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家づくりの順序

 地鎮祭から三週間、あっという間に上棟式を迎えられた鵠沼の家づくりです。

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 基礎の工事は、まず、地面を掘ることから始まります。この場所は古くから人の暮らして

いた場所らしく、埋蔵文化財の調査地域になっていました。市役所の生涯学習課に

文化財担当部署があって、そこに連絡をして、なにもないことを確認していただきます。

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 お次は、基礎のコンクリートを流し込むための枠と鉄筋を組む工事。

私たちの自宅を担当してくださった、馴染みの鎌倉の鳶職さんが今回も担当。

てきぱきと、正確にこなしてくれます。

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 住宅といえども、私たちの設計する家はすべて構造計算をして、鉄筋の量やコンクリート

構造の大きさを細かく決めて、図面に表しています。現場では、その寸法や鉄筋の間隔を

検査して安全性の確認をして、建て主さんに報告するのが、現場監理の仕事。

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 姉歯事件以後、消費者保護の立場が加速して、瑕疵(かし)担保保険の加入が

義務づけされて、第三者機関による検査も入ります。そもそも、設計者自身が検査を

して確認したものを、また同じことをする。無駄!って言わなくとも、二度手間です。

 数字や書類、規則で縛るしか、この国の行政には知恵がないかのよう。

まあ、変わらないのはずーーっと続くでしょうから、こちらは臨機応変で相手をするだけ。

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 さて、検査を終えて、無事、コンクリートの基礎が出来上がって、の棟上げです。

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 新月からふくらみ始めた三日月が、見守ってくれています。

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 和尚さんのご唱和、続いて、ご持参くださった棟札を、棟の高いところにお供えして

無事、上棟しました。ハウスメーカーでは、もう上棟式もやらなくなって、けじめやら

節目というのも、だんだんと失われていくような時代です。

 棟梁が、今年の震災以後の話を受けて「でも、このように変わらないで棟上出来るから

心して仕事します。」と言ってくれました。そのような心持の職人さんたちの腕に支えられ

鵠沼の家づくりは、順序よく進んでいきます。どうぞ、無事でありますように。

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