映画・テレビ

端正な物語をみる

涼しい風が吹き抜けていく、八月の終盤となりました。過ぎ去りし日々に。

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 サンドラ・ブロックの「幸せの隠れ場所」とマット・デイモン、モーガン・フリーマン、

クリント・イーストウッド監督の「インビクタス」を、ここのところ続けて観ました。

 どちらも、実話を元にしたスポーツものの映画です。

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 片や、貧困、ドラックの中から、ある黒人の少年が、白人の裕福な家庭の

女性に見守られながら、アメフトのNFLに入団するまでを描いたもの。

 片や、アパルトヘイト、人種の違いを超えて、国をひとつにする、ラグビーの

南アフリカ代表チームとネルソン・マンデラ大統領の交流を描いたもの。

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 どちらも、スポーツという場所をメインテーマにしながらも、人と人の繋がりを

描いたヒューマンドラマでした。ことさらに、さまざまな不幸や人種問題を強調する訳ではなく

ある事実を淡々と描くことにより、抑えた表現が、かえって観る者に、考える時間を

与えてくれる、余白を持った映画でした。

 殺伐とした、時代の中、声高に叫ぶのではなく、ある出来事を丹念に追いかけて、

必要な部分だけを、選んで描く「端正さ」。提示された側の、わたしたちの、観るちからを

問う、そんな二本の映画でした。観終わって、静かな力が温かみをもって伝わるような、

余韻が与えられる。オススメでした。movie

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三話の歴史

三谷幸喜さんの「わが家の歴史」を見終わって、石川達三さんの小説「蒼氓」を

思い出しました。海を渡って開拓をする、普通の人々。市井の人たちを、淡々と描く

泣き笑いのドラマにも、抑えた表現がありました。今回のテレビドラマには、続きを楽しみに

しながら、一日を過ごすという、おまけまでありました。

 ちょうど私達が生まれた時代までを描いた「わが家の歴史」。たくさんの事実確認や

登場するエピソードの関係者の承諾を得る裏話もありました。何十年ぶりにテレビドラマの

可能性を感じた、今回の三話。もう一度、見たいものです。

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「わが家の歴史」賛

気持ちのよいお天気の土曜日、穏やかな朝を迎えました。

桜の花びらが舞う中、新緑が美しい季節の始まりです。

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 普段、ニュースとスポーツしか見ない私が、ほぼ日のススメにのり

三谷幸喜さんのドラマ「わが家の歴史」を観ました。おもしろい!!!!!!

