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2013年4月

見映えと変わり映え

 昭和の日を迎えて、昭和がまたひとつ遠くなります。平成も四半世紀が経ちましたね。

昭和生まれとしては、すこしずつ昭和的?な感覚が薄れてゆくような気がします。

時代は巡るものだから、またいつかあの懐かしい風景にどこかで会えるかもしれません。

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 連休を迎えても、連休でなくても、あまり変わり映えのしない日常ですが、

まぁ、こんなもんかとも思ってあまり高望みをしないようになりました。

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 ときめきが少なくなったのも事実ですが、感覚が鈍くなったわけではないのが面白い。

気がつくことは増えて、かえって集中せずに散漫になっているのかもしれませぬ。

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 昔はやたらと見映えを気にしていたようですが、結局外見は中身が表に出たもの。

変わり映えのしない本体にこそ、充実が必然なのですね。

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 日々の雑事も丁寧にこなすだけで、ありようは変わっていきます。

ゆっくりとした歩みでも、いつかはどこかへたどり着く。

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 見映えのする凛とした姿。今日も一日、丁寧に。

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姿勢そのもの

 朝から天晴れな快晴。すんなりと好天に恵まれるだけでココロも晴れ渡りますね。

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 日課の朝散歩は足元の迷犬に合わせて右往左往にじぐざくです。

でも姿勢だけは曲げず、体幹を意識して背筋を伸ばして前を向きます。

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 結局使う言葉が人そのものを語るように、姿勢そのものがココロにも反映するはず。

真っ直ぐな基本形があれば、応用がきくはずですね。

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 凛とした新緑の季節には、凛凛しい姿勢がよろしいようで。

ときめきの、在処

 ゆっくりと静かに始まったGW。ツピツピツピってさえずる鳥の声、お名前は?

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 さわやかな風が心地よく吹き抜けてゆくから、いつもより時間がゆったりと流れています。

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 時間ってやつは相対的なもので、こちら側がどう感じるかで長くもあり短くもあり。

ときめく時間はあっという間に過ぎ去るし、落ち込んだ時にはただ長く感じられる。

歳を重ねると、ときめきは減るように思えますが、より深く考えられる時間は増えます。

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 幾つになっても、ときめきの在処は変わらずにある。

孤独の先に光りの射す場所はあります。

地味地道

 昨日は「都市の低炭素化の促進に関する法律」に基づく講習会に行ってきました。

2020年には省エネ住宅が義務化される流れの中、これからどう動いていくか。

エネルギーの源が少ない日本だから、よりすくない資源でより大きく創るにはどうするか。

地味で地道な地平を進む以外、その方法はなさそうです。

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 なんでもそうですが、一日の長さ、持ち時間は皆平等に与えられている中で何かをする。

答えは人の数だけある。ということは答えがないのかもしれませんね。

だからこそ、昔の人は地味に地道に黙って働いていたのでしょう。

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 寄せては返す波間、海風は初夏の匂いを運んできます。

今日も、自分たちの地平を。

ちょうどいい歩幅

 清明な季節もすこしずつ初夏へと歩みを進めていきます。

はやいもので週末からはGW。ここ鎌倉は、また丼をひっくり返した賑わいになりましょう。

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 ココロとカラダのいいバランスさえ見つけられれば、物事は身の丈で進んでいきます。

自分の身体感覚をきちんと意識できることは無理でも、このくらいがちょうどいい。

という歩幅ぐらいはわかります。その歩幅で目標を目指してむかう。

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 いい季節になって体を動かすには、いい季節がやってきます。

カラダが喜べばココロもつられて気分よく過ごせますね。

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 日々の暮らしの中、身の丈にあった歩幅で、一歩ずつ。

よい週末を。

カッケーと格好

 材木座に他所から運び込まれた砂が、最近の強風で吹き飛ばされて、

材木座六号橋の袂は今にも砂に埋まりそうです。

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 「世界遺産」への登録は結構なことですが、ご覧のようにその足元は脆弱ですね。

