音楽

自分のリズム

申し分のない、よいお天気で、三連休中日がはじまりました。

風もなく静かな朝です。海は彼方までひろがっていい気分です。

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 先日、指揮者の小澤征爾さんが、ガンの治療のため、半年間の休養と

いう会見がありました。中学の時分から、尊敬する音楽家のことなので、

ひとごとには感じられませんでした。以前にも体調を崩されたときがあったように

思います。ドキュメンタリーで見た早朝からのスコア読み。音楽に真摯に対峙する

真剣な姿が印象に残っています。海外で、身を削る姿勢で闘うことで、

どこか、ご自分のリズムを崩されていたのかと思えています。

 心臓の鼓動も、普段は意識することなく過ごしています。でも、命の根本は

その鼓動。齢を重ねると、そのかけがえないリズムがより大切に感じられます。

 どこかに無理をかかえ続けること。今年のスタート、今の自身のことを

小澤さんに重ねて考えてみる朝でした。お大事に。

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一回性の音楽

夕べ、近くの歐林洞で、毎年恒例の吉田美奈子さんとハモンドオルガンの河合代介さんの

デュオライブを見ました。今年は、いつもの倉田信雄さんの豪快なピアノにかわって

河合さんのハモンドオルガン。初めて聴くので楽しみにしていました。

 聖なる夜に、ふさわしいオルガンの繊細な音色。でも力強くもありました。

美奈子さんの歌も、変わらない力強さ。祈りの歌が聴けました。

フリーダムではない、いつもの「リバティー」本物の歌には、自由という力が秘められて

いました。また、来年も聴けますように。

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 音楽は響いた傍から、聴いた瞬間から消えていくもの。

そのかけがえのない、一回性は、人生と同じでした。

 今日という日は、一回だけ。同じ日は二度となく、同じ自分もいません。

音楽という表現も、人生という作品も、一回だけであることを考えれば、

なに一つ、おろそかに出来ないな、などと心地よい余韻の中で、思いました。

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 宮城に暮らす友人から、松ぼっくりでこしらえたツリーが届きました。

今年も、豊かな気分で、よい夜を過ごしました。ありがとう。

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お皿を廻す夜

パソコンに音楽が取り込めるようになって、眠っていたレコードも目を覚ましてくれました。

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 高校時代、背伸びをして聴いていたソウルのレコードも、USBで繋がったパソコンで

レコーディング。スクラッチのノイズさえ、遠い昔の「音」の一部です。

 カセットテープを知らない世代と一緒に仕事をしている今。貴重な体験を「音楽」に

たいして持っている私たち。アナログ世代はデジタルも深く味わえるのです。

 秋の夜長、お皿を廻しつつ、いい音楽と共に、よいひとときを。music

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クリスマスのチケット

昨夜からの雨は止んで、ご機嫌斜めの空が、泣き出す前に海へ向かいます。

どんよりした朝、冬の気配がだんだんと濃くなってきました。

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 今週末のハロウィンが過ぎると11月。クリスマスへ向けて街中が

モードを変えていきます。鍋とかを囲むことも、多くなりそうです。

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 昨日、歐林洞に吉田美奈子さんのクリスマスライブのチケットを買いに行きました。

今年は、いつもの倉田信雄さんのピアノに代わって、河合代介さんのハモンドオルガン。

倉田さんの素晴しいピアノもいいけれど、オルガンの響きが、聖なる夜には合うと思います。

 美奈子さんの歌は、存在そのものです。稚拙な私の言葉では、言い表せない歌。

カラダという楽器が、鳴り響く夜。河合さんのオルガンの音色と共に、今からとても

とても楽しみにしています。music

 秋の夜長には、やはりヴォーカル。達郎さんのオンストと美奈子さんのBELLS

毎年、秋の定番です。「毎日が祈りときらめき。だから心こめてクリスマスツリーに飾ろう。」

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煩音の問題

音楽のハーモニーで、和音のコードに半音や、何度かずらした音を加えると独特の響きに

なって、面白くなります。テンション(張り)を与えるのですが、煩音(はんおん)の問題は、

別の緊張(テンション)を生んでいるようです。昨夜のクローズアップ現代で、煩わしい音の

問題が取り上げられていました。騒音のように大きな音ではなく、たとえ小さな音でも

気になる煩音。主に、公園でのおしゃべり、子供の声、ボールの跳ねる音、ラジオ体操の音

公園に私語禁止の看板が立つ、世の中。子供の騒々しさを、許容できない世界が

今の日本の現実のようです。おりしも、「耳で考える」「声の秘密」といった音にまつわる本を

手元においていたので、つい考えてしまいました。パソコンやゲーム、CGの映像が

溢れる世の中で、視覚偏重の歪みやストレスが、目に見えない音に、イライラとする

社会につながっているのでしょうか?目と口の悪い設計屋として、メガネをはずして

すこしぼやけた世の中で、いい音楽と耳の物語、すこしばかり偏重してみようと思います。

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 人は電車の音のなかでも、聴こえている音を意識せず、本を読むことが出来ます。

そういう能力より、自然で強力な「耳力」を持つ、犬には、この世の煩音問題は、

どのように聴こえているのでしょう?一度、ぜひ「訊いて」みたいものです。

「お手」「おかわり」「まて」「ふせ」「おさんぽ」「おやつ」「ごはん」以外の音は、いかに?