映画「マジックアワー」も良かったですが、今回のドラマも、細かな仕掛けが満載です。

今日、明日の続きが、久々に楽しみなクスッと「笑う」週末です。

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ムービーワークバランス

季節の変わり目、すっきりしないお天気snowは見られるのでしょうか。

 昨日、ワーナーマイカルシネマ茅ヶ崎で「チェンジリング」を観て来ました。

クリント・イーストウッドの監督作品らしい、抑えた表現と、抑揚のきいた映画でした。

アンジェリーナ・ジョリーは、いつもの現代的な女性像ではなく、当時の時代の

役者の雰囲気を醸し出していて、なかなか良かった。

久しぶりに「映画」を見たので満足でした。

 実は、映画館に着いたとき、長蛇の列が。映画「おくりびと」のチケットを求める方々で

一杯でした。平日の朝、初めてみる人数です。昨日、今日のチケットは完売で、週末から

来週のチケットを先行販売していました。客層は、シニアの方がほとんどで、

「納棺」というテーマと、アカデミー賞の効果が、年配の方々の興味をそそるようです。

たくさんのシニアが、日本映画に集まる「人生余暇」の時代。良質の映画が生まれる

いい機会になると思います。危機は、捉え方で「機会」に。

 金融危機の起こる前、ライフ・ワーク・バランス、仕事と暮らしの、良いバランスの

ことが取り上げられていたように思います。それが、不況となって、みんなそれどころ

ではなくなって、まずは仕事だ!ニュースでは「雇用の確保!」だと声高に聞かれる毎日に。

 サラリーマンではない、自営業者にとっては、ライフとワークは一緒です。生活の中、

日々の暮らしそのものが、イコール仕事。文字通りの「ライフワーク」となります。

 「おくりびと」の列をくぐり抜けて、上階へ。さて、コーヒーでも。と、なったとき

携帯に仕事関係のmail!!!余韻を楽しむ間もなく、仕事場へとんぼ返り。

というわけで、ムービーとワークのバランスをとる、半休日でした。

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人を護る仕事 信頼を築く仕事

昨晩、NHKのプロフェッショナルを見て、感銘をうけました。

企業の再生をする、弁護士の方が出演されていました。

そのかたの一言が心に残りました。

「人の命を護る」弁護士の護という字は、命をまもることだ。

会社を護ることは、その経営者や社員、ひいては取引先の

家族、すべての命を護ることにつながると言われていました。

 建築士の仕事に置き換えてみると、建築士の築という字は、

信頼を築く仕事だなと。柱を建て、家を築くことは、信頼というきずなを

築くこと。人と人、家族のきずなを築く。見えない信頼という関係を、築くこと。

と、自分たちの使命と思いました。

 印象的な場面がありました。再建計画を、説明する前、ここ一番に望むその

弁護士さんが、ひとりきりになって見つめる手の中。亡くなられた娘さんの、

写真のロケット。悲しみは、乗り越えず、一緒にたずさえていくものと

言われていた気がします。

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ダークナイトとハッピーナイト

仕事の〆切前に、遅まきながら映画「ダークナイト」をやっとこさ見てきました。

期待通りのおもしろさでした。「暗黒の騎士」の敵役、ジョーカー役のヒース・レジャーさん

遺作となってしまったのですが、演技とは思えない、乗り移ったようなジョーカー

でした。常人の考えに、あてはまらない「悪」が描かれています。

 どうしたらそんなひどいことが出来るのか、という疑問をもつような

犯罪が、毎日のニュースの中にもある今の世の中。話し合いとか、

なにも「通じない」世界にある「悪」。私たちには、なにも出来ないようです。

 そんな重たいテーマですが、全編ながれる緊張感と、原作コミックの

エンターテイメント。そのバランスをとって、ひとつの娯楽作品を作り上げた

クリストファー・ノーラン監督の手腕。これからも、注目しています。

 その夜、カフェ「bowls」で記念日の乾杯をしました。

こちらは、dark knightではないhappy nightでした。wine

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ハッピーエンドでない映画

今朝ははるか遠い台風の影響下、いい波がたっていました。

昨夜からすこし蒸し暑さが戻ってきたようです。

 久しぶりにDVDを借りてきて、映画「ノー・カントリー」を観ました。

「ファーゴ」と同じコーエン兄弟の監督作品です。

 どちらも、やりきれない世界が広がっています。が、画面のひとつひとつから

伝わる緊張感や、シーンの構成。一つの違った世界に連れていってくれる

映画でした。基本的には、予定調和の「めでたしめでたし」作品。ハッピーエンドの

映画が好きですが、そうではない世界も時を忘れさせてくれて、一種の癒しになります。

 映画を観るのも、違う場所への旅と同じように、自分を変えてくれるものだと

思います。連休中、次は「アメリカン・ギャング・スター」を見たいなあ。

映画館では「ダーク・ナイト」まだ間に合うといいけれど。

 すこし、仕事をして、おいしい夜によい映画と本も味わいたい秋です。wine

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インディーと七夕

今日は、小暑の七夕。旧暦では八月七日だから梅雨は

明けていますが、新暦ではいまだ明けやらぬ朝です。

 仙台の七夕は旧暦なので暑いけれど、星空は見られる

ので、また行きたいと思います。今年は、平塚に。

 まず、茅ヶ崎のマイカルで「インディー・ジョーンズ」を観ました。

ルーカスとスピルバーグのコンビならではの、CGタップリの

活劇。やはり、ハリソン・フォードあってのこの映画、65歳!

には、とても思えません。娯楽としての映画を楽しみました。

 お昼は、またMOKICHIでピザ&パスタ&ビール、

炭水化物多目の一日となりました。wine

 その後、腹ごなし?に平塚の七夕へ。日曜日なので、

人で溢れかえっていましたが、流れ流れて一回りです。

 季節の催しは、その場に身をゆだねるだけで、

古の時代から連綿と続く営みを考えることが出来ます。

ささやかな、生活のなかで、繰り返す季節の感覚を

忘れないで、梅雨明けを待ちます。

 ペットボトルの短冊?飾りもありました。

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鎌倉のマジック・アワー

昨日は雨の中、茅ヶ崎へ。MOKICHI FOOD GARDEN

は女性でいっぱいでした。いつものランチビール。ごちそうさま。

 その足で、マイカルへ。三谷幸喜さんの「ザ・マジック・アワー」

を観ました。笑いなみだを流しつつ、今朝も思い出し笑いをするほど、

おもしろく、よく出来たいい映画でした。笑いだけではなく、

映画の裏方さんたち「映画屋」にも日があたっていて、ぜひおすすめ。

 三谷さんは、一年半かけて脚本を書かれたようです。役者さんが

このセリフをいうと、お客さんはここで笑う。と自分でも笑いながら、

練り上げた本。出演の西田敏行さんも、台本のセリフを読んで、

笑ってしまった出来映え。楽しい、一本でした。

 その夕方、日暮れ時に犬と海へ。平凡ですが、ローカルの

マジック・アワーでした。movie

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旬の季節

雨降りの休日、散歩休み&寝坊しました。

昨夜はリチャード・ドレイファスの「陽のあたる教室」を

観て、ふたたび泣けました。何度観ても同じところで

ポロポロとくる映画。「フィールド・オブ・ドリームス」の

親子でキャッチボールをするシーンと、「マイ・ライフ」の

親が子のひげを剃るシーン、じ~ん。(親子ものに弱い?)

 ものづくりには、季節の野菜や魚と同じように「旬」が

あると思っていて、「住まいづくり」にも「その気」になったら

その勢いを大切にはじめると、よい事が運ばれる、そんな

気がしています。家を建てるための材木にも「切り旬」があって、

いわばタケノコの旬のようなシャキシャキな?活きの良い時期。

(実際は活動を止める冬前などです)

 人もそんな一部のようで、恋愛の旬の時期は「七ヶ月」。

なんで旬を考えたかといえば、イカ釣り漁が、燃料費の高騰で

最盛期の漁に出られない=「旬」の季節を逃す、そんな連想からです。

 四季は繰り返しやってきてくれますが、一回きりの人の人生、

旬の季節はそう長くは続いてくれないようです。

 でも、気持ちの旬は、気の持ちようなので、毎日が旬だと

自分で思っていれば、いいだけのこと。「思い立ったが吉日」

も、そんな旬な気持ちを後押ししてくれる意味だと勝手に思っています。

 ある程度、歳を重ねると、こんな「自分勝手」な都合のよい解釈が

増えてきます。自分がいいと思っているんだから、それでいい、と。

 でも、意固地とか、頭が固い、拘りといった方面には行かないよう、

エバーグリーンでいなくては。まさに「旬」の気持ちのことでした。

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