春新月
春の嵐が過ぎ去って、春爛漫。新月がかさなり、いい始まりの予感に満ち満ちています。
大風がようやく止んで、季節が落ち着いてお花見頃。桃色に染まる鎌倉の街並みに。
思い立ったが吉日。これだけ明るくなれば、なんのためらいもなく始められますね。
水面が映すように、気持とココロをシンクロさせてスタートします。
一足飛びに、目指す場所にはいけないから、ひとつずつ。自分の歩幅で、まず一歩。
歩き出せば、いつかどこかにたどり着く。思い描いた場所が、いつか目の前に現れます。
どんなささいなことも、日々心がけて、毎日願えば、いつの間にか「なる」。
自分のココロの中、水をやり芽吹きを見守り育てる、なにか。
具体的なかたちになる以前に、ちいさな蕾みをひとつひとつ携えて。
海は蒼さを増して、いい風が吹き抜ける朝。自然と前向きになって、彼方を見つめる。
犬も西向く、前向き春新月。
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