うつくしいもの

理のかたち

 自然がつくりだす形には、理にかなったかたちがあります。

だから自然なのだ、と言ってしまえばそれまでですが、理が

あるから美しい。そう人が自然に感じるようになっているから、

なおのこと、不思議です。「理」ことわり、は確かにあるのだから。

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 なかなか終わらないホームページづくり。

あまり普通の人たちには知られていない、設計の仕事を

説明するのに、作った資料などを並べて写真を撮っています。

撮ったからって、判り易くなるかは、またそれを説明することに

なるので、余計わからなくなるかもしれません。

とりあえず、現時点でかたちにしておいて、すこしずつ手直し。

そうするしかないようですね。

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 細かい設計図面。設計の言葉を表わしたものですが、

はたして一般の方々に伝わるか、???なままです。

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 移り変わるきもちを、どう理性をもって形にするのか。

雪の結晶が、幾何学を描く、自然の理。

無限の摂理に、学び続けるしかないのだろうと思います。

てくてくと日常

 節分まで一週間。寒さが一段と感じられるようになりました。

今年ほど春が待ち遠しい冬は久しぶり。その分節分も早くきて欲しい。

昔の人が季節を身近に感じ、節目に祭事をした意味、今も考えます。

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 季節の変わり目は見えないようですが、足元の緑は着実に春。

霜が降りる季節の、モノトーンの冬景色に、緑が映えます。

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 現場が始まると、やることが増える設計屋稼業。図面の上で一回検討を済ました

ものでも現場が始まると、もう一回再検討する場合が出てくるものです。

新築の場合は、一から始めているから、図面の上で勝負はついていますが、

改築やリフォームは、すでにあるものに合わせる必要が出てきます。

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 言ってみれば、アタマの中で考えたことと目の前の現実をすり合わせる。

建物という物、出来上がっているものに手を加えるには、すでにある部分は

動かせないから、どうすれば都合よく納まるか、が勝負です。

 手を加えて、弱くなったり不便を強いたりすれば、設計屋の意味がない。

物を引き継いで使う、昔は当たり前だったことが、今は戻そうとするのに、

かなりの難しさが伴います。複雑なだけになってしまった社会、それに

くっついて出来てしまった家を、どう再生するか。

考えることは、たくさんありました。

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 犬の日常は、いっつもマイペース。散歩→ご飯→寝る、

のヘビーローテイション。時々、羨ましい日常です。

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 いつもはてくてく、たまーにとぼとぼと歩く設計屋の日常です。

 

 

生まれいずる日

 ぼんやりと明けつつある日の出、光りの柱が新春の海に届こうとするお正月です。

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 穏やかな今年の始まり、三が日の三日。誕生日と命日が重なった日です。

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 自分の生まれいずる日、いつもお正月でおめでたいのですが、新年の気分が先に立ち

あまり実感のないまま、この歳になりました。誕生日おめでとうより、新年おめでとうです。

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 社会人になって数年たち、祖母が旅立ちました。今日がその日でもあります。

生まれいずる日と旅立つ日が重なる日。この日は、格別になりました。

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 生まれた日から、いつかは旅立つ宿命。人は皆、同じですね。

静かな年明けだからこそ、亡き人を思いこれからを思う一日。

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 一方通行ではなく、円環のように続いていくのが自然です。

その一部らしく、仲良く暮らしたいものです。一度きりだもの。

明日を創る、すこしずつ

 冬らしい冷え込みが続く朝、いまだ明けやらぬ空の月がうつくしい季節です。

先日の皆既月食からこのかた、より一層輝いて見えるのがとても不思議です。

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 田中文男棟梁の、珠玉の言葉のなかで、一番よく思い出すのは

「仕事はいっぺんでやれ」なのです。月が満ちて欠けるのを繰り返すように時間は流れ、

その時間だけは、誰にでも平等に与えられている。だから、自由な時間が欲しかったら

自分を苛めて時間を作り出すしかない。いっぺんで仕事を済ませば余計な時間は

かからないだろう?という、理路整然としたお話です。

 もちろん、仕事はひとつだけではないし、相手のあること。自分の都合だけで物事は

進まない。そこから先、だからこそ己の側で段取りをよく進めて時間を作っておけば、

「いっぺんで済む」ことになるのですね。

 このお話には、さらにその創りだした時間で「仕事を仕掛けろ」と続きます。

仕事が出来るのは、当たり前だろ。そんな奴は、掃いて捨てるほどいるけれども、

人に働きかける、仕事を仕掛けられる奴がいない。大学まで出てなにやってる。

 まことに、耳の痛い話ですが、今の先送りどん詰まりの日本にぴたりと当てはまる、

正しい予見であります。自分でいかに動いていくのか?それをよく考えなさい。と、

高い空の上から語りかけてくれています。

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 仕事を仕掛けるには、考えて行動し試行錯誤しながら、の「する時間」がいります。

だから「仕事はいっぺんでやれ」なのですね。

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  明日を、すこしずつ創る。そのための、今なんでした。

犬の横顔を見ていると「ドック・イヤー」という言葉を思い出しました。

彼らの時間は、早く短い。けれども、純粋無垢で真っ直ぐです。

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 散歩時間を創りだす、のも「仕事はいっぺんでやれ」に繋がるといいなぁー。sunmaplesun

冬のんびり

 冷えた空気がきりり、凛と背筋を伸ばして歩く、そんな日曜日の朝です。

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 今朝の朝焼け、今シーズン一番の仕上がりです。日が昇る直前の色合いには、

ほんの数分で消えてしまうからこその、美しさがあります。

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 滑川の滑らかな河口には、仲良くのんびり、それぞれがマイペース。

