ことばの時代

まず総理から前線へ

 憲法という誇れる「平和の楯」の使い方がわからず、言葉の使い方の「へた」な一総理。

アジアのお手本になるような政治すら出来ず、徴兵制への道を選ぶ。

 自分の子供たちの、その先へ、申し訳ない。

 以前見た意見広告の絵図柄を思い出す。

両側から市民が手を指示し、「では、まず、総理から前線へ。」どうぞ。

秘めて語らず

 地球の反対側で、やることはやった結果、残念。応援する方は気楽でいいですが、

現場の口惜しさは、それは計り知れず無念でありましょう。

 言葉にならない口惜しさを内に秘めて、絞り出すように受け答えをする選手たち。

90分の出来事を、即言葉には表せやしないし、ほっといてやりたいものです。

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 多くを語らないことで、なにかを蓄積して、前を向く力に変えること。

すこしでもプラスにするように、よりよく考える。繰り返し自分に求める。

向上心という気構えを持ちづづければ、いつの日かピッチに花が咲くことでしょう。

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 もうすぐ海開き。気持ちをカラッとして南風をココロに吹かせ。

今日の矜持

 皐月晴れも雨降りに向かうようですが、下り坂とは言わず上り坂の気持ちで過ごします。

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 すこしずつ気付かぬほどに季節は変わり、皐月の風もそろそろ梅雨の気配を帯びて、

さわやかな空気が湿度を含んだように感じられます。

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 自分が何者であるか。などと考える時期はとうに過ぎて、大げさな矜持はいらない。

そう思うように、次第になってきます。光陰矢のごとし。過ぎたるは及ばざるがごとし。

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 なんでもない一日のかけがえのなさ。二度と来ない一日であると思うだけで、

矜持は胸に秘め、ただ淡々と誠実に働く日にする。

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 それでも、今日という日にふさわしい、ちいさな矜持を。

一輪の花を胸に飾るように、ささやかに。

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 あなたの矜持はなんですか?

 

まっとうに

 GWの始まり。谷戸ではトンビがピーヒョロロ。しずかにのんびりと始まる土曜日です。

我が家の藤棚が見頃を迎え、季節の移り変わりの早さを実感する朝。

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 いろいろと震災以後の状況について書かれた本を読んでいて、この国の政治がいかに

デタラメなのか、今更ながら感じています。ことさら批判する立場にはいないし、

声高に叫ぶのも暖簾に腕押し。不満を向ける矛先も、無限にあるような借金大国。

1000兆円をこす負債。歯止めすらかからない、遣り切れなさは何処へ。

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 まっとうに生きる。高校の恩師が言われた言葉。

繰り返し思い出すGW。笑顔で仲良く。まっとうに。

饒舌な沈黙

 新緑の候、豊かな成長が目に見えて、こちらも元気になります。ありがとう。

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 黙して語らず、でも饒舌に活き活きとする新緑に、人の在り方も学ぶ春です。

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 言葉の根幹は沈黙である。と吉本隆明さんは言います。

口下手には勇気づけられるし、それよりもとても大きな道標になるように思える。

 誰もが得意なことには饒舌になって、それが説得力をもつのかもしれません。

どちらかといえば、寡黙にあまり無駄口をたたかず、目立たずがちょうどよい。

余計な口をきく暇があったら、働け。古臭いようですが、そう思うのは変わらない。

 でもなにか落ちている時には、言い訳やらが出がちになるのが、それもまた人間らしい。

春眠から目覚め、すこしずつ上を向いてゆくには、ちょうどよい五月を迎えます。

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 沈思黙考。そして、行雲流水。時に移り変わるのが億劫になっても、それはそれでいい。

新緑の生命力を感じながら、自分のペースで学び続けよう。そんな週末です。よい金曜日を。

時のポケット

 もうすぐ二月もおしまい。すこし暖かな日、朝から雨降り。静かな木曜日です。

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 年度末、すこしは空き時間が得られるようになった今週。

ふと思い立って映画「RUCH」を観に出かけます。

F1のジェームス・ハントとニキ・ラウダのバトルを描いた作品。

ロン・ハワード監督だから、外れはしないと思い、その通りの出来栄えです。

当時のF1のどこか牧歌的な世界が描かれていて、サーキットの外のドラマも

丁寧に仕上がっています。

 当時の様子を、原富治雄さんのF1写真集「concentration」を開いて思う。

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 ニキ・ラウダの肖像が、生身のドライバーの苦悩や不屈の精神の在りかを物語る。

またいつかサーキットに行きたいものです。

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 ぽっかりと空いた時間のポケット。夜は「ゴッドファーザー」を観つつ更けていきます。

人となり

 秋雨が降りてきて涼しい水曜日。あの9.11から12年を数える日。

当時、なにげなくつけたTVの、ニュースステーションの画面に釘付けに

なったのをよく覚えています。3.11からも二年半。いまだ三十万に近い方々

が避難生活をし、東北三県では人口流出が止まらないという現実。

 時が止まったように想いながら過ごされている人々の気持ちを少しでも

汲むなら、不平を言わず懸命に働くぐらい出来るかな。

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 成る。という言葉が古くから使われていますが、人となり。よく思います。

中身が外見に現われる。どこかでだれかが見ている。そこに立ち現われる

人となり。どう「成って」いるにせよ、それがその人そのものです。

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 なにかを成すには、人となりが要りますね。

人となりと成すことは、そのままに繋がっているもの。

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 秋口にそんなことを想う、雨の水曜日です。いい一日に。

100年の計

 駆け足で過ぎる八月。立秋と新月。旧暦七月一日。猛暑が続く今夏です。

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 あちこちで豪雨。バケツをひっくり返したではすまないほどの雨が降る。

やっぱりどこか歯車がずれているような季節です。

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 地道にいくと決めるには、先のことに思いを馳せることがいりますね。

子供たちの、その子供たちの姿をあるものとして、さてどうするか。

お盆の時期、先人たちと未来の人々の間に在るものとして、懸命に。

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 暗雲が立ち込めても、その先の光りを見る。

目先ではなく、行く末の遠くを考える。

 思うのではなく、考えなさい。池田晶子さんの言葉を思い出す。

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 ひとり独りに、100年の計があれば。

心置きなく

 台風一過らしく、晴れて気持ちの良い朝を迎えます。潤った境内にさわやかな風が吹く。

それだけでいい土曜日が始まりますね。夕方、仕事で人に会うのにも弾みがつきます。

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 夏至が明けて、夏空が高くなってゆく季節。ココロもピーカンにしていこう。

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 人生はこころひとつの置き所。 どこにどのように置くか。

心置きなく過ごすには。

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 すこやかにいられれば、なるようになってゆく日々です。

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 台風の風が湿気をさらって、涼しい浜辺。いい波が来ています。

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 昇る朝日に照らされて、さわやかな土曜日。いい週末を。

ことば少な

 皐月も早や最終週になります。いいお天気の週明け、上々に滑り出す朝です。

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 饒舌より寡黙を選び、静かな炎を燃やすように。

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 言葉にならないものを掬い取るには、黙ってそうする。

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 寡黙でも動かす体は、いつも饒舌。

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 足元を見つめなおしながら、ことば少なに始める今週。

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