K設計室の日々コラム

まっとうに、傍楽

今年になってから、よく「まっとうに」という言葉を思うことが増えた。

傍の人々をどうこうというより、自分自身へ問う言葉として。
どう過ごすか。まっとうに、傍楽。むつかしいが、問い続ける。
Img_4853

風に吹かれて

 日の出日の入りがすこしずつ変わって、一日がだんだん短く感じられるお盆明けです。

心地よい南風を正面から受けて、Tシャツをふくらませながら、涼しく海へ向かう幸せ。

Img_0112


 仕事の書類一式を犬散歩ついでに宅急便で送って、すっきりと歩く夕暮。

自分にごくろうさんを言えるのも、仕事があるからですね。

Img_0102


 樹上の蝉の声は、いまだ元気ですが、そろそろ枕元の虫の声が大きくなってくる季節。

暑気払いのお誘いが来て、こうして夏が過ぎてゆくのだな、と感慨深いお盆明けです。

Img_0116


 南風に吹かれて深呼吸すれば、いい秋を迎えられそうな予感で満たされてゆきます。

何事も、どこにココロの重心を置くかで、感じ方も移り変わってゆくから。

Img_0118 

 暑さに負けないようにと気張ってばかりでは、いい余裕も生まれてきませんね。

八月の後半は、息切れしないよう自分に自愛の季節です。

Img_0124

 BLOWのベースのリフレインに乗りながら、風に吹かれて。よい一日を。




ピーカンハート

 立秋を迎え、夏真っただ中の鎌倉。あまりにピーカンな夏空。ココロもピーカンです。

Img_0059

 例年ならば、お盆前に必死こいて現場調査を繰り返す日常だけれど、

今年はすこし趣?を変えて「必死こかない」ことにします。

ほどほどにしとかないと、秋口にダッシュが効かないことにようやく思い至った次第。

 いろいろやってみての、試行錯誤と行雲流水はセットです。

Img_0053

 一輪のひまわりが足元を邪魔する迷犬にも負ケズ、凛としております。

Img_0056  

 正しい真夏、とでもゆうべき南風の浜辺。旗がはためき、Tシャツも心地よくはためく。

ラジオから流れる「スパークル」のテレキャスの乾いた音が、あまりにぴったりする朝。

Img_0060

 凛とした佇まい。夏の気持ちのありよう、お手本です。ご自愛ください。

スローな涼しさ

 遠くのタイフーンの余波か、南風が吹き抜ける朝。Tシャツに風を受けて心地よい。

こういう日は、ゆったりと動いて涼しさを保ちつつ傍楽としましょう。

Img_0005

 古来、湿度の高い日本では、モノとモノをべたっとくっつけずに、隙間や余白を持たして

透かす工夫をしてきました。人の立ち姿も、今のように、ずるッべたッだらだらッではなく、

凛と背筋が伸びていたはずですね。

Img_0026

 ゆったりした動作ときびきびした所作。相反するものではなく、共存して。

ひとところに居つかず、すっと動いてさらさらと。気の持ちようを涼しくね。

Img_0030  

 ココロが風通しよいのは、開かれているがゆえ。クローズせず、止まらず開け。

夏の風景を楽しみつつ、いい夏休みを過ごそう。

Img_0045

 蝉の声をしゅわしゅわと聴きながら、涼しげに。よい火曜日を。

チカラ配分

 遠く彼方に渦巻く台風の余波で、大きな波が寄せる浜辺です。

早起きサーファーの列が、波の中に浮かんでかすむ朝。

140708_045501


 建築の現場というものは天候に左右されることが多いもの。

尊敬する建築家、吉村順三さんは「いい建築が出来る三要素は、いい施主いい設計施工

そして天候に恵まれること」であると述べていて、三つが揃うのは稀であり、ゆえに

いい建築が出来るのは難しいとどこかに書かれています。

140708_045101


 自然に抗うなら、全力でぶつかることはありえず、いかに受け流すかが問われます。

いい按配、いい加減、気持ちちょい前とか気持ち薄くとか、微妙な加減を伝えるのも術。

 人の手によって創られるものだから、その時々のチカラ配分が問われますね。

140708_042601


 設計屋がアタマで考えたようには、うまくいかないもの。

だからこそ、誠実に日々こなす実務の現場があるのです。では、泣く子と台風には勝てない

日々へ。

日々つれづれに

 七夕の短冊がそぼふる雨に揺れている週明け。降ったり止んだりの梅雨らしさ。

秋の実りのことを思うことで、台風が外れてくれるように願う今週です。

140707_053501


 ここしばらくは、現場出と事務所をいったりきたり。

空模様と相談しつつ、犬の散歩をやりくりするのが、この季節の定番です。

Rimg9620


 糸を紡ぎ織物を織りなすように、日々のつれづれに雑事をこなす。

