読書の秋の入り口
ここ鎌倉では、強風ばかりが渦巻いて、パラパラとしか雨がこない、へんな台風です。
かたや大雨が降り続き、大変な週末を迎えている場所があるというのに。
地震だけで、たくさんなのに、日本の踏ん張りが試されているのでしょうか。
盛り上がる波頭、取り残された海の家、誰もいない砂浜は寂寥感に満ちています。
すこし涼しくなると、本を開く。秋の夜長、台風が過ぎれば虫の声も大きくなります。
片手には、池田晶子さんの「考える日々」もう片方にはドラッカーの「仕事の哲学」。
私にとっては、どちらも身近な哲学書です。悩むのではなくて、きちんと考えること。
自分だけで、考え続けることからしか、道は開きません。不安は、思わなければ不安に
ならない。先人たちの、残した言葉を幾度も読み返しながら、思索する秋。
風に揺れる、外灯も詩的に見える九月の入り口。
台風の曇り空を、低く滑っていく鴎のあとを目で追いながら、
読んだ内容を振り返る、一日のはじまりです。無事でありますよう。














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