無事安心
土曜の朝は地震で始まりました。ちょうど散歩から戻り朝食をとり始めた矢先。
ドシン、と揺れた一回目、しばらくたってまたグラグラとした揺れです。
鎌倉の谷戸は土たんといわれる岩に近い古い地層なので、揺れが「固い」のです。
その場所の、しかも「急傾斜崩壊危険区域」という物騒な名前の崖の下にある
我が家。設計屋の家なので、地震に倒れたら、商売をたたむことになりましょう。
おりしも昨日解体中の現場で、こんなやりとりをしておりました。
私:「サポート(支柱)建てて、柱とっちゃえば?」
工務店社長:「いや~、震度4ぐらい来ちゃうと、オッカナイんで
やめときましょう。」
私:「そっかなぁ~。外周(外に面する壁)が固まっていて床が
剛床(フレームで固められた構造のこと)だから問題ないよ。」
社長:「いや、やっぱり、やめときましょう。なんかあると怖いし。」
ノー天気な私と、あくまで慎重な社長。今朝の揺れは、社長に
軍配が上がったことを証明しておりました。
無事是名馬の言葉通り、生き物は私たち人間も含めて、
健康第一。歳を重ねると、その意味がだんだんとよく分かる。
何事もないのが、当たり前ではなくなったのは、震災後です。
人の他、飼い犬は都会の中では弱者です。
人が負ければ犬たちはもっと大変でしょう。
平穏無事なら、かぶりものして(させて)笑っていられるけれど、
おおきな地震にゃー勝てませんもの。
平時の備えと覚悟。犬のことも、人の責任です。
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