スローな涼しさ
遠くのタイフーンの余波か、南風が吹き抜ける朝。Tシャツに風を受けて心地よい。
こういう日は、ゆったりと動いて涼しさを保ちつつ傍楽としましょう。
古来、湿度の高い日本では、モノとモノをべたっとくっつけずに、隙間や余白を持たして
透かす工夫をしてきました。人の立ち姿も、今のように、ずるッべたッだらだらッではなく、
凛と背筋が伸びていたはずですね。
ゆったりした動作ときびきびした所作。相反するものではなく、共存して。
ひとところに居つかず、すっと動いてさらさらと。気の持ちようを涼しくね。
ココロが風通しよいのは、開かれているがゆえ。クローズせず、止まらず開け。
夏の風景を楽しみつつ、いい夏休みを過ごそう。
蝉の声をしゅわしゅわと聴きながら、涼しげに。よい火曜日を。
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