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100年の計

 駆け足で過ぎる八月。立秋と新月。旧暦七月一日。猛暑が続く今夏です。

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 あちこちで豪雨。バケツをひっくり返したではすまないほどの雨が降る。

やっぱりどこか歯車がずれているような季節です。

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 地道にいくと決めるには、先のことに思いを馳せることがいりますね。

子供たちの、その子供たちの姿をあるものとして、さてどうするか。

お盆の時期、先人たちと未来の人々の間に在るものとして、懸命に。

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 暗雲が立ち込めても、その先の光りを見る。

目先ではなく、行く末の遠くを考える。

 思うのではなく、考えなさい。池田晶子さんの言葉を思い出す。

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 ひとり独りに、100年の計があれば。

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