こころの季節

真冬のことば

 真冬の澄んだ冷気を吸い込むと、しゃっきりと目が覚めて「さあ、行くか。」と

気合がはいります。縮こまったカラダも歩き出せば、目覚めて気持ちを引っ張ります。

なにかに立ち止まる時、錆付いたココロを動かすのはカラダ。

カラダは言葉のないメッセージを律儀に返してくれます。

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 凪いだ海、たなびく雲。朝焼けのオレンジがすこしずつ

ゆっくりとひろがる一月の終わりでした。

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 真冬は、色味が減ってモノトーンの世界が広がります。

その反面、光りの強弱や反射が澄んだ空気で鮮やかに。

真冬は、光りのことばで満ちています。

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 風が凪いで、陽だまりにいると、ココロが和ぐ。

自然というやつは、ほんとうによく出来ていますね。

 設計の仕事も、もっともっと自然から学ぶべきことがあります。

たとえ下世話な世間の仕事でも、同じ地球の上の、塵に同じ。

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 我が家を見守る木々。枝の先々には薄桃色の芽がでています。

よい、二月でありますよう。sun ゆったりと、はじめよう。

芽吹きを待つ

 一月はスロースタートのせいか、一週間の進み具合がすこしゆったりと感じます。

日中の明るい時間がまだ短くて、夜が長いのもカラダの冬モードを助長しています。

今週は確定申告の書類が届いているので、そのまとめと設計事務所の業務報告。

いろいろ報告する一週間になりました。

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 やはり季節は、まだ真冬のただなか。カラダが温まらず動き出しにも準備がいります。

アタマはカラダについていくもので、やっぱり春が待ち遠しい季節ですね。

 坂の木蓮に、固い芽が出ています。二月に入るとすこしずつ大きくなってきます。

今はまだ、ちいさな殻のなかにじっと芽吹きのエネルギーを蓄えているのでしょう。

自然の一部の私たちも、春を待ちながら準備をする時間が要りますね。

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 遠く思えた場所に、いつの間にかたどり着くのが人生かもしれません。

十年後を考えつつ、ゆっくりとスタートする春待ち日です。

気持ちの地平

 望月のように輝く成人の日、気持ちを新たにする一日の始まりです。

気持ちだけでも景気よく、機嫌よく過ごしましょう。

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 そろそろ2.5回目の成人の日が近くなって参りましたが、気持ちは二十歳の頃。

いろいろ身にまとっている余計なもの、すこしずつ減らしていきたいと思います。

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 一度身に着けてしまったもの、ココロに住み着いてしまったものは

なかなか変えること、捨てることが出来ない性質かもしれません。

 なるたけ変なこだわりだけは持たずに、やってきているつもりですが、

意固地になったり言い出したら聞かなかったり、が傍から見るとあるのでしょう。

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 どんなことでも、執着することは、気持ちの澱みに繋がっていくようです。

まっすぐしなやかなココロって、きっと地平線を見渡すように水平な感じかな。

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 建築の設計でも、現場でも水平があってこそ、垂直が決まってまっすぐになるもの。

自分の水平が気持ちに合っていれば、手のひらに受け止めるように、物事に応じられる。

応じることは、答えを得ることの始まりでもあります。 

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 散歩する犬の鼻先に、笑うように咲く一輪のように。

静かに、さりげなく。でも、空を見上げてる。

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 犬のココロは、いつもすなお。まっすぐな眼差しは、どんな地平を見てるのかに。

気持ちの冬支度

 今年の暦は、気持ちよりもずいぶんと先を歩んでいるように感じます。

あれよあれよと言う間もなく、クリスマスウィーク。気持ちの支度が間に合わぬまま、

メリークリスマスの乾杯をすることになりましょう。それはそれで、楽しみですけれど。

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 今年の冬は、朝が寒く感じられるようになりました。

ひとつずつ歳をとる、当たり前のことですが、昔の人はもっと素直に自然な感覚で

日々を過ごしていたのでしょうね。暦の進み具合に、気持ちがついていかないのが、

不思議にさえ思える、2011年になりました。

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 犬の散歩に出かける習慣がついて、六年がたって、月の満ち欠けにも以前より

季節の気配を感じられるようになってきました。けれども、今年は紅葉さえ愛でる時間を

持てずにいたから、何かしら大切な忘れ物をしてきたようです。

 いつもと違う、年の感覚は師走残り二週間となって、より鮮明になってきます。

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 つっかえつっかえ進んできた、今年の仕事も今週前半で片付くことになりそうで、

終わってしまえば、めでたしめでたしでありましょう。なにが恵まれていることなのか、

あらためて実感する、今年のメリクリ週間です。

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 真冬の今、季節にふさわしいナット・キング・コールの歌声。やっとプレイリストに

いれてクリスマスを迎える準備が整いました。声というのも、魔法の一つかなぁ。

音色や声のトーンが、耳にすーーっと入る時、気持ちも豊かになれます。

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 進み過ぎた季節に合わせて、気持ちの冬支度をする今週です。

穏やかに、よい一週間を。sunwinesun

こぞ今年

 じっくりと腰をすえて取り組むべきこと。年の瀬になって、おぼろげながら見えてきます。

不思議なもので、一年も師走の声を聞くと、やるべきことが見えてくるようです。

おしまいがはっきりすると、時間が目標やら可能性をくっきりと切り取ってくれるのでしょう。

 三月からこちら、いろいろと思うようになったから、特に今年は早く過ぎていきました。

何事もなかった居場所にいても、なにか落ち着かないのだから、寒い冬の彼の地、

みなさんどうかご無事で。

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 今の時期、喪中の葉書が来ますが、今年は多く感じられます。

