ことばの時代

つまるところ、の何か

立秋の今日、輝く海は涼しい風が吹き抜けて行きました。

この週末は、帰省ラッシュの山場のようです。地元が田舎なので人事ですが。

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 お盆休み前に提出するコンペ案。出来ればすっきり格好よく打ち上げて、

ゆっくりとお盆を過ごしたいと思うのが人情というもの。

 自分なりに、納得のいくかたちで、よりよくスマートに伝えたいと思っています。

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 海の家に出ている、つけ麺屋さんの看板に「豚ガラ、鶏ガラ、人ガラ」とありました。

つまるところ、どんな仕事も、最後は「人柄」に落ち着くようです。よい、週末を。sun

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紡ぐ時間

七夕を控えて、八幡様や街のあちらこちらに、短冊が飾られています。

願うことは、健康で元気に、そんな平凡なことになりましょうか。

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 毎朝、源平池の蓮の花が、ひとつ、またひとつと開いています。

足元の落ち着かぬ犬をたしなめつつ、しばし時の流れを止めてみたりしています。

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 七夕を前にして、今年の夏は、ある課題をこなしてみようと思い立ちました。

仕事の一部ですが、ひとつのプロトタイプを考えていきます。

 設計の仕事は、ステップバイステップ。同時的、複合的、総合的に、多くの事柄から

最終形を見出すもの。付け焼刃では、だめなのです。

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 なにかテーマが与えられたとき、自分の引き出しが空っぽでは、答えをうわべだけ

引っ張ってきた、借り物で誤魔化すしかありませんね。

 時代はなにもしなくても、変わっていきます。不易なものをひとつひとつ見据えて、

要望やら要請を、ただ待つのではなく、自分から探しに出ることがいるようです。

 ひとところで、安住しては、よい時間を紡ぐことは出来ないように。

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 相棒は、海を見つめて、思慮深い、七夕イブの朝でした。

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残る言葉のように

霞がかった朝、ひんやりとした空気と暖かな南風が入り混じった明るい朝です。

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 設計コンペが佳境に入って、集中する日。明日の〆切りまで、すこしでも、よりよい提案を

するべく作っていきます。と言っても、案は出来上がっているので、料理に例えると、盛り付け

をする段階です。いい素材、この場合は、元になるアイデアが良ければ、その素材の良さを

引き出す料理の腕こそが、設計の仕事。経験を生かして、味付けをすることが、デザイン。

最後に、言葉を添えるのが、盛り付けということになるでしょうか。

 「残る言葉」のように、かたちにする、仕事の日です。

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仕分け出来ない仕事

夕べからの雨、音をたてて降り続く朝です。子供たちの通学、びっしょりになりそうで

「痛学」になりませぬように。迷犬も散歩おあずけで、途方に暮れてしょんぼりしています。

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 事業仕分けの第二弾が始まっていますが、庶民の感覚とは程遠い、予算の

どんぶり勘定と浪費。公益とは呼べず、私益法人と呼んだほうがいい組織が多いようです。

「名は体を表す」不必要に長い、公益法人の名前、事業の名称、それぞれの肩書き、

それらは、既に「無駄」を表出しているように思えました。

 住まいの設計は、生活に密接にかかわる仕事です。また、建築は美の要素、デザインの

分野から、総合芸術と捉える人もいます。呼び名や捉え方はともかく、設計の仕事は、

ここからは、出来ない、やらないとかの、仕分けが簡単には出来ないものです。

 日頃の、自主的なお勉強、特に建築や美術書は値段が張るし、いい建物を見て眼を

肥すにもかかります。時には、海外!へ自費!こういう個人の事業仕分け、きっぱりと

明朗会計が出来たなら。弱小設計事務所の事業主としては、子供手当てのお知らせに

目線が向かう、大雨の水曜日です。雨上がりの、晴天をsun

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淡々と、端正に

すこしばかり過ごしたワインに、すこし寝ぼけた朝アタマのスタートです。

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 こちらがどんな態度をとろうと、海はいつもそのままでいてくれます。