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波と風と雲の音楽

音楽にリズム、メロディー、ハーモニーがあるように、鎌倉の景色には海、山、空が

今日もありました。雨も上がって、しっとりとした朝です。

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 今日は、音楽をじっくり聴く一日にしようと思います。多和田(たわた)えみさんが

最近のヘビロテでした。いい音楽は、いつも友人と共有すべくCDをこしらえて。

レコードとカセットテープの時代から、やってることは変わりません。music

 これはという曲に出会うと、耳が立つのでした。いい曲はメロディーが良くて、

声が良くて、アレンジも好み。三拍子揃わないと、耳にピンときません。

 目と口は悪いですが、鼻と耳にはすこし自信があります。

いい匂いはすばやく察知し、いい音はひと聴きで見つける。

デザインも音楽も身の周りに置くことで、文字通り身になります。

センスを、磨いてくれるものとして。

 いい音楽はいい景色が浮かぶもの。ココロの糧として、いい音楽を携えて、よい休日を。

Emi_tawata

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この夏の定番音楽

選挙明けの、台風に吹かれて、濡れ鼠になって現場から戻りました。

今日から、九月の始まり。短い夏が投票と台風と一緒に過ぎ去っていきました。

 今年の夏は、村田和人さんの「ずーーっと、夏。」をずーーーーっと聴いて過ごしました。

十数年ぶりの新作は、80年代からの路線の原点に戻ったような曲の数々。

去年のライブと同じ歌声は、より若くなって聞こえます。声は歳をとらないというのは

本当じゃなくて、伸びがなくなったり、つやがなくなったり、声量がなくなったり、するもの。

村田さんの声が、相変わらず伸びやかなのは、本当に不思議です。

 アルバイトをしに、七里ガ浜までの往復の車の中で聴いていた「ひとかけらの夏」

今でも、夏の定番です。これからの秋の入り口にも、ゆく夏を惜しむ寂しさにピッタリ。

「ずーーっと、夏。」の中に「二人乗り」という曲があります。幾度と無くジーンとし、

由比ガ浜へ散歩に向かう朝、何度も口ずさみました。また、夏のワンシーンに。

 先日、散歩からの帰り道。二人乗りの子達が、追い越していきました。

笑いあうカップル。永遠の夏を、「二人乗り」の曲と一緒に見送りました。

Kaz1

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MJに捧ぐ

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1979年、80年代の音楽のさきがけとしてMJの”OFF THE WALL”が発売されました。

高校時代、擦り切れるほど、毎日聴いていたアルバムです。そのリマスターCDが出たのが

2001年末でした。その二十年の間に、MJの容姿も変わって、音楽よりスキャンダルの話

が聞こえてくるようになりました。CDジャケットから「顔が消えてしまった」と手にした時、

思ったのを覚えています。クインシー・ジョーンズと作り上げたこの作品が、

音楽的には頂点の内容に思えるのは、曲の完成度が高く、今聴いても楽曲、アレンジ、

そしてヴォーカル、コーラスが一体となって良く出来ているからに他なりません。

 バンドを演って音を追いかけていた時代から、よい音楽を聴くとピンと「耳がたつ」反応が

出ます。ヒットチャートで何位とか、何百万枚売り上げたとか、はまったく関係ありません。

良い声のうまい唄と、いいメロディーに、よいアレンジ。耳に残る音は、ココロの糧として、

こころにも残ります。自分が生きた時代と共に、聴いた音楽が生き続ける。

 未だに、ニュースではスキャンダルの話。MJの生み出した「音楽」にのみ焦点を当てる

光る番組が、日本で当たり前に創られる日は、とても遠いようです。

 ”beat it”のヴァン・ヘイレンのギター・ソロ。まだ覚えていて、弾けるのでした。

追悼にかえて、本物の音楽を聴きます。

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100年後の音

八幡様の弁天池には蓮の花が開きました。週末の海開きを控えて、

滑川には由比ガ浜と材木座を結ぶ木橋が架かりました。梅雨明けはまだまだですが、

早や真夏の気配です。

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 昨夜、BSで小澤征爾さんの100年インタビューを見ました。

西洋音楽の指揮者として、ヨーロッパに渡って50年。半世紀を経た「世界のオザワ」

印象的だったのは「個の重要性」です。

 アンサンブル、ハーモニーの音楽でも、演奏家個人の資質、フィルターを通した表現。

そこに、「個人」が現れるゆえの、ひとりひとりの大切さ。

 高いレベルの演奏力を持った人たちの集まりであるオーケストラを、ある方向に導く

指揮者の仕事。うなずくことのとても多いインタビューでした。

 ドラッカーさんも「100年後のことを考えての仕事」と言っていました。

わたしにとっては2063年。その時が来たら、世界にはどんな音楽が聴こえているのかな。

 よいハーモニーでありますように。

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変わらぬ演奏スタイル

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ついに、行ってきました。県民ホール。ヤマタツライブ!

10年ぶりの横浜です。まずは関内の、美味しいお蕎麦屋さんで腹ごしらえ。

おそばはもちろん、わさびの花のおひたしとbeer なにも言うことはありません。

 会場は開演前にすでにいっぱい。平均年齢は高いけれど、おじさん達がニコニコと。

自然に顔がほころぶのも、期待の現われでしょう。

 演奏は、よい出来でした。強いビートにきれいなメロディーの言葉通りの出来映え。

新加入の小笠原拓海さん。24歳ですが、実力に年齢は関係なく、本物でした。

青山純さんの大砲ドラムから、しなやかでタイトなジャストビートへ。

両サイドの佐橋、伊藤のギター、ベースに囲まれ、可愛がられて演奏してました。

スーパーバンドの核となる、ドラムがバッチリ決まったので、達郎バンドはしばらく安泰です。

 さて、達っつあんの方は、30年前と変わらぬ、以前にも増した歌声でした。

ブラウンのテレキャス「鉄板ギター」の変わらぬ音。演奏スタイルという型が

進化しつつ、変わらないもの。パッションがあれば、懐メロにならない。

ロックンロールよ、永遠なれ。ついていきますとも。

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