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 ゆっくりと波紋を描きながら、冬の朝のひとときを過ごしています。

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 いつもより、寒く感じるここ数日ですが、紅葉はいまだ遅く始まるよう。

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 西日に照らされる山の上も、紅くなる前に葉がまばらになりました。

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 家人が風邪っぴき。親父と雄犬の中年コンビ二匹での夕暮れ散歩。

妙本寺まで足を伸ばし、山門脇の紅葉の様子を見に行きます。

お化粧直しをされて凛と建つ山門脇の、大きな紅葉は今年も、十二月過ぎてが

よろしいようです。やっぱり、昔よりは暖かい冬なのでしょう。

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 また参りますと頭をたれ、来た道をゆっくりと帰る散歩道。

いつもより、のんびりと歩く、冬の参道にて、鳥のさえずりを聴きながら。

秋の光り

 すこしずつ、徐々に、と言いたいところですが、一気に北風が冷たくなってしまいます。

そろそろ、冬支度の季節。秋の風情が、今年はなんだか短そうで、駆け足になりそうです。

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 海風も今朝は冷たくて、朝焼けを映して、虹色に光る海をゆっくり眺めるには

少々無理がありました。そろそろダウンの出番かな。犬は毛皮着ているからいいけれど。

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 秋になると、空気が澄むのはなぜ?光りの粒子が繊細さを増しているかのように。

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 陽の当たらない、翳の部分があるから、光りが映える。

まるで、人生の光りと翳を照らすような、秋の光りに満ちた朝です。

 よい、週末を。sun

三種の神器

 秋の深まりは、海風が冷たくなってきたことでもわかります。季節が次へと変わるのは、

風が変わることから始まります。そんなことに気づいたのも、朝も犬散歩のお陰かな。

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 波風にたゆとうように、二羽の鴎がデコイのように佇んでいます。

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 秋の山、今年は紅葉ではなくなって、塩害による赤変黄変。

冬枯れ、冬景色になるのも、今年は早そうです。葉っぱハキハキ、レレレのおじさん、

これから毎日、枯れ葉を集めてレレレのレです。

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 ほぼ日手帳、ほしいやつが11月発売だったので、そのパートナーとなる

三種の文具を紹介します。右のは、かれこれ10数年愛用のクロスのシャーペン。

グレイのスレンダーのボディラインが気に入っています。アタマの部分を押すのではなく、

上半分をひねることで芯が出てくるのもいい。

 真ん中は、震災の後、もらったLEDライト。ちいさいのに、明るくて、現場の隅っこの暗がり

も照らすことが出来て、結構重宝しています。

 さて、左はこのあいだ宮城のもくもくハウスで買った、木の名刺入れ。桧と松があって、

木目に惹かれた松のケースを買いました。裏にある丸い穴が手掛けになって、

横にスライドするのが上品。一目ぼれしたものです。

 物づくりの一端を担う設計屋として、身の回りで使うものには、うつくしいデザインが

あるべき。ひとつひとつ、教科書ならぬ教材として、末永く大事に使いたいものです。

理想の旗

ようやくの秋晴れ、やっとこさのゴキゲンな週末を前に、いい感じの朝です。

ゆく川の流れは、絶えずして。今朝もまた、淡々と静かに流れていきます。

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 どうも性分というのものは、変わらないようで、あまり表立っていくことはありません。

自営業というのは、自分で営業するわけで、自ずから表に出ていかないと営業には

ならないはずですね。そこのところが、相反する「自己矛盾」なのでしょう。

 でも、こればかりは仕方が無い。他力本願で、じっと待つ。待つのは、気長に出来る、

のはいい性分?かもしれません。

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 旗振り役に合った人は、周りにたくさんいるから、黒子でいて、

心の中に掲げる「理想の旗」。ある意味、理想の翼でもあるようです。

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 秋の海、じっと眺める週末です。日々是好日。sun

まっとう勝負

今年二度目の盛りを迎えるノウゼンカツラ。台風の雨風ニモマケズ、凛と咲いてます。

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 潮の引いた由比ガ浜。砂浜が昔のようにとても広がって、気持ちのよい朝です。

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 高校時代、恩師がことあるごとにこう言いました。

「おまえらなぁ、まっとうに生きろ」

出来の悪い生徒の通う高校で、さらに出来の悪いガキに向かって、言い続けてくれました。

 「まっとう」、正直でいても、思い通りになかなか行かないとき、「まっとう」は勇気になる。

たぶん、「まっとう」は生きる人々の「魂」を表す言葉に近いかな。

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 言葉は、真善美を分かち合うためにあると思うな。

さて、まっとうなようきゅうをする、たましひ、傍らに一匹↓

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 おさんぽ、いきますか?いつ、いきますか?すぐいきますか?いきますか?

これからいきますか?よくいきますか?  わかったつーの!

同じ空の下

九月は、秋祭りの季節。鎌倉では、あちこちの町内会でお御輿が出て賑やかです。

八幡様も今週は例大祭。うちの子供も流鏑馬の神事のお手伝い。装束姿での参加です。

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 沸き上がる雲を照らす朝焼け。まだ残暑が続くよう、暑さに負ケズ働きます。

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 物事は不思議なもので、ひとつ流れが変わると、順繰りにうまく流れるようになります。

人の考えの及ばないところで、見えない気の流れのようなものがあるのでしょう。

 雲の上から見ると、不自然な流れをわたしたちはしているのかな。

秋のお祭りは、素直な気持ちを取り戻して、自然の営みの中に帰る、いい時期です。

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 場所は違えど、つながっている、同じ秋空の下で暮らす九月。

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 よい、一日を。連休も近いことですし!sunbaseball

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