よせては、かえす波打ち際に佇めば、気にすることなど、なにもないと思えてきます。

 オリンピック選手が、舞台裏で、淡々とこなす地道なトレーニング。

その繰り返しが、競技の姿をかたちづくる。端正な姿は、水面下の水かきによって

支えられていました。端 はしが 正 ただしい と書いて「端正」

 数知れぬ努力のあとを残さず、端正でいられますように。

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同じ時代に

いつも思うことですが、オリンピックの開会式で、知らない国がたくさんあるのでした。

国の名前は、聞いたことはあっても「どこ」の「どんな」がまったくわかりません。

 情報化が進んでも、私達の目にするニュースは、偏った世界を映していることを、

いまさらながら、思います。「お国柄」やら「国民性」が国という枠を超えて交わる数週間、

日本でさえ、知らないことが、たくさんあるという事実も含めて、広ーいココロで

楽しみたいものです。

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 そんな「同時代性」を考えていたら、子供の宿題で、国旗をプリントアウト。

メキシコの国について、調べるテーマでした。

 ほんとうにたくさんの人々が、同じ時代を生きる。ひとりひとりが違うことを考えて

違う人生を生きている事実は、途方もない広がりがありますね。

 オリンピックという、夢の舞台は、その背景も見させてくれる機会でもありました。

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粗末にしないこと

朝晩の冷え込みで、空の色が段々と鮮やかになってきました。

そろそろマフラーと手袋が必需になります。

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 私たちの育った時代は、日本が豊かになってゆく昭和でした。

その世代が親になり、人の命さえ粗末にされる時代になっています。

 親の世代が、ものを粗末にしてこなかったのに、私たち世代はしています。

環境やものを大切にを言う前に、廻りの人たちの心根を粗末にしないこと。

 閉じない心を、自前に用意して、ことに当たる素直さを持ち続けようと願います。

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 日々使う言葉に、気遣いを。

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ぞんざいにしない、存在

子供たちの、ゲームの世界では、頻繁に「死ね」「死んだ」を口にします。

以前は、簡単に言えるはずのない言葉の数々。聴こえるたび、なんでだろうと立ち止まる。

そんなことが、多くなってきました。

 使う言葉を、一番よく聴いているのは、自分自身のはずなのですが、

そういう感覚が、すこしずつ麻痺してきているかのようです。

 ぞんざいな言葉、自分のところから、出さないためには、一度「死んで」みるしかない

のかもしれません。確かなものがない時代、と言われますが、そんなものがあった時代は

ありませんでした。確かに「ある」とわかるものは、自分たちの存在だけ。

 相手の存在を大事にするのは、言葉を選ぶのと、同じように思います。

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望むひと 望まれるひと

今日は、雨も上がりいよいよ10月のはじまりです。大きな地震が立て続けに起きて

いますが、こういう時、心配をしてもしょうがないので、一日一日を充実して過ごすとします。

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 火山が多く、地震などの災害が古来から続く日本では、「なる」という言葉が多いそうです。

成せばなる。なるようになる。うつむいていても、同じように朝が来て、あっという間に一日は

過ぎていきます。ならば、こうなりたいと思い描く姿、望む姿にすこしずつでも向かうのが、

自然であろうと考えます。望む姿というのは、いつの間にか、なるもののようです。

 ひとから、望まれるひとというのは、先に自分の望む姿に向かう姿勢を持っているように。

なす術が無いように思えても、動き出せば、自然と景色が変わります。

 なりたい人の姿には、なるべくして成る。秋に、実が生るように。

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言葉を選ぶ

八幡様の平家池、蓮の花がたくさん開いています。夏の終わりを、賑やかに。

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 池田晶子さんの本を、この夏は繰り返し読んでいます。亡くなられてから、

何冊かが出版されました。一言ひとことをよく読んでいくと、読むたびに違うことを

思います。「考える」レベルまで、なかなかいかず、思うところまでですが。

 人に気持ちを伝えるには、言葉が必要で、言葉を選んで話すことが大切。

読むときにも、書かれた言葉から、丹念に選び取ることが必要に思います。

口にする言葉は、その人を物語り、あらわす。自分の口をついて出る言葉は、

自分が一番よく聞いているので、賤しいことばばかり話す人はそうなります。

「賤しい」言葉のループとは、決別して、貴い言葉を選び取り、自分のものに出来れば、

一歩ずつ、前に進めると思います。季節とともに。

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