日常茶飯の充実
お盆の送り火をし、牛馬に乗って帰った朝、月がきれいでした。日中がとても暑いそのぶん、
夕焼けの焼け方も美しい。ビルの谷間でさえ、一枚の絵になります。
仕事の切りが良い、のはもちろん気持ちよいのですが、さらに一歩進んで
切りのよいところの、ちょっと先まで済ませておくことで、またその後々が楽になります。
もうすこし、やっておこう、って思えるときは、きっと日常が気持ちよく過ごせているから。
自分なりの、些細なことの積み重ねが、いつか「確信」に変わるのかもしれませぬ。
日常茶飯が大事なのは、昔の人がよく知っていたことでしょう。
通りを掃き清め、打ち水をする。向こう三軒両隣に気を配る。そんな、毎日。
夕暮れ散歩も、生き物の面倒見。すこし、暑すぎですが、欠かさず出かけます。
口をきかない犬も、廻りには気を配っているのかしらん。
暑さに負ケズ、泣き言イワズ、人のせいにセズ。犬なりにしているようです。
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