家づくりの一年
住まいを設計して家が出来上がるまで、おおよそ一年はかかります。
建売住宅では3~4ヶ月で済んでしまいますが、私たちが関わる方々の家は
設計半年工事半年がいいところです。
住まい手の要望を聞き、場所の空気を読み、かたちを考える。
繰り返し繰り返しして半年すると、設計図というかたちになります。
鵠沼の家は、予算が限られていてコストの調整に時間がかかり
設計9ヶ月工事3ヶ月の配分になりました。
やっぱり、一年はかかるものなんだ。と、今更ながら思います。
住まいは人が暮らし始めると、生きだすもの。
人々の息遣いと一緒に、建物も呼吸し始めます。
漆喰や木は、実際に調湿するから、呼吸をしているのです。
土間の白洲土のタタキ。早くもいい風合いになってきました。
小さくても、土間と和室の切り替えが出来て、クライアントも
気に入ってくださり、めでたしめでたしです。
人の個性は住まいの彩り。お互いが反映しあって、
その家だけの風合いを持ち始めます。
アトリエの大きな硝子窓に黒板が入りました。
ゼミの講義もされるし、外せば公園が見えるし。
一石二鳥、自画自賛。たいへんよくできました。
みぞれまじりの空も、帰る頃には明るくなりました。
江ノ電の車窓から、海を眺めて帰途に着きます。よい、一年を。
「鵠沼の家づくり」カテゴリの記事
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/224927/53785830
この記事へのトラックバック一覧です: 家づくりの一年:







コメント