海岸のネーミングライツを売ろうというのも、なんだか「違う」ような気がします。

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 品のよさというのは、格好が良いことの先にあるように思います。

どこかだけが良くてというより、総体としての雰囲気から醸し出されるもの。

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 格好のよいものは、若者でも瞬時に「超っーカッケー」。(と言うかは別にして)

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 自分の家を正面から見るのは久しぶり。

人様の家の格好をよくする仕事。さて、自分ちはどうかな。

身近な彩り

 強い南風が吹いて雨雲がわきあがる週中、水曜日です。

今日は夜にお祝いをするので、静かにおとなしく仕事します。

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 鎌倉の新緑は今が旬です。筍と同じようにすくすくと伸びやかにして。

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 庭のシャガもひっそりと、人知れず静かに、うつくしく咲く日々。

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 藤棚にはちいさな蜂たちが、ぶんぶんと羽音をたてて集まっています。

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 風に揺れながら香る藤の花。春の紫はさりげなく在ります。

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 先日のこのシャトーは美味しかった。値段も2000円台で、97年の時を味わう。

さて、今晩はいかに。仕事のモチベーションはお酒によって上がっていきますね。

住まいの端々~枠を創る

 風景を切り取るフレームとして写真があります。四角い額縁として光りを映す。

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 それと同じ感覚で、建築も枠を創ります。土地に暮らしの枠組みを創ると、それが住まい。

水平、垂直、直角の三つを基本として、枠を創り、そのことによって場を創り出す設計。

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 格子も枠組みのひとつであり、枠を組むことで一つの面が出来、空間が生まれる。

敷地を囲む環境も枠組みのひとつであり、建築が存在する社会にも見えぬ枠がある。

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 枠を創っても見せないように隠すこともあり、それが一線を画すことにもなる。

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 なにするにせよ、大きな人の浮世の枠の中で、どれだけ自由に枠組むかですね。

今日も、一日、よい建築を。

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気を抜き手を抜かず

 北風小僧はまだ居座って、パーカーのフードが外せない週明けです。

でも明るい清明の光りの中、スタートするのは気持ちがいい。上げていきましょう。

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 何事も一足飛びには進まないものだから、すこしずつ地道にやっていくしかない。

自分たちの足元にある現実にじっくりと目をやって、手を入れていくことの王道。

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 どんなに張り切っても気を抜かずにいられはしないのだから、せめて己の両手を使って

手は抜かずにやっていく。今日も一日丁寧に。

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 力を抜いてこそ集中出来ることが多くなるように思います。

まずは自分の気持ちに忠実なありようを考えてゆく。

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 立ち位置を変えてみれば、そこに広がる景色は違って見えるはずだから。

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 平常心で行雲流水。ココロとカラダの両輪で。

ホントな結び

 二月の寒さ?が戻ってきたような穀雨の季節。平凡な春らしさが懐かしくさえあるような。

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 雨や風が吹いても、新緑は穏やかに揺れて静かな季節です。

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 ツイートやつながりを始めてみて、クリック一つで変わることを経験します。

アナログなつながりで過ごしてきた季節は、すでに過去のもの。

絆というつながりを求める社会だから、個人としては「結び目」がしっくりくる言葉。

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 あやとりのように、ゆるやかな結びを創る。しばらく、試そうと思う穀雨。

地面の可憐

 旧暦の三月十一日、穀雨の名の通り、雨模様の週末になりそうです。

この時期、古の昔からよく雨が降っていて、その雨が穀物を育てることから名が付く。

たった二文字に、すべての感覚が詰まっている表現ですね。現代にもこんな大きな五感を

すこしでも活かせるような暮らしが出来たら理想です。

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 若宮大路の生垣には、上品な紫の風車が咲いています。

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 春の只中、清明な光りに満ちて空が明るくなっているけれど、それにも増して

