設計の日々
どんよりとしたお天気ですが、気持ちは天晴れでいきたい木曜日です。
風景にはたくさんの季節の花々が、彩りを与えてくれています。
月末に見積もりを出す関係で、設計の詳細図面を進めています。
簡潔にまとめるよう心がけていますが、「ここはこうしたい」というところは自然と力が
入って、図面が複雑になっていきます。
複雑になるということは、図面の線が増えて、それをつくる手間が増えて、コストも
増えていくことです。
限りある予算の中、本当に必要なものは、何か。が、毎日問われることになります。
予算を守りつつ、信頼をかたちに変えることは、大変だけれどやりがいでもある。
予算のために設計しているわけではなく、よりよいものをつくる、そのための仕事です。
考え抜いて、図面にしてこそ、はじめて「設計図」となるから。
設計者にとっての商品が図面。ならばあらゆる「サービス」がそこには表現されて
はじめて、人様からお金をいただけるのだと思っています。
犬のリードを引きつつ、歩きながらも「設計」しているアタマです。
早めに飾られた七夕の短冊。今年は、願いの多い年になります。
無事、是好日。
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