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2014年4月

日々に寄り添うかたち

 雨降りで中休みのGW。すこしシフトを変えて、いい週末へと向かいましょうか。

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 その場所ごとに、ふさわしいかたちがある、昔からの住まい。

消えてゆくものの多くが、なにも残さず、人々の記憶からも失われてゆく民家たち。

名もなき建物は、旅に出ると、そこここに建っています。

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 地面に半ば埋もれたような蔵が商店の後ろに隠れていたり

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 大きな蔵が大きな置き屋根を冠して建っていたりします。

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 山梨に点在する蔵の多くには、下屋がかかっていて、昔はいろいろな作業をしていたよう。

すこし昔の人々の、日々の営みを支える建物。

 日々暮らしに寄り添う、素朴なかたち。いつの世にも必要ですね。シンプルに引き継ぐ。

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 時間の蓄積が、見事な風景を作り出す。人気ないけれど、賑やかな地方の風景に学ぶ。

昭和のペース

 すこしばかり寝坊をして、ゆったりゆっくりと朝散歩。こういう日には何もせずが相応しい。

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 昭和に生まれ、働き始めて、年号が平成に変わって早や四半世紀!!早いモノです。

平成という年号が、なにか馴染めないように感じるのは、時代のせいかな?

時代の潮流は日々早くなるばかりで、ゆとりや余裕が失われて取り戻せないようですね。

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 いろいろ論うばっかりで、ちっとも光りが射す方向へ行っていないのが問題でしょう。

もうすこし身近なところの小さい範囲を、すこし心配りしてよくしていくような感覚が必要です。

もともと昭和にはそういうのがあったように思うけれど、若い頃にはそういうのに目がいかず、

だからと言って、過去を美化するようではいけないし。

 「昔はよかった」はあっていいし、思い出も大切ですが、「今もいい」ようにするのが本当。

すこし昭和の時代に戻って、どんなペースでものを考えていたか、思い起こしてみようっと。

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 ゆったりとする犬の脇で、すこしぼーーと過ごすのが、昭和の日らしいかも。おやすみ。

笑うポジティ部

 日曜の夕暮に、材木座の光明寺へ、第八回材木座らくご会を聞きにいきます。

大きな山門はいつもどっしりと構えて、よく来たな、と迎えてくれます。

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 山門をくぐり本堂へ。ちいさな子供たちと一緒に、らくごを楽しむ会。

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 古今亭文菊さんの、素晴らしい噺。ちいさな子供たちも、絶妙な間合いに笑いこける。

噺の筋はわからなくても、らくごのエッセンス、咀嚼するセンスは子供の頃から備わっている。

 噺家の言葉は、流れがうつくしく、しばらくぶりにきちんと筋の通った日本語を聴く。

笑い泣きしながら、噺のもつ伝統の良さを、大きな建築の中で味わう幸せです。

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 笑う門には福来る。ココロを空っぽにして笑った週末。

おのずとポジティブになれる月曜日。今日はこれから講習会。

出来ることをすこしずつ。前向きに進む、行雲流水。

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手のひらの線

 眩しい陽光に文字通り目も眩むGW。人の波が押し寄せる前の鎌倉は眩しい。

我が家の藤棚は、上品な薄紫に光を透過しています。それだけでご機嫌でしょう。

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 今年は熊蜂が飛んできていません。気候変動や地殻変動があるのかも。

陽射しを受けて光の透かし模様を見上げる、そんな谷戸の朝を過ごすシアワセ。

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 テノヒラザイズの出来る範囲で、ものごとをこねるように、一本一本線を紡ぐようにして。

ある枠組みを設けることで、より発想が広がることがありますね。人によっては、それを

フレームワークといったりするのかな。太い線、細い線、ちじれた線や擦れた線も

人それぞれに味があり、それが字のかたちになれば言葉になって詩や唄になる。

絵になったり設計図面になったり、手のひらの線は、いろいろなものに変わりますね。

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 きらきらと眩い春の陽は、そろそろ初夏の香りを運んできます。

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 段葛の白。今が旬です。よい、休日を。ごきげんよう。

まっとうに

 GWの始まり。谷戸ではトンビがピーヒョロロ。しずかにのんびりと始まる土曜日です。

我が家の藤棚が見頃を迎え、季節の移り変わりの早さを実感する朝。

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 いろいろと震災以後の状況について書かれた本を読んでいて、この国の政治がいかに