地面の彩りが華やかになっています。

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 緑の小さな客人も、とことこと楽しんでいますね。

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 美味しそうな凛とした色が溢れる春の庭。凛は凛凛しいものです。

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 ここにしか咲かない花。人も同じようにあれ。

しなやか芯

 根を詰めて仕事をしていると目、肩、腰がこわばってきます。痛勤をしなくなって、

だいぶ腰痛からは開放されましたが、眼鏡男なので目を使うと肩がこります。

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 姿勢を正そうと意識はしていても、ついつい仕事に熱中していると前のめりーになる。

ちょっとした姿勢の変化が、凝り固まったりしなやかに繋がったりするのは面白いものです。

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 木々の枝がぐぃーーんとしなることが出来るのは、繊維が芯をなしているから。

しなやかさをもったココロはけっして折れたりはしない。

豊かであるココロには、しなやかな芯が備わっているようです。

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 なりわいもしなやかであれば、流れにはマケズ受け流すことが出来る。

行雲流水、今日も一日、しなやかに。

光りの色

 我が家の藤、ジャックの豆の木のように空に向かって伸びている朝です。

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 藤色はほんとうに微妙な色合いです。古にはとても高貴な色だったから

今も高僧の方が着る、身に纏うにふさわしい品があります。

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 今年の春はとても風が強い日が続き、砂つぶてと闘うような朝が多いように思います。

社会の荒波に向かうような、そんな気持ちを呼び覚ますきっかけにしよう。

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 朝焼けのオレンジはいつも柔らかい。照明の世界ではLEDにシフトしていますが、

白熱灯の柔らかさ、温かさには及ばない。こういう光りの色は、白熱灯だけの持ち味。

環境や電気代という観点も大事ではあるけれど、白熱灯にしかない灯りはあります。

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 いろいろな色合いも、太陽の光りがあってこそ。

いい翳も明るいところがあってはじめて出来ます。

明けない夜はなく、うつくしい世界は日常そのもの。どうか、平和な一日を。

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やること山

 設計屋の日々というのは元々地味なものです。住まいを設計するにしても、あくまで

そこに住む家族が主役。暮らしを支えるのは住まいであって、元になる設計図は

建ってしまえばそれでおしまい。財産としての家を図面として残せばいいのであって、

設計屋の仕事そのものは見えずでいいから、裏方の最たるものでしょう。

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 地味だからといって、やることの山が減るわけでなし、むしろ地味であるゆえに

独りコツコツと目的意識をもって仕事をしていけなければいけません。

陽の当たるのは、建物とそこで暮らす人々であればいいから。

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 なにかひとつ、?を持つことで、その先にはやること山が見えてきます。

やることの山の裾野は広がっているから、そこを掘るなり登るなりすれば景色が変わる。

自分が変われば、やること山も頂が見えてくるかもしれません。

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 紅い花と虫一匹。花に登って見える景色は、どんなかな。

日々是、犬ペース

 いいお天気が続きぽかぽかしてくると、自然に眠たくなる季節がやってきました。

やっぱりカラダがついてこないのは歳のせい?汗をかく時期はGW過ぎかなぁ。

もうしばらく地道に静かに待っているのがいいのかもしれませぬ。

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 毎日毎日、朝夕はこいつの介添え人。右往左往の迷犬を連れてゆく日々です。

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 犬はペースをくずしません。散歩は毎日が当たり前、朝飯前&夕飯前だから

ご飯とセット。雨が降ろうが地震がこようが、要求=行動が伴いますね。

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 ネーミングライツを売り渡すような文化?都市の鎌倉、材木座海岸で

意外と凛凛しい横顔を見せたりもする相棒。

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 落ち着きのなさだけは、ずーーと変わらないようであります。

色彩旬春

 吹きすさぶ強風に乗って明るい季節がやってきて、清明な月、折り返す月曜日です。

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 そろそろ仕事エンジン全開といきたいところですが、モチベと心持のバランス、