二度と来ない一日と思えば、雨音さえいいリズムに聴こえてきますね。

Rimg9621


 なにするにせよ、男ほど弱かないわ♪と原坊の歌声が似合う月曜日。

凛々しくでかけてまいりましょう。よい一週間を。

経糸横糸の織る

 滑川河口に橋掛り、もうすぐ海開きの鎌倉。心なしか涼しい南風が吹きぬけていきます。

140627_053701


 大きな入道雲が湧き上がる朝。気分は真夏へと進んでいます。

140627_053102


 午前中は、現場で仕事の完了確認、午後は現場調査と順調にこなして、の夕暮。

帰りの渋滞が少々難ですが、おおむねいい流れで一日を終える。納得のひととき。

140627_052801

 時の流れを横糸に置いて、経糸をたぐって織り込んでゆくような日々。

その時々の気持ちのありようが、自然に模様を描くのでしょう。

 なかなかうまくいかず、玉になってしまったりつっかかってしもうことも、ままあります。

だからこそ、ひとりひとり独特な模様で織り上がってゆくのが人生でしょうか。

140627_053001


 夏は麻布のように、透きを編みこむように過ごしたいものです。

140627_053202

 雲が描く空模様。沖縄からは梅雨明けの便りが届きます。

いい模様を織りなすよう、いい経糸をタテノリで♪




個視淡々

 梅雨らしい曇り空で始まる水曜日。こういう週中は、すこしギヤをスローに切り替えて

ゆっくりと丁寧な仕事をするとしよう。人はそういう意識を持たないと、足元が決まらない。

Rimg0012


 もともとスローな約一名。静かに時の流れにまどろんでおります。

Rimg0015


 地味に地道にゆったりとした気持ちを持つことで、仕事は丁寧に出来る。

丁寧にするには、あわてずさわがず、静かに余裕を持つことしかありませんね。

時間に追われていては、丁寧からは遠ざかるばかり。今日はこれ、明日はこれ。

自分の持ち時間は余裕を持つと、自在に伸びたりもします。

 個人の視点で淡々と、を「個視淡々」ということにして、本日の座右の銘とす。

Rimg0019

 造語でもなんでもいいんです。その日その一日でなにかテーマがあれば。

行雲流水は、ただ流されるだけでは、字義に反するから。では、よい週中を。

小分けの、居職

 これほどまでに、というくらいの雨模様。仕事場の紙資料がふやけて増量したかのよう。

屋根のソーラーも休業中。光が射さないことには、空気もよくは回りませぬ。

週末の晴れ間を待って、しばし辛抱。止まない雨はなし。

Rimg0005


 カラッとしたカナリアイエロー。彼の地のピッチで舞う侍蒼へエールを送ろう。

Rimg0005_2


 引き継いだ仕事も一巡して、これからは自分なりにペース配分し、先を見据えること。

ありがたいことに、より仕事量をいただいて、さてさてどうしよう。

ひとまず仕事山を小分けにして、こなす分量を把握しよう。そう思い立って、やっぱり一日。

 デジタルの時代になっても地図やら図面やらは、紙の束になって「かさ」が見えないと、

アナログの身体が「身を持って」反応しないものですね。分厚くなったファイルを横目にして

ようやく人心地。梅雨時だから、焦ってばたばたするのもみっともない。

自分の声は、自分が一番よく聴いているもの。ココロ静かにマイペースにて。

Rimg0021

 いつもココロに青空を。行雲流水、こだわらず。湿気ないココロに潤いを。

スタンドアローン

 蒸し暑さが日毎に増して、ふと蝉の声を聴きたくなるような、微妙な感覚の朝です。

うつくしいシルエットの佇まい。すこしでも見習って涼しげに現場に出かけます。

Rimg0009


 日々是平凡でなにげない毎日が過ぎていきます。ひとり、なにに寄り掛かるでもなく、

すっと立つ。それが出来れば、いい一日が始まりますね。

Rimg0001


 これでいいのだろうか。と、悩むでもなく、でもどこかひっかかりながらココロを起こす。

なにかに寄り掛かれれば楽にはなりますが、その場しのぎであれば、本当の楽ではない。

ひとりで立つのって、楽じゃない時も時々あります。

Rimg0010


 そんなとき、友人から届く言葉。ひとりで立っている、なんて思っていても

どこかで支えられていたり、思い出されていたり、見てくれていたりするもんです。

Rimg0006

 海の家が建ち始めると、梅雨が間近い鎌倉。気持ちはさわやかに。

Rimg0004

 たくさんのペイントを空にむけまき散らすと

山下達郎さんのフレーズをリフレインしながら、晴れた陽射しの中へ。行ってきまっせ。




より以前の記事一覧

2018年10月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31