ことばの時代

相対する、よりも

 今週末の節分まで、この寒さは居座るようで、そう思うだけで寒くなります。

マイナス二桁の地方に比べれば、鎌倉は温暖。陽射しを待ちます。

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 遠くに浮かぶ大島も、アタマが白くなって、真冬の装いでした。

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 相手の立場に立つ。ためには、自分を相対化しなさい。と

言われます。あいたいすることで、関係が見えてくるから。

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 どうもなじめないのは、相対するという言葉のせいかな。

対面するより、相手と並ぶような感覚でいれば、同じ方向を

向いて考えも共有できる気がします。対象に、より、寄り添う。

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 寄り添うという感覚は、犬と並走する気持ちに近い。

人と違って、口がきけないから、かえって先入観なく

並んでいけるのでしょうか。

 設計の仕事、つまるところコミュニケーション。

相対するより並走する関係、つくる仕事でもあります。

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 早く、春にならないかなぁ。suncherryblossomsun

行く雲流れる水

 年が明けて、お正月も早五日。そろそろ今年が動き出す日になります。

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 すこしずつ、日常に戻す感覚は、年の始まりならでは。楽しく始めたいものです。

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 昨日は、「現代棟梁田中文男」を読み返し、また得るものがありました。

全てのものに、流行と不易がある。「不易のものと流行のものと、同じようにエネルギーを

かけるとばかばかしいだけです。」不易なものは、勉強したほうがいい。

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 行く雲も流れる水でね、流行というのがあるんです。だから、不易なものだけは勉強

なさい。「行雲流水」こううんりゅうすい、執着せずに物事に応じ従いながら行動すること。

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 毎日、行く雲を見上げ海へと流れる川に沿って歩きながら、行雲流水。

今年は、変わらざるをえない、そんな一年になりましょう。

自分の高み

 今年の師走は冬らしい冬で、朝の冷気を吸い込むと鼻の奥がツーンとするような日が

ここのところ続いています。三日月の白さ、おぼろげな日も、クリアーな日も、クール。

寒さが心も震わすよう。やっとたどり着いた冬至。これからは、春へ向かうのさ!

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 低空飛行の今年、ずいぶんと長い間、身の回りを俯瞰する視点を忘れていました。

飛行機が徐々に高度を上げていき、鳥の視点を持つかのように、自分たちのことを

空から眺める。そんな感覚を、半年に一遍ぐらい持つべきですね。

 地べたに這い蹲るような暮らしばかりでは、理想の旗も掲げられないもの。

己を空に引っ張りあげるように考えれば、大きな「これから」も感じられると思うなぁ。

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 光りの環のように、自分の中にも埋もれている小さな輝きを見つけに。

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 凍える現場で見上げる銀翼のように、自分の高み、思い出そうっと。

自分たちのアーカイブス

 冬の寒さを、降り続く冷たい雨が助長するような日が続いています。

巷では、クリスマスソングがあちこちで耳を掠める、そんな季節が来ました。

雨降りが続いて朝が暗いので、写真を撮られない日々。そんな時には、去年の

アーカイブから、見繕ってまいります。

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 去年の今頃は、お天気も良く明るい季節であったようです。

いつもの海辺も、光りが優しい感じがありますね。

季節は同じように巡っていきますが、受け手のわたしたちの気持ちの在り様は

変わっていきます。今年の、師走は平穏無事に、静かな日々を願います。 

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 若い時分には、振り返ったり、以前のことを引っ張り出したり、はしないものですが、

歳を重ねると、さてあん時はどうだったっけ?と思うことが多くなります。

いわば、自分たちの立ち位置を確認するかのように、探すアーカイブス。

過去の、在り様が紡がれて、現在に至っているのを確かめるように。

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 寒くなってきたから、暖かな家の中でする自分のアーカイブ。

昔を、振り返ることは、前向きな後ろ向きでもありますね。

 雨露しのげる家があり、三度の暖かい食事があれば、あとは何を望むのでしょう?

池田晶子さんの本に、こうありました。

震災の年に、心に留め置く言葉です。

平穏の足音

 夜明け前、暗い浜辺にはただ潮騒の音だけが聞こえています。

寄せては返す波、モノクロ映画のリフレインのような、冬のひとコマです。

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 昨日は、日がな一日現場に出ていると、携帯の歩数計は二万を軽く越え、

足腰がずいぶんとくたびれて帰宅。ひと息つく間も無く、目の吊り上った犬の散歩。

よくよく動いた一日、ソファーに身を沈めて足伸ばす、お疲れの月曜日でありました。

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 辻堂に戻って、待ち合わせの時間まで、出来たばかりのテラスモールをひとまわり。

ワンフロアを端までいくだけで結構暇をつぶせます。土日は、あまりの混雑で大渋滞。

平日にゆっくり眺めるのがよろしいようです。

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 季節は、冬の入り口。年末の足音が静かに近づいています。

気持ちだけでも、平穏なオフビートで行きましょうか。

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強い×優しい=

秋晴れの朝、澄んだ空気の中、滑川を渡り材木座6号橋のトンネルをくぐると浜に出ます。

もうすぐハロウィン、そして11月がすごそこ。今月は、一週間ぐらいの感覚で過ぎたよう。

ボーっとして、呆けていたのでしょう。風の冷たさに、目を覚ませ!と言われた感じです。

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 一日、現場に出ていると、午後三時から暮れるのがとても早く感じられました。