去年、いた方会えた方が、今年はすでに、いない。

生き死にの話に自然となるのは、師走だからというだけではないように思えます。

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 去年の紅葉は見事でしたが、今年はそうならないのも、自然の摂理。

今日から晦日まで、の「今年限り」をきちんとしようと思います。

晩秋の半月

 朝型の生活に変わってすでに10年が過ぎました。午前中に仕事の目安がつくことが

多くなって、夕方早めに終えることが習慣になりました。その点は、申し分ないのですが、

明け方の犬散歩だけは、すこし億劫になることがあります。

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 特に、これから冬至を過ぎるまで、明るくなるのが遅くなったまま。

寒いのはなんとかなりますが、暗いままではカラダも目覚めません。

朝の光りに当たることで、意識せずとも体全体がしゃきっと目覚めるから。

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 ウィークデイは、なるべく早くスタートしたいのが人情というもの。

ちょうどいい、朝方の明るさがほしい、わがままな晩秋です。

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 六時ぐらいになれば、日の出とともに半月もより輝く時間を迎えます。

そんなにせっかちに、せかせかしなさんな、とお月さんが言ってるかもしれないな。

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 やっぱり、今年はなかなか落ち着く気持ちにはなれない巡りあわせなのかも。

あわてず騒がず。「平常心」でいられるよう、心がけるぐらいで行きましょうか。

 晩秋の半月の下、地上では新酒の季節の到来ですから。 wine ういっしゅ。

冬の入り口

 立冬の朝、気温のわりに寒くないのは、厚い雲と湿度のせいなのでしょう。

今朝は、まだ北風小僧の出番はなく、気分の楽な散歩です。

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 低く広がる雲の下、大島と伊豆の姿が波間に浮かんでいます。

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 足元のミスター・マイペース、自分の尻尾方面の匂いを嗅ぎつつ砂浜に円を描きます。

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 満月に向かう月は、夕暮れの始まりの東の空に、白く微笑んでいます。

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 今年は、夏日が遅い秋にも訪れているというのに、落葉は早くなりました。

台風の塩害で、鎌倉の山々はまだらになって、紅葉もいまいち。

春以降、なにからなにまで、いつもと違う季節を過ごします。

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 冬の入り口には、明るい射し色が欲しいもの。微妙なニュアンスのオレンジが

街に彩りを加えてくれていました。よい、季節を。sun

丁寧の秋

カレンダーを掛け替えて十一月になりました。北風の冷たい、澄んだ朝です。

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 秋の空は、様々な雲のかたちを生んで、風の広がりを物語っています。

帰り道には、飛行機雲が東の空を飛んでいきました。

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 本当に激動の今年も、残すところ二月となって、浮き足立っていた時の流れを

自分の足元に引き寄せるように、丁寧に過ごそうと思います。

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 夕方の散歩道。鎌倉の路地のお宅、以前の台風で傷んだ門塀が直されました。

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 文字通り、見越しの松に、粋な黒塀。鎌倉の職人さんが、道端に道具を広げながら

それはそれは丁寧に、時間をかけて修理していた、出来上がり。

 ものづくり、いいもの、いい佇まいを生み出すには、丁寧に時間をかけること。

その過程を見ながら、あらためて、ものをつくる原点、教えてもらいました。

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 秋は、夜も長い。じっくり、考え事を始めるにも、ぴったりの季節です。night

夜明けの詩

 霜降明け、三日月が寝転んで浮かんでいます。日中は、夏日の予報。

汗をかいたり、急に涼しくなったり、秋風は風邪を呼んだりします。ご自愛ください。

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 秋雲を照らす朝焼けのオレンジ。一曲書けそうな、印象です。

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 夜明けの道は、人気がなく、歌を口ずさむにはもってこい。

♪ふいに笑う、ただそれだけで、胸の棘が抜ける気がする♪

 ドリーミング・ガールの一節のリピートが、しっくりする、そんな秋になりました。

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 自然が奏でる夜明けの詩、毎日この砂浜で聴いている時間は、かけがえのない時。

秋の深まりは、夜明けの風が教えてくれます。寝冷えなきよう、よい週中を。sunnote

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波頭に向かう秋

女心と秋の空、の例え通り、目まぐるしく移り変わる秋の空の下です。

生暖かい湿った南風が、季節はずれの熱気を運んでく、そんな由比ガ浜の朝。

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 昨日の夕暮れ時、八幡様の鳥居には、孤高の白鷺が佇んで、ホントの鳥居なり。

神々しい風景を切り取りました。

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 波風立てないように生きていても、望まない出来事がやってくるのは自然の摂理。

「ああすれば、こうなる」のを、養老先生は「都市化」と言われています。

ああすれば、こうなるように、作った街の中に住む私たち、どこか不自然になるのは

カラダそのものが自然だから。その不自然の行き着く先が「都市化」であると

言われているのです。

 「想定外」を理由に言い訳をする前に、人が作ったものではない、海辺の風景に

身を置いたり、自然をすこしでも毎日感じる努力をすべきなのですね。

そうすれば、自然と敬虔な気持ちになって、謙虚に何をすべきか見えてくるはず。

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 霞ヶ関の街にいては、長い海岸線を襲った津波のことは「ひとごと」としか

考えられないでしょう。被災地という「現場」は、現場の人々にまかせて

効率的に迅速にお金を届けること。それが「役人」のするべきことです。

役に立つから「役人」と書くはずですが。不役人?ばっかりかいですね。

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 路傍に咲く花、心を和ませる役目、今朝も担っています。お日様を待ちながら。sun

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