生産的な現場
今日は、建築士の仕事展2011の搬入をしに、鎌倉の生涯学習センターへ。
展示のパネルも、気に入ったものが出来ました。自分で設計し、写真を撮り、レイアウト。
自分の好きなように作れば、質を確信しながら、仕上げられます。
模型も、建物が出来上がるまでの過程を、振り返りながら作ります。
手を尽くした現場、建物が出来上がると、現場が終わる。
当たり前ですが、寂しいものです。
人様のための、人様の家。なのに、自分の娘のようだったりもして。
感傷にひたる秋、また、新しい現場に出かけます。
気心の知れた、腕のたつ職人さんと会う現場は、とても楽しいものです。
一所懸命、書いた図面が、職人さんたちの手でかたちづくられる。設計屋冥利につきる。
一を言えば十、分かってくれる棟梁の存在は、なにものにも代えられない幸せです。
今日も、また違う現場。物を生み出す場所、いるだけで元気が出てきます。
一日、一日、日々是好日。ありがとう。
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