淡々と、端正に
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いつも思うことですが、オリンピックの開会式で、知らない国がたくさんあるのでした。
国の名前は、聞いたことはあっても「どこ」の「どんな」がまったくわかりません。
情報化が進んでも、私達の目にするニュースは、偏った世界を映していることを、
いまさらながら、思います。「お国柄」やら「国民性」が国という枠を超えて交わる数週間、
日本でさえ、知らないことが、たくさんあるという事実も含めて、広ーいココロで
楽しみたいものです。
そんな「同時代性」を考えていたら、子供の宿題で、国旗をプリントアウト。
メキシコの国について、調べるテーマでした。
ほんとうにたくさんの人々が、同じ時代を生きる。ひとりひとりが違うことを考えて
違う人生を生きている事実は、途方もない広がりがありますね。
オリンピックという、夢の舞台は、その背景も見させてくれる機会でもありました。
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子供たちの、ゲームの世界では、頻繁に「死ね」「死んだ」を口にします。
以前は、簡単に言えるはずのない言葉の数々。聴こえるたび、なんでだろうと立ち止まる。
そんなことが、多くなってきました。
使う言葉を、一番よく聴いているのは、自分自身のはずなのですが、
そういう感覚が、すこしずつ麻痺してきているかのようです。
ぞんざいな言葉、自分のところから、出さないためには、一度「死んで」みるしかない
のかもしれません。確かなものがない時代、と言われますが、そんなものがあった時代は
ありませんでした。確かに「ある」とわかるものは、自分たちの存在だけ。
相手の存在を大事にするのは、言葉を選ぶのと、同じように思います。
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今日は、雨も上がりいよいよ10月のはじまりです。大きな地震が立て続けに起きて
いますが、こういう時、心配をしてもしょうがないので、一日一日を充実して過ごすとします。
火山が多く、地震などの災害が古来から続く日本では、「なる」という言葉が多いそうです。
成せばなる。なるようになる。うつむいていても、同じように朝が来て、あっという間に一日は
過ぎていきます。ならば、こうなりたいと思い描く姿、望む姿にすこしずつでも向かうのが、
自然であろうと考えます。望む姿というのは、いつの間にか、なるもののようです。
ひとから、望まれるひとというのは、先に自分の望む姿に向かう姿勢を持っているように。
なす術が無いように思えても、動き出せば、自然と景色が変わります。
なりたい人の姿には、なるべくして成る。秋に、実が生るように。
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八幡様の平家池、蓮の花がたくさん開いています。夏の終わりを、賑やかに。
池田晶子さんの本を、この夏は繰り返し読んでいます。亡くなられてから、
何冊かが出版されました。一言ひとことをよく読んでいくと、読むたびに違うことを
思います。「考える」レベルまで、なかなかいかず、思うところまでですが。
人に気持ちを伝えるには、言葉が必要で、言葉を選んで話すことが大切。
読むときにも、書かれた言葉から、丹念に選び取ることが必要に思います。
口にする言葉は、その人を物語り、あらわす。自分の口をついて出る言葉は、
自分が一番よく聞いているので、賤しいことばばかり話す人はそうなります。
「賤しい」言葉のループとは、決別して、貴い言葉を選び取り、自分のものに出来れば、
一歩ずつ、前に進めると思います。季節とともに。
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ものづくりの現場でも、言葉はとても大切です。わたしたちの建築設計という仕事も、
ものがたりを紡ぐために、言葉を選ぶように、形を考えていきます。
ご存知のように、設計という答えは、作り手によって無数あります。ただ、その答えが
正解であるかどうか。敷地を読む。光りや風、雨の降り方や廻りの大きな環境を、
どう読み込んで、どう解釈するか。そこに、自然の摂理のようなものを、的確に受け取ること
が出来たかどうか。で、よい解答かが決まるように思います。
もうひとつは、実際の作り手である職人さんたちに、選んだ「伝える言葉」を
「伝わる言葉」に置き換えることが必要です。この場合、伝える言葉を、材料やかたちと
するなら、伝わる言葉は図面です。設計図を、的確に過不足無く描くことが、ものがたりを
書くために、言葉を選ぶことにたとえられるように思います。
言葉を、叫ばず、ぞんざいにせずに、丁寧に話す。伝わるためには、伝える言葉の
話し方がとても大事なのは、日々のはなし言葉と同じですね。
海へ向かう道の途中、小さなお店で、夏向きのシャツを見つけました。
作り手の言葉が、聞こえてくるような、涼しげなデザインでした。
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昨日、ほぼ日手帳を来年のに切り替えました。
新月、旧暦12月1日でしたし、冬休みに入ったし、
ちょうどいい感じで。ただの気分ですが、手帳を
新しくすると、ようやく新年を迎える準備が始まったような、
そんな感じが毎年します。
ほぼ日手帳の右側には、自分に対する標語?教訓、宣言
など、思いつきで書いています。ひとというのは面白いもので、
けっこう気持ちにも波があるようで、たくさん書いている週や、
ほぼなにも書いていない週が繰り返されています。
アンテナをピンと張っている日、ただボーっと過ごす日、
その中間の日、いろいろな心持があるようです。
来年は、もうすこしゆとりをもって、より気づくことの多い一年に
したいと願って。
家人が風邪をひき、主夫業をする、冬休みのスタートとなりました。
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今日で外仕事も一段落。ほっとする休日になりそうです。
もともと、進んでしゃべるほうではないので、
疲れるとだんまりします。
お酒が入ったり、営業トークをしなければならない時は、
リミッターがはずれたり、無理にでも、なくしたりするので、
言葉が独り歩きをして、墓穴をほったりします。
言った、ことばというのは、消すことが出来ません。
その人の口にする言葉で、その人が表れてしまうもの。
コトバの垂れ流しのような、TV番組は、大切な言葉から
しっぺ返しをもらうかも。かくいう私とて、ないがしろにしているから、
自分に返ってくるのでしょう。
言葉については、日々、なんでもない日に、ふと考えるにふさわしい
大事なことがたくさんたくさんあるようです。まずは、つかの間の休息を。![]()
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