生まれいずる日
ぼんやりと明けつつある日の出、光りの柱が新春の海に届こうとするお正月です。
穏やかな今年の始まり、三が日の三日。誕生日と命日が重なった日です。
自分の生まれいずる日、いつもお正月でおめでたいのですが、新年の気分が先に立ち
あまり実感のないまま、この歳になりました。誕生日おめでとうより、新年おめでとうです。
社会人になって数年たち、祖母が旅立ちました。今日がその日でもあります。
生まれいずる日と旅立つ日が重なる日。この日は、格別になりました。
生まれた日から、いつかは旅立つ宿命。人は皆、同じですね。
静かな年明けだからこそ、亡き人を思いこれからを思う一日。
一方通行ではなく、円環のように続いていくのが自然です。
その一部らしく、仲良く暮らしたいものです。一度きりだもの。
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