« ミッション献血バースデー | トップページ | 得手と不得手の間 »

思うことのかたち

 建築設計事務所の仕事は、主に建物という物のかたちを考えることです。

ある場所に、必要とされる建物をつくること。安全で使い易いことは、当たり前に求められる

前提で、格好のよいことは「出来るだけ」という位置づけになりましょうか。

Rimg7015

 設計者としては、格好のよい、かたちありきに傾きがちなのですが、ひとまずかたちを

脇に置き、安全で無理のないかたちだけをまず考えてみると、おのずとシンプルな構造の

繰り返しになります。単純な繰り返しは、コストを下げ一般に流通する材料を使うことで

すぐに手に入り、作りやすくなります。作りやすさは無理のない出来栄えになり、雨漏りや

ひび割れなどの欠陥が起こらない、無難なかたちを生み出します。

Rimg7017

 依頼者にとっては、始めにかたちありきではなく、安全安心で使い易いことがありき。

さて、そこでと考え始めるのが私たち設計者の仕事の思いです。

 建物のうち、住宅は人々が暮らす「器」であります。生活を包む入れ物ですから、

物なので、丈夫で暮らしやすいのが一番です。

 それを念頭に置いた上で、家としての物を愛着がわくようにする仕事が設計する意味。

愛着が湧かなければ、寿命も短く手入れもされずに、使い込まれた「器」にはなりません。

Rimg7019

 そう考えていけばいくほど、どうすればそうなるか。設計の根っこを見つめ、

住まい作りの地平のひろがりを学ぶことで、引き出しを増やし要望に応える。

Rimg7020

 今年は、思うことをよりかたちに近づける一年にします。

よい、一週間を。

« ミッション献血バースデー | トップページ | 得手と不得手の間 »

K設計室の日々コラム」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/224927/53748586

この記事へのトラックバック一覧です: 思うことのかたち:

« ミッション献血バースデー | トップページ | 得手と不得手の間 »

2012年2月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29