見映えと変わり映え
昭和の日を迎えて、昭和がまたひとつ遠くなります。平成も四半世紀が経ちましたね。
昭和生まれとしては、すこしずつ昭和的?な感覚が薄れてゆくような気がします。
時代は巡るものだから、またいつかあの懐かしい風景にどこかで会えるかもしれません。
連休を迎えても、連休でなくても、あまり変わり映えのしない日常ですが、
まぁ、こんなもんかとも思ってあまり高望みをしないようになりました。
ときめきが少なくなったのも事実ですが、感覚が鈍くなったわけではないのが面白い。
気がつくことは増えて、かえって集中せずに散漫になっているのかもしれませぬ。
昔はやたらと見映えを気にしていたようですが、結局外見は中身が表に出たもの。
変わり映えのしない本体にこそ、充実が必然なのですね。
日々の雑事も丁寧にこなすだけで、ありようは変わっていきます。
ゆっくりとした歩みでも、いつかはどこかへたどり着く。
見映えのする凛とした姿。今日も一日、丁寧に。
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