秋の日はつるべ落とし、言葉通りの夕闇の中、wineをさげての帰宅です。

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 一日の締めくくり。時間をぞんざいにしないよう、気をつけます。

一本の葡萄酒を、テーブルに置くと、それだけで時間の流れが豊かになってくれる。

 これからは、お鍋の美味しい季節ですね。カラダもココロも同時に暖めてくれるし。

豊かさとは、丁寧に時間を過ごすことの中にあるようです。

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 意志が強くありたい、優しくありたい。と思う。優しさとは、人の憂いに寄り添うこと。

って、米助さんの書かれた色紙が、小町通りの片隅のお店に飾られています。

 強く×優しく=しなやか。という公式が出来上がると思っていて、しなやかなココロの

女性は、きっとしとやかでもある。勝手な理想ですが、きっとそうですから。

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 ココロが外に向いている時は、きっと前向きです。

さわやかな秋晴れの海、潮騒がいい音楽を奏でる金曜日。

 きっと、よい週末を。sunbaseballbeerwinesun

晴れときどき、へなちょこ

自然の造詣は、簡単に人智を超えたものを生み出します。

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 台風の残した、この流木を、このままヒルズ美術館へ飾れば即「現代アート」。

セレブだのカリスマだの、名乗るの簡単、言うは易し、行うは難し。

中身の無い、アーティスト表現。日本のTV、震災後の自粛明け、おばか加減が加速して

オカネかけた地デジも、見るべき内容がありません。

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 秋の連休、今年も仕事にはなりましたが、変化が得られる年になります。

やはり年男というのは、得るものが大きいめぐり合わせになっているようですね。

 アンチではない、エイジング。不自然なアンチエイジングを追い求めるより、

エイジングを味わうほうに、私は自然に向かいます。

 秋の好日。秋晴れのもと、へなちょこな姿勢で、世間を斜め読みする一日です。

風に吹かれ、転がる石のごとく

朝晩涼しくなって、虫の声も空も高くなってきました。海風が心地よい砂浜。柱だけの海の家

が、秋の訪れを告げています。短い夏と別れて、夜長の季節とよい出会いしましょう。

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 現場に出て、人と会い、事務所に戻り、図面を引く。

いつもの秋口、暑さも一段落して集中して仕事の捗る、いい時期がやってきました。

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 「風に吹かれて」「転がる石のように」とボブ・ディランが唄うように、小さな意志を持った

小さな石のように、時の風に吹かれてコロコロと転がり続ける。

 自転車操業の設計屋には、そんな心持がぴったりきます。時代の風があるとして、

時に吹き飛ばされながら、角を丸くしながらも、なお尖がって頑固に転がる。

転がってもただでは起きない。不器用な達磨石でいこうと思います。

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 今日も、明日も、意志を持って図面引く。蓮の花の控えめさ。見習って謙虚に過ごします。

人の役

今朝は久しぶりに強い南風が吹き抜けています。待ち遠しかった夏の雨やってきまっか?

海への通り道には、サボテンの大輪の花が咲いています。お見事、この上なし。

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 お盆を過ぎて、海風も秋の気配を帯びてきます。雲のひろがりはいまだ夏の名残ですが

来週末ぐらいには、この空も高く抜けるようになって、秋近しというわけでしょう。

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 庭の花、この容姿は朝方だけ。涼しい朝に開き、蒸し暑い夕方には、しゅわしゅわと

しぼんで、変身しております。身を隠すかのよう。そういう変わり身、やってみたいもの。

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 お隣のPC、メールの送受信に不具合があって、お困りの様子。

出ていたエラー番号を検索し、試行錯誤。無事、直り、ほっとします。

 PCの不具合、こちら側に落ち度がなくても、いじったせいで、となにやら自分の欠陥の

ように感じられることがあります。くわしくなくたって、直せるようにするのがほんとうの

パーソナルですから。そこのとこ、よろしく「窓」さん、儲けるばかりが能じゃ無しよ。

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 いろいろ、日常には雑事があって、それはみんな同じようで、お互い様です。

「人の役にだけは立っとけ」 天国の祖父たちの声、聞こえた気がする晩夏の空でした。

バイ・ユー・サイド

夏の夕暮れ、日曜の満月に向かって、だんだんに満ちてゆく月が浮かんでいます。

息の詰まるようなアスファルトの照り返し、和らげる夕立が欲しい今週です。

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 あちら側の人たち、つまり為政者や大企業や役人側と、こちら側のわたしたち。

その間には、見えない境界線があります。どう考えても、こちら側にはマイナスになる。

そのように「なっている」のは、多分直らないと思っています。

 役人にだけはならないよう、二人の子供の名に「民」とつけたぐらい。

たみはひと、とも読むのを知ったことで、子を育てる、ささやかな覚悟が決まりました。

 こちら側にいる、自分のまわりの人々と和する。それだけで、十分。

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 昇る朝日、流れる川、響く潮騒。みんな、こちら側に在ります。

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 「バイ・ユー・サイド」のメロディが、風に乗って聴こえてきます。

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 暑さも彼岸まで。もうしばらく、仲良くしませう。sun

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