とるのが難しい。変化の時期というのは、こういうものなのでしょう。

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 季節の光りが明るくなるにつれ、世の中もすこしは明るくなるといいけれど。

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 路傍の花たちは、愚痴も文句も言わずただ黙って咲いています。

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 ドウダンツツジの可憐な白が、風にささやかに揺れる季節。

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 それぞれがそれぞれの居場所で、彩りを咲かす旬な春です。いい、一週間を。

エレキ日和

 思い立って久しぶりにギターのメンテナンス。ニュースを見ながら、いっつもながら弾き。

弾きっぱなしのほったらかしでは、いい音が鳴るように育ってはくれませぬ。

 まずは弦を外してお掃除。張りかえる前に綺麗さっぱりとしていきます。

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 ギターの弦も以前は千円以上していたけれど、今は2パックで千円以下。

いろいろな太さの組み合わせがありますが、私は低めが太めの好みです。

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 フェンダーストラトはクラプトンモデルのブラッキーです。

もう十年以上の愛器。まだまだ弾き込めばもっといい音を奏でてくれるはずです。

どんな物事も手間隙かけて育ててゆく。それが王道ですね。

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 手元にクリーナーがないのでイマイチ綺麗にはならないけれど、それでも隅々まで

埃をはらいネジを締め直して、弦を新しく張り替えます。

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 チューニングをし、鳴らしながら、またチューニング。

新しい弦を馴染ませて弾き始めるのは「スパークル」。

春の陽射しが射し込むリビングに、心地よく響くエレキ日和です。

ソーシャルさえずりフェイス

 穏やかな朝の始まり。上の子は元気に平塚までちゃりんこで部活しに行きました。

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 桜の季節が過ぎてこれからは新緑の季節。

鎌倉はGWまでがとても綺麗な時期です。五月が近づくとすこしずつ緑が濃くなって

グリーーーーンな感じが薄れていくので、ぜひお早めに。

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 昨日は「いっぺんにやれ」と田中文男棟梁の仰るとおりに

ツイッターとフェイスブックデビューをしました。なにを今更ではありましょうが、

ここらで「ソーシャル」なるものの片隅にぽっちゃんと身を投じるにはいい新緑?です。

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 建築が社会的、公共的なものならば、設計というサービスもソーシャルサービスです。

鶯が谷を渡る谷戸の我が家から、さえずりと顔本にソーシャることにします。

行雲流水

 ことあるごとに、なにもなくても、思い出す言葉である「行雲流水」。

流れる水は絶えずして、元の水にあらず。と習った学生時分には実感が伴わずして、

元の言葉にならず、その意味すらわかりませんでした。

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 社会に出てひとりよがりに突っ張っていても、行く雲や流れる水には気付きさえせず。

変わらない大切さと変えられない弱さをかかえて、さて何が不易なのか。

田中文男棟梁が言った「行く雲も流れる水でね。」の重い一言のおかげで

実感が伴って、すこしは分かった気がするようになります。

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 考える芯はすっくと立っていても、思い戸惑うのは人情。

雲がかたちを変え、波が泡と消えるように自由であれば。

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 だんだんと湧き上がる雲のように、上がれ。

うつろいながら

 清明の季節の中では、風の冷たさと光りの柔らかさが同居しています。

明け方は冬に戻ったような北風で、パーカーのフードをかぶってゆく朝散歩です。

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 毛皮を着た約1名は絶好調で、砂かけじじいと化しています。平和にノー天気そのもの。

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 さざなむ水面の向こうから、律儀に昇ってくる朝日は日々是新たです。

うつろう季節に寄り添って、すこしずつ上げていきましょう。

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 何も打つ手がないように思える時が、誰にもあるけれど、やりようはどこかにあります。

気の持ちようそのまま、ありのままに、ひとまずカラダを動かしてみよう。

カラダが前にいけばおのずと景色が変わってゆくから。

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 輝く光が満ちる新緑の季節が始まって、うつろいながら歩き出す日があります。