デタラメなのか、今更ながら感じています。ことさら批判する立場にはいないし、

声高に叫ぶのも暖簾に腕押し。不満を向ける矛先も、無限にあるような借金大国。

1000兆円をこす負債。歯止めすらかからない、遣り切れなさは何処へ。

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 まっとうに生きる。高校の恩師が言われた言葉。

繰り返し思い出すGW。笑顔で仲良く。まっとうに。

饒舌な沈黙

 新緑の候、豊かな成長が目に見えて、こちらも元気になります。ありがとう。

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 黙して語らず、でも饒舌に活き活きとする新緑に、人の在り方も学ぶ春です。

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 言葉の根幹は沈黙である。と吉本隆明さんは言います。

口下手には勇気づけられるし、それよりもとても大きな道標になるように思える。

 誰もが得意なことには饒舌になって、それが説得力をもつのかもしれません。

どちらかといえば、寡黙にあまり無駄口をたたかず、目立たずがちょうどよい。

余計な口をきく暇があったら、働け。古臭いようですが、そう思うのは変わらない。

 でもなにか落ちている時には、言い訳やらが出がちになるのが、それもまた人間らしい。

春眠から目覚め、すこしずつ上を向いてゆくには、ちょうどよい五月を迎えます。

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 沈思黙考。そして、行雲流水。時に移り変わるのが億劫になっても、それはそれでいい。

新緑の生命力を感じながら、自分のペースで学び続けよう。そんな週末です。よい金曜日を。

扁桃腺は語る

 雨上がり、澄んだ空気がほどよく潤って、すこしずつ水色に移り変わる空を見上げて歩く。

いつもよりゆっくりと歩けば、小鳥たちのさえずりが近くに聞こえてきます。

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 なにかを食べている時に、ふと唇を噛んでしまうような時があります。

そんな時は、風邪の前触れだったりします。今回は、当たりで扁桃腺が威張っております。

 講習会へ出かける前、お昼ぐらいからすこし喉がえへん状態。季節の変わり目、たまに

扁桃腺が自己主張して語り始める、のど風邪?たまにあります、こういう流れが。

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 扁桃腺が語るとき、アタマがすこし重たくなりますが、今回の講習会はパッシブ講座。

パッシブ、受け身そのものの扁桃腺状態に、不思議と楽しい講習会です。

南雄三先生の語り口が素晴らしく、いつもよりどこかハイになったアタマが反応して、

とても楽しくトレーニングが受けられます。南先生、どうもありがとうございます。

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 ひねもすのったり。春眠中の約一名。見習っての、水曜日休。おやすみ。

身近な感覚

 恵みの穀雨が上がって、澄んだ空気に満ちた境内を歩く、気持のいい朝を迎えます。

今日は午後から講習会。住まいの通風について、素直に習ってきます。

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 旅から戻っていつもの環境に身を置くと、すこしずつ旅で得られた感覚を失う。

いつもはそうですが、今回はすこし感じが違います。ココロの根っこのようなところに、

すーっと入って納得するような感覚が残る不思議。

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 大きな風景の中に身を置くのは同じでも、見慣れたものではない刺激が、

新たなその場ならではの感覚を齎してくれるようです。

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 のんびりゆっくりと走ってゆくトラクターさえ、風景の一部としてほほえましく感じる日。

旅をすると五感もうれしくなって、無意識にご機嫌な気持ちを与えてくれますね。

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 瑞々しい朝露の穀雨。身近に感じて、同じように過ごそうと思います。連休も近いしね。

建築のロケーション

 数多くの住まいや山荘を拝見し、ゆったりと建築の中に身を置くひとときを過ごすこと。

八ヶ岳周辺の山林や畑のせせらぎのそばに、ひっそりと建つ住まいの数々に逢う二日間。

久しぶりに学生の気分に戻って、虚心坦懐?にココロを開く感覚を思い出す。

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 遠い山並みを望みながら、暖かな部屋にいて、時間を忘れるような感覚。

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 鳥の声と風の通る音。廻りの風景がカラダに沁みこんでくるような感覚。

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 陽が沈む前の静けさ。冷え始めた空気の中、のどかな静けさを味わう風景のなか、

自分の小ささが心地よく感じられるひととき。

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 せせらぎの音色が、身も心も清らかに澄ませてくれる。こんな感覚は、初めてかも。

