとともに、何事もやってみる、その端緒としてあります。
次は横浜の住宅街。坂を上ったところに計画された家です。
モダンなコートハウスが出来上がって、すごく手応えを感じた設計案となりました。
今でも、自分で住んでみたいと思う、そんな上出来プランです。
さて、お次は川崎のお宅。事務所、賃貸住宅、専用住宅の複合コンプレックス。
これもまた、フロア毎、いろいろなパターンを考えることが楽しく、またそれが一つに
まとめられたのがうれしくなった、一案です。
三階部分の専用住宅は、コノ字型のコートハウス。屋上庭園を中心に、心地よい空間
をかたちに出来ました。この案は、ずいぶん経ってから、依頼者の方からコンタクトが
ありましたが、その後、音沙汰はありません。けれども、すこしでも気に入って下さった
提案が出来たという証左であり、随分とその後の仕事の励みになっている家です。
続いては、これも鎌倉の山の上の邸宅。大きなお宅だったので、応募者も多数いて、
現場の見学会が、設計者で溢れていたのを思い出します。
大きさを、うまくまとめられ、提案出来ましたが、規模が時間を越えて、何年ぶりかに
完徹。早朝にデータを送信し、朝食もとらず、御殿場の現場に直行したのを覚えてます。
その甲斐あって、面接に至りましたが、どなたも選ばれなかったようです。
この案も、気に入っていただけたことと、大きな規模でも、新たな地平を広げることが
出来て、とても自信がついた案となりました。が、わずか一晩の徹夜が、その後一週間は
調子を狂わす、という、年齢を意識した、そんな案でもあります。
今日のおしまいは、横浜のRC住宅。尊敬する建築家、吉村順三さんのテイストで
考えることが出来ました。水平のラインと、こじんまりとまとまった気持ちよいプラン。
この家も、ひとつの展開が出来たと思っています。
さて、次回最終の提案も、あらかた、よく計画出来て、これからまとめに入ります。
今までの提案の数々ののちの、総仕上げとして取り組む所存でおります。
どうぞ、お楽しみに。では、よい休日を。
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