出先客先

 とても静かな朝。静謐な清明そのものの空気が満ちています。

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 強い春風に飛ばされそうな昨日とは打って変わって、静かな一日の始まりです。

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 昨日は東京さ、行くだの日。午後の現場だから、午前中は映画を観ようと新宿へ。

新宿ピカデリーでロックバンド「ジャーニー」のドキュメンタリーを観てきました。

 現在のヴォーカリスト、アーネル・ピネダの加入からツアーの成功までを描いた作品。

舞台裏やメンバー個人の生活が、ステージの華やかさとは対照的にありました。

ロックという商業音楽をバンドとして長く続けていくことの、日々の大変さ。

音楽が鳴っていない、とても長い時間がいかに大切で重たいものか。

 「ドント・ストップ・ビリーヴィン」そのものの、いい映画でした。

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 新宿に出たついでにリビングセンターオゾンへ。

ショールームやコンランショップを廻って情報収集して、紀伊国屋書店へ。

ここでも建築の本を棚の端から端まで横断して、また情報収集をします。

 東京へ出る機会には出来るだけ足を使って、見ることをしておく。

仕事はいっぺんにしろ。という田中文男棟梁の言葉とおり、いっぺんで廻りました。

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 さて、その後西永福へ。杉並の家に行く前にドトールで遅い昼食とアイスカフェモカ。

ゆったりとした休憩をして、いつもとはすこし違う時間を過ごします。

 葉桜となった善福寺川をおしどり夫婦が仲良く滑る午後、現場へ。

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 杉並の家のメンテナンス。棟梁が真剣に働くのを横目に、T君とヒコーキで遊ぶ

出先、客先での設計屋です。楽しい?一日でした。

原点スピリッツ

 今日は高校の入学式。月日が経つのは早いもの。いつの間にか義務教育は終わって。

その昔ならば元服とか節目はもっと早くあったのでしょう。振り返ってみても

自分たちが高校に入学した日のことさえ、すっかり忘れ去っているのが不思議です。

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 四月は始まりの季節でもあります。期待と不安。節目ならでは、のこの感じを

出来るだけ活かして、自分の原点に立ち返ってみようと思います。

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 ひとり立ちした季節の我武者羅な日々。真剣さだけはよく覚えています。

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 軸足を固めるとき、己のスピリッツに問いかけてみる。

どうしたい?

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 新人に戻ってみる。そんな週明け。いい月曜日を、笑って。

無心の芯

 ごーごーと春の嵐が通り過ぎて、葉っぱや小枝が降り積もった境内を抜けて海へ。

まだ強い風が残り波頭が立っています。材木座六号橋、冠水してるので引き返す朝。

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 ここのところ、めまぐるしく変わるお天気にカラダがついていかないようです。

受身の姿勢でいるからかな。能動的に自分から動けば景色は変わってゆくはず。

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 なかなか達観は出来ず、不惑にさえなれず、無心には程遠く。

思うことばかりで、ほんとうを考えることが出来ずに時が流れる。

どう芯が感じるのか。しばらくは静観といったところでしょうか。

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 無心とまではいかなくていいから、すこしの間、和らげるひとときが欲しいなぁ。

こういうのも欲しいではなくて、感じるものなのでしょう。

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 穏やかに、いい日曜日を。 

他人寛容

 爆弾低気圧などという物騒な、センスのないネーミングのお天気になりそうです。

部活に出かける子供を見送っての散歩帰り。ひとまず迷犬を納得させ自分の時間です。

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 昨日は設計事務所協会の講習会に出かけてきました。

耐震診断のソフト開発者の方から、新しいヴァージョンの説明を受けます。

使い勝手が向上し、よくよく考えられている内容で、これまで携わってこられた方々の

たくさんの貴重な時間や経験が活かされて、素晴らしいを連発していました。

 皆さんそれはそれは真摯な姿勢を持たれて懸命です。振り返って自分がいかに

「甘ちゃん」だったか。分かったような気になっていたか、に気付かされます。

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 本当に力のある人は、他人に対しても閉じずにオープンです。