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 建築が建つ場所の、ロケーションを味わう時間を過ごす。

ココロの在りかと居場所が合わさるところに、建てる建築の意味。

 すっと身体に入ってくる、得難い感覚が、最大の収穫になります。

これからの仕事の、新しい芽吹きのようなもの。感じることが出来ます。日々是感謝。

あるものでまかなう

 穏やかな春の朝。清明な季節、谷戸では鶯の声が響いています。目覚まし代わりに、

小綬鶏と鶯が競うように鳴き渡っていきます。耳にも心地よいハーモニーが届くしあわせ。

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 明日から出かける建物見学ツアーを前に、遠足にいく小学生のような心持でいます。

建築は、動かないゆえ、その場所まで足を運ばなければ出会えない。

 人に出会うのと同じように、かまえず素直に笑顔で。立ち位置を意識して変えることで、

設計の原点に還って、いまいちど再スタートをきりたいと思っています。

変わるものと変わらないもの。新入生のように、期待をこめて。

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 すでに世の中は、壊して作りかえることより、今あるものを生かして使う方向になってます。

なにするにせよ、今一度よく廻りを見渡して、出来るだけ身近にあるもので、まかなうように。

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 ほんとうに人の望むものは、すくない。すでにあるもので、まかなえることは多いのです。

創造の糧

 四月の折り返し地点。花冷えの曇り空がすこしずつ明るくなって、穏やかな朝です。

あちこちで始まった新生活につられるようにして、クリアーに丁寧に進もう。

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 さまざまな出来事をありのまま受け止めて、引き受けて何かを生み出すこと。

好むと好まざるとにかかわらず、入力があるからこそ、行動が出来るのでしょう。

自力はもちろん継続させるけれども、他力によっていい方向に向かうことも多々あります。

 なにがプラスになるかはまったくわからず、マイナスに見えてもマイナスとマイナスが出会い

プラスに向くこともよくあります。諦めて向かうと、すごく明るい結果が待っていたりもして。

 立ち止ったり逃げたりもあっていいし、なるべくしてなることも期待していい。

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 ささやかな日々に、ちいさな創造をひとつする。

新緑の季節。身の回りの輝きは、糧を与えてくれます。

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 利他を見据えて、日々の創造へ。いい始まりの日に。ありがとう。

上昇気流

 ここ数日の花冷え。夜半の強風が通り過ぎていき、涼しい風を連れてきます。

すこし手先が冷たくなるのも、この時期らしいと言えますね。ココロまで冷やさぬよう。

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 モネの絵のような、水面に揺らぐ雲。花筏も流れていき、行雲流水です。

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 赤レンガ倉庫へ、水彩画展を観にいき、清明な春を外と内で味わう。

かと思いきや、建築士の定期講習で、一日お勉強缶詰。

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 なーんにもなく、ぼーっと過ごす。なかなか、手ごわいハードルを越えた先にあるよう。

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 春風が過ぎるのをただ待つよりは、上向きの気流を起こすように動き出す。

創造の翼を広げるには、なんの制約もありませんから。よい、金曜日を。

初期設定の春

 遅ればせながら清明の季節にカラダが追い付いて、陽射しの眩しさが心地よい朝です。

なにごともないただの日、というのは、健康というかけがえのないものが前提になっている。

なにするにせよ、丈夫な体を担保にしているから働くことが出来るのですね。

物言わぬ体、姿勢の悪さを調整し前を向いて「傍」の人を楽にすることを目指します。

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 世代が移り変わるように、自分の立ち位置そのものの初期設定を見直す時期。

清明の季節は、大切なものを見据え直し、そこに光と風を呼び込む。そんな後押しを

してくれるありがたい季節でもありますから。

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 すべきこと、すこしずつ着実に見えてくるようです。日々是好日。よい、今日を。

過ぎたるは

 清明そのものの、春の陽射しに満たされている水曜日。花冷えの風が朝晩に吹きます。

八幡様のお池は一面の花筏。時が止まったような水面に日が昇るのを眺めるしあわせ。

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 人は季節の繰り返しに自らを重ねて何かを想う。歳を重ねると自然とそういう時が増える。

だからこそ、毎年春の桜を待つ。自分の生を桜の季節に重ねることで得る、安心。

今年も無事、桜の咲き誇るのを笑って見上げられた。それがただうれしい、のが自然です。

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 体調不良の一週間。現場出も二日、乗り切って、ひたすら休息。食欲減退に悪態。

このまま絶食して点滴か、と思った朝に復活。カラダがようやく自力を取り戻してくれます。

 やはり長い冬の寒波と寄る年波。五十代なりの自覚が足りないようですね。

知らず知らず、カラダの声を聴き流し、アタマ優先で動いていたしっぺ返しがきます。

好不調の波の中に、常に在るのを、これからはすこし意識していこうと思います。

 痛い目に合う、そういう経験から学ぶ。身を持って、わかる。未熟ですねえ。

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 過ぎたるは   寄せては返す波と同じであることを忘れずに。いい、週中を。元気に。

身体メンテ

 お花見に付き物の?春雨がそぼ降る朝。週末まではなんとか持ちそうな鎌倉の桜です。

すこし遅くなった朝散歩。迷犬に傘を差し掛けつつ、短めに町内一周する木曜日。

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今日の雨模様を先取りして、東京へ打ち合わせにでかけます。

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満開に咲き誇る桜並木をくぐって、神田明神 へ。

新しい年度になったから、ただ感謝をして手を合わせることで、自分の区切りをさせて

いただきます。ココロのよりどころ、境内に入るとなぜかほっとする、都会の居場所です。

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 こぼれるほどに咲き誇る境内の桜。木の下にぽつんと、今年の干支の午さん。

頭を下げて、しょんぼりしているように見えます。ひとりぼっちはすこし寂しげ。

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 季節が暖かくなって、どうやら気が抜けて、内臓にも疲れが出たようです。

すこしばかり休養をして、明日へと復活したいと思う、雨降りのしっとり日和。

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 体は物言わず、調子を崩した時にようやく健康の有難さを分かる。

せっかく恵まれた体、粗末にするから、無言のしっぺ返しをうけココロがしょんぼり。

 ああこういうことか、とココロが納得をし、メンテの大切を感じる反省の一日。

周りに気付く前に、己の足元を見よ。雨音を聴きながら、ひとり静かにしよう。

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 わからんちんの迷犬でさえ、調子を崩したときは大人しくしております。

飼い主として、犬の大人しさから学ばねば。しとしとの春雨に癒されつつZzz

一個人的

 しょうしょう花冷えの鎌倉。桜の木々もすこし戸惑うかのように、風に揺れています。

寒かった冬の名残りのような、冷たい風をすごすことでほんとうの春が訪れるのでしょう。

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 春休みになって、たくさんの人出に賑わう鎌倉も、日の出の時間は静謐の中。

そこかしこの桜を眺めつつ、海までむかうことのしあわせ。恵まれたものに感謝。

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 自営業という身になって早や十五年余。ここらですこしシフトチェンジをする時期。

一個人に戻って、初心のような心境になり、勉強し直す意味を考えます。

 ひとつずつ始めてみながら、動きながら。ひとりよがりに陥らぬように。

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 ついつい自分という殻、見方、行動を真ん中に据えてしまい、身動きが出来なくなって

息が詰まるような日々を過ごす。学んでいる気になって、無為に過ごすことが多くなる。

 それもこれも、一個人的に考えることの弊害でしょう。

身の回りから、相手側からの見え方に身を置くような感覚。むずかしいけれど、意識して

あちら側から、一個人とはどうあるのか?しばらくテーマになります。

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 まぁ所詮たいしたことは得られないとしても、何かちがう場所にはたどり着けると思う。

一個人的だからこそ、のいいスタンスが「ここか」って感じられれば、本望です。

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 相棒も笑う春だから。

ほほえみほころぶ

 花冷えの冷たい北風が吹く朝。四月一日、厚手のパーカーの襟をすぼめる始まりです。

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 春の空。雲のひろがりが、高い空をより高く感じさせてくれます。

上を向くとおのずと気分も上を向く。人は笑顔で悩むことは出来ないから、笑顔でいこう。

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 光が当たると影が出来ます。人にも楽しみと悲しみがあるからこそ、楽しむことの幸せ。

閉じたココロでいる日もあっていい。でも、春という季節の巡りを感じれば、

自然に外へと開かれていくのがほんとうですね。ただ、風を感じて陽射しをうけて。

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 ほほえみをうかべてみれば、ココロも風に浮かんでくれます。

桜がほころぶ。ココロもほころぶ。駅へと向かう人々が、新年度の気合いをもって歩く朝。

 それぞれにある生き方、働き方。人の世は蒼氓によって創られる。

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 ほころぶほほえみは、自然に光となってかがやくから、今日も笑顔でありがとう。

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