寛容であって、違う意見にもきちんと耳を傾け、そのうえで思うことを話される。

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 空のように高く 海のように広く 風のように自由に

 いい休日を無事に

前向き清明

 明るく清清しい、清明そのものの光りに満ちて始まる一日です。

葉桜から新緑へと草木が芽吹く、春の季節そのもののスタートをきります。

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 新月へとすこしずつ細目になる三日月を見上げながら前向きに。

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 新年度を向かえ講習会が始まったりして、すこしずつ活動していきます。

出来ることは、そんなに多くはありません。丁寧に、一歩ずつです。

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 週末は春の嵐になりそうですが、今朝の空気は静謐で清明そのもの。

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 潮騒を聴きながら、ゆったりと明るくなる様を見上げています。

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 春空が明るくなったぶん、すこし翳も色濃く感じられますね。

もうすぐ新学期がスタート。街中も賑やかになってくることでしょう。

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 谷戸の山桜が満開。いいタイムラグを感じて、静かな週末を迎えます。

いい週末でありますよう。

住まいの端々~光りの居場所を創る

 季節が進んで春の光りが満ちるようになります。住まいにも新しい光りが射す季節です。

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 住まいには、出来れば朝日が差し込んで一日が始まるようでありたいもの。

都会であれば建て込んでいますが、それでも空から光りは降りてくるものです。

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 石や煉瓦づくりのヨーロッパでは壁が厚くなって窓は孔を穿つように空けるから

光りの扱いは自然と象徴的になる。それは教会のステンドグラスが物語っています。

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 さて、翻って日本では光りそのものが明るいし、昨今の猛暑の夏はとても強い日差しに

目が眩むようになっていますから、今度はいかに絞り込むか、がテーマになったりします。

Light

 北側であっても天窓で枠どる安定した光りや、細長く縦長にせばめて落ち着いた光りで

風通しと一石二鳥を得たりすることもあります。

 床に近いところに地窓を開けて床を明るくし風を通したり障子で柔らげたりすることも。

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 世の中が暗く感じられるせいか、一時期明るいお住まいを求められることもあって、

どう光りを入れるか、いつも考えさせられる開口部であります。

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 出来れば水廻りは明るいに越したことは無く、清潔で血行良く見えるような場所がいい。

壁の漆喰は光りを吸収して目にやさしい白さに変えてもくれます。

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 和室であれば、ただ明るいだけの光りより障子を透過した柔らかな光りが欲しい。

すこし明るさを絞れば、そのぶん翳がうまれて奥ゆかしさが感じられます。

先進国の日本では本当の漆黒の闇夜はないけれど、夜の月明かりが感じられるから

それをどう取り込むか、という方向性もあります。

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 月の光りもそれだけをとれば明るくさえ感じられますから、暗がりを感じることで

よりよい答えに結びつけばいいと思います。

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 夏の強い光りを抑え、いい翳をつくることによって光りの居場所を創るような。

そんな住まいのつくりかたを考えています。

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設計案というメッセージ

 ハウスコの建築家募集プロジェクトでお声かけいただいた鎌倉の住まい。

先日、設計案を提出しました。いつものように平常心で三つの案をつくります。

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 A案はコンパクトに正当なプラン。4間角の田の字型プランで2階はL字にして、

おおきなデッキをつくります。

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 北側はお寺さんの参道なので、屋根を下げてあくまで控えめな佇まいにします。

アプローチは西側から。車もそこにおいて、家自体を敷地の真ん中にそっと置きます。

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 昔ながらの民家の田の字型プランが、21世紀の住宅プランとしても有効なことに

今更ながら驚かされ、感心させられもします。使い勝手の用の美が、現代の住まいの

美意識につながってゆくような、そんなさりげないかたちです。

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 B案は、これもまたオーソドックスな家型、切妻勾配屋根の総2階案。

こちらは風致地区らしく、その壁面後退線の内側に大きめに作って収納や部屋の面積を

確保したもの。この案ではデッキを外側に出して独立させます。

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 普通の家ですが、北側からすっと入って短い動線で2階に上がれる省エネプラン。

階段や廊下がコンパクトなので、そのぶん部屋がワンルームでどーんとある。

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 大きくしたらしたなりに、総2階にしてシンプルに。昨今のコスト意識は厳しくなるから

ひとつひとつ、いかにどのようにしてつくるか、が求められています。

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 三つ目のC案は、コの字型に中庭を囲むコートハウス案になります。

大きさ2間角ずつ、南に割り振って、1階は部屋、中庭、部屋の並びにして

東西に開口部を通し、見通しを確保します。 2階は部屋、中庭、デッキという順番で

中庭を見おろすようなプランになります。

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 北東側からそっと入る。中に入ると中庭へと視線が抜ける。そんなプランです。

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 いろいろな要望を聞き、あーでもないこーでもないとプランを練る。

そのなかで考えたことを計画案としてメッセージする。

どこまで伝わるかは人それぞれだから、何を伝えたいかをかたちにすること。

 設計は諸条件を読み解くパズルのように、面白く楽しいものであります。

いい住まいづくりを、一緒に楽しみましょう。

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住まいの端々~障子

 人の口に戸は立てられないと言われますが、柱と柱の間に戸を立てることは出来ます。

柱の間に戸を立てる、間戸が窓になったのが日本建築。とは、清家清先生の受け売り。

今では当たり前にある鴨居と敷居の間に戸が滑るようになったのは、後のこと。

障子も硝子戸が出来る前、板戸から明かりを取り入れるために出来たもの。

障子に雨がかからないよう、大きな屋根と跳ねだす庇があったから、紙が使えたのかな。

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 障子越しの光りは柔らかく透過されるから、和風の最たるもののように思われますが

決してそれだけではなく、大きく割り付けられた障子は洋風の部屋にも合います。

 以前は手漉きの障子紙の大きさに合わせて小割りでしたが、ロールの和紙になって

大きな組子(くみこ:障子のタテヨコ格子のこと)割りが出来るようになります。

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 縦横の組子を同じ太さにすることで、スクリーンとして一枚の絵のように見せる。

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 同じ寸法でも、取り付ける部屋の方角や、部屋の間にある障子では印象が違います。

翳が出来ること、光りが等質になること、それぞれが重なって調和が生まれるような。

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 南東に向いた大きな障子は巾2.2メートル高さ2.15メートルの大きさですが、

わずか18ミリの組子で出来ています。障子紙が貼られていないと、たわんでふにゃ。

和紙がテンションになって成り立つデザインです。

 小さな障子は巾74センチ高さ72センチ。手元が明るくなる位置にあって、

光りを透過する面積も小さめだから、場所によって陰翳が生まれています。

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 障子は木と相性が抜群だから、毎日開け立てするものとして欠かさず設計したいもの。

縦横のバランスのみで、いかに成り立たせるか。まだまだ、勉強中であります。

助走ノート

 2013年度、四月一日が月曜日きっかりに始まるのはなにかお目出度い感じがします。

八幡様の本殿上空を飛行機雲がラインを引いていきます。

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 音楽に序奏があるように、物事には助走がいりますね。

新年度だから、今までのアイデアを助走させてテイクオフするのにちょうどいい時期。

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 インプットと並行してすこしずつ出力していこうと思います。

思い立ったが吉日。今日は、新しい気持ちで始められます。

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 働き始めたころの希望と不安。今に引き継いでいるものが何か。

自分たちの原点を見つめなおすのにいい機会です。

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 月が満ち欠けするように、継続することの大切さ。

自分の引き出しが枯渇しないよう、潤いを求め続ける日々。

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 器量を助走して、あげていけますように。やることを